ふうかのボードゲーム日記

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・星界の戦い
 Battle Beyond Space(Z-man:2012)


星界の戦い
宇宙を駆け巡る熱い戦い!という、そのまんまのゲームで、他の種族をひたすら倒して中央の小惑星周りのポイントに陣取るゲームです。
いたるさん・トド吉・侍・私の4人でプレイ。

このゲーム、まず箱絵が何とも言えない雰囲気を出している。
箱絵
※BGGより拝借
そして無駄に大箱。
広いボードは広い宇宙。
ボードの四隅からそれぞれ出発してきます。
持っているのは小さい戦闘機3部隊と母艦が2艦。
私が担当した種族はなんですが、もうカブトガニかって感じの何ともいえない形。
適当に種族を選んだので艦の形まで見てなかった・・・orz

手番がきたらまずカード公開。移動に関することが書かれています。
戦闘機は6機全部で1部隊なので、移動も部隊で移動します。
そして、移動が終わったら一斉射撃。
範囲内の戦闘機を撃ち落していきます。
そして、部隊を方向転換させ、次に母艦が移動もしくは方向転換します。
使った分、新しいカードを補充して終了。
とても簡単です。簡単なのは手順だけで、実際は戦闘機の動かし方が難しいという。
ただし、戦闘機はまっすぐにしか飛べません。

まずは移動。
最初は6機いるので、ぞろぞろと前進していきます。
そして一斉射撃。
思いっきりなりきって「撃てー!」とか言いながら、範囲内にいる戦闘機をばたばたとおとしていきます。
何とも気分がいいw
問題はその後の母艦移動。
戦闘機の2倍の大きさがあるので、方向転換に失敗すると自分の戦闘機をつぶすことに・・・
でも戦闘機で母艦を守るのは必須なわけで。

そのうち、遥か反対側でトド吉と侍の撃ちあいがはじまり、それがいたるさんのところに飛び火して・・・といった感じで宇宙大戦争。
前ばかり気にしていたら、横から攻撃されて戦闘機墜落。
6機いた部隊もあっという間に2機とかに。
撃ち落した敵戦闘機や母艦は勝利点になるのです。
それとは別に勝利点をもらえるのが、中央の小惑星周りのポイント。
激突しないように、うまく外周に戦闘機をのせていられたら2点。
これが大きい。
終盤間際まで散々撃ち合って減らしておいて、あとはいかに撃ち落されずヘクスの上に戦闘機をのせるか。
護衛には母艦。
母艦は2回攻撃を受けないと堕ちないので、戦闘機より耐久があります。
とはいえ、あっちからもこっちからも撃たれたら堕ちるわけでw

あまりに撃ち合っていたせいで、誰もが戦闘機の残数がない状態にw
しかも母艦まで堕ちていた侍は、戦闘機1機しか残ってない。
そりゃ無理だwww
ちょろちょろと逃げ回っていた私の戦闘機がヘクスに到着する頃、後ろからトド吉に撃ち落され、空いたヘクスにいたるさん着席。
それをまた撃ち落して・・・と繰り返して、最後の最後まで残れたのは、私といたるさんの戦闘機のみ。
終わってみたら、それまでに撃ち落していた戦闘機分でトド吉がかなり得点を獲得していたものの、いたるさんの勝利で終了。

何ともばかばかしくて楽しいゲームでした。
艦隊運用は難しい。
こんなに撃ち合ってばかりというか、撃ち合うしかないゲームも昨今では珍しい。
逆に箱絵通りのイメージで清々しい気持ちになれますw
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・アトランティス・ライジング
 Atlantis Rising(Z-man:2012)


アトランティスライジング
島が沈む前に、協力して10個のパーツを集めて脱出するゲームです。
トド吉・COQさん・侍・私の4人でプレイ。

不思議な形をした組み立てるボード。
見てわかる通り、森林や都市になぜか図書館など。
各プレイヤーはそれぞれキャラクターを持ちます。今回はランダム。
このキャラクターの特性を生かしたプレイをすれば、島から脱出できるはず・・・でした(過去形)。
今回の難易度は「普通」です。4段階あるので、良さそうなところから試すのが吉です。
各ターンの流れとしては、まずアトランティス人の配置。
自分のコマをやりたいアクションのところへ配置していきます。
次に災厄カードを処理し、生産アクションで生産できるものを生産します。
そして恐怖のアテナイ人の襲撃があり、パーツの建造をすれば1ターン終了。
アトランティスが水没するか、プレイヤーが脱出するかのどちらかになるまで続けていきます。

まずはコマ配置。
「私は人を増やす」
「森林で生産しようかな」
「神秘のエネルギーを」
それぞれ自分のキャラクターの特性を生かせる場所を選びます。
いや、選ぶべきだと思います。
そして、災厄カード。これが最凶で、とにかく沈みます。
おだやかな海なんて時は少なくて、もっとひどいのが逆らえない時。
島の端は効率良く生産が出来るんですが、あっという間に沈んでしまう可能性のほうが高いわけです。
そこで神秘のエネルギー。水没を避けることが出来ます。
アテナイ人も凶悪でした。
今回、ダイスの出目が良すぎて、数字の高い目ばかり。
「アテナイ人きたよー。そーれ」
「うわ!5!」
「無理!」
「沈んだ!」
負けた場合、アテナイ人とアトランティス人の差分だけタイルが水没するのです。

図書館で手に入れたカードを駆使して、何とか水没をまぬがれようと必死。
パーツを構造していくのはトド吉の役目。キャラクター的に。
その材料を森林や丘陵で集めているわけで、沈んだら一大事。
私も序盤はコマがあったので、生産に参加して1つだけパーツを作ってみました。
何のパーツかといえば、脱出するための「コズミック・ゲート」を作るパーツです。

中盤になり、私のキャラクターがヒーローだったので、特殊能力を生かして毎ターン襲撃に備えるだけの人に。
ここからが常につまらない展開に。
他の人たちはきゃーきゃー楽しそうに沈んだりしてるけど、私といえば全コマがアテナイ人の襲撃にいってるので、他のアクションが出来ないという。
それもそのはず。
アテナイ人、最初は0なんですが中盤の3以降補正が+5、+8、+12なのです。
12のために、勇気トークンを装備して待機。
でもさすがに心が折れそうになります(苦笑
コマの配置の時にも
「アテナイ人に備えてきまーす」といって、どーんと自分のコマ全部と勇気トークン置くだけ。
さみしい・・・w
そんな時、神秘トークンを持つ侍が、なぜか人を増やしに。
そしてブーイングw
「いまさら?」
「いや、もう沈むし」
「神秘トークン集めにいくべきでしょう」
散々な言われ様w
まぁ、キャラクターに合った行動をするのは基本なので仕方ないです。

最後まで抵抗するも、結局島は沈んでしまい失敗で終了。
あと少しだったのも含めて、難易度「宇宙的」ってどのくらいなんだろうと。
しかもその上があります。
正直いって、見てるのは確かに楽しかった。
でもずっとアテナイ人に備えてからは、仲間に入ってなくてつまらなかったです。
島を守ったには違いないんだけどw
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・バロウズ
 Burrows(Z-man Gmaes:2010)


バロウズ
タイルをつなげてホリネズミの飼育地をつくり、観光客からの苦情を避けるゲームです。
おのさん・トド吉・私の3人でプレイ。

観光客がホリネズミ目当てでやってくるのにあわせ、自分の飼育地で観光客が目的としてるホリネズミを飼育しなければ苦情がきます。
この苦情を出来るだけ少なくすべての観光客を満足させるのが目的。
ツアーの日程はゲーム開始時に決まっているので、それを意識しつつ、ホリネズミの飼育地を広げていきます。
ゲームスタート時に受け取るプレイヤーボードには、2匹(2色)のホリネズミが描かれています。
ここにホリネズミのコマを置いてゲームスタート。

飼育地はタイルをつなげることで広げていきます。
タイルには巣穴をつなぐトンネルとホリネズミの巣、そして観光客が1マス進むマークが描かれています。
トンネルをつなげていき、他の人より長くつなげて両端に巣をつけることで完成。
この時、観光客が進むマークがあれば、バスが1歩進みます。
これが到着すると得点計算というか、観光客の不満度チェックになるわけです。
ホリネズミのコマは各色2個ずつなので、3人プレイだと誰か1人が飼育できなくて、その時その色のホリネズミ目当てできた観光客からブーイングされるという感じです。
それを回避するには、今ホリネズミを飼育している人より大きい巣穴を作ることで、ホリネズミがやってくるのです。
仁義なきホリネズミの取り合い。
最初の2ラウンドは観光客がこないので、その間に3ラウンド目に来る観光客に備えます。
どうやら紫のホリネズミを見にくるらしい。
でも4ラウンド目は赤とオレンジ。
それを見越して、タイルをキープしておくこともできます。
とはいえ、序盤はまずホリネズミを巣穴に置かなくては!ということで、せっせとトンネルつなげてホリネズミを配置。
誰かが配置してしまうと、その長さを上回らなければいけないので、さっさと配置w
それと同時にオレンジの巣穴もつくってホリネズミも呼ぶ。
そして、観光客が進んでくるマークがついているタイルを率先して配置し、他の人に観光客の不満を受け取ってもらう。
うん。いい調子。
おのさんとトド吉がもたついている間に、作れるだけの長さで巣穴を完成させ、ホリネズミを3色とも置くことができ、最初の苦情は回避。
特に6以上の巣穴が作れると、当分はホリネズミを奪われないので安心。
その間にも、他の2人はホリネズミの取り合いをしてましたw

序盤から中盤まで、正直「そんなに苦しくないな」なんて思っていました。
いや、思っていた時もありました。
きつかったのは後半。
タイルの出方にもよりますが、トンネル部分ばかりで巣穴がない。
あっても欲しい色じゃないという。
どんどんつながっていくトンネル。閉じたいけど閉じれない。
そうこうしてるうちに観光客がやってくる。
3色とも揃えるのは無理とわかり、とりあえず2色だけでも!と大きな巣穴完成。
後半になると、観光客の不満度が多くなるので、たった1回の苦情が痛すぎるw
「ここで紫の巣穴がくればかてる!」なんて叫んでも、場に出てくるのはトンネルだけとか。
出ているタイルすべてが、観光客がやってくるマークがついていて、頼みもしないのに来てしまうという、割と非情な展開に。
序盤ののんびりしたイメージが吹き飛びますw

最終の観光客がやってきたことで、間に合わなかった色の不満を受け取ることになったけれど、ぎりぎり1点差で不満が少なかった私の勝利。
タイル運も大切だけど、タイミングも大切。
自分が有利な時は観光客に来てもらいたいし、でももう少し待って!と思う時は他の人が観光客を来させてしまうし。
見た目の派手さはないけれど、手軽なのに面白いゲームでした。
プレイ時間も30分程度とあっさりした感じだし、かなり好印象です。
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・銀河帝国の興隆
 Ascending Empires(Z-man:2011)


銀河帝国の興隆
銀河の星々を領地化し、研究施設などを作り勝利点を獲得していくゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

宇宙を航行して惑星を植民地化したり、資源を回収したりしていきます。
時には他の宇宙船を撃墜したり(w
ただ宇宙船を動かせばいいものではなく、それぞれテクノロジーのレベルを上げていくと効果的。
宇宙船を動かすときは自分の指だけが頼り。そう。なんとおはじきゲーム。
宇宙船を指で弾いて動かしていきます。
これが意外と難しい。
弱すぎてもまったく進まず、強すぎるとボード外へ飛び出してしまうという。
惑星はランダム配置されている上、クローズです。
実際に行ってみないと、どの資源が産出されているのかわかりません。

ところがゲームがはじまってみると、私が見つけた星はスカ多し。
欲しい資源の星がなかなか見つからず、仕方なく手に入れた星でせっせと植民地化。
向かい側を見たら、トド吉が見つける星はどれもおいしい(そう見えるだけ)。
いつまでたっても手に入れられないグレーの星もトド吉の目の前に。
今から行くには遠すぎるけれど、放置しておけばトド吉にとられてしまう。
そんな迷いはあったけれど、最終的に勝てばいいのだから、目の前の星のレベルを上げることに専念。
油断していると、支配権を奪われかねないので、何となく距離を置きながらお互いに警戒。
終盤になって、どうしてもトド吉には惑星を取られたくないと思っていたら、ふとあることに気付く。

取られたくないなら 壊れてしまえ 宇宙船

そう。留守にしている間に惑星を乗っ取られるくらいなら、離れたところから特攻すればいいのです。
トド吉の宇宙船めがけて、思い切り指ではじき、見事撃破wwww

「うわー!おれの宇宙船がー!」

と悲鳴を上げるトド吉を放置して、ゲーム終了w
もっとも宇宙船の特攻は、終盤だから出来ることかと。
作るのが大変なのに、序盤で壊れるのはたまらないですから。
自分の宇宙船も壊れてしまうので諸刃の剣ではあるんですが、この時はかなりの効果がありました。
2人だとレベル上げ勝負になりますし、ボード上が少しさみしいです。
4人までプレイ可能なので、もっとボード上を賑やかにして、一触即発ぐらいのほうが楽しいかもしれませんw

このゲーム、開封してまずはシール貼りをやるんですが注意点があります。
すでに周知の事実だと思いますがメモ書き程度に。
これはHJ仕入れの物ですが、告知があった通りシールが2組入ってます。
でもコマに貼るのは1組だけで、絶対に両面に貼ってはいけません。
もう1つ気をつけたいのが、プレイヤーカードの和訳が入ってません。
事前にDLしてプリントアウトしておかないと、ゲームを進めにくいです。
プレイヤーボードの和訳(※リンク先はpdfです)
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・パレンケ
 Palenque(Z-Man Games:2011)


パレンケ
ユカタン半島に神殿を建てたり、国境をかえたりしつつ、資源を支配していくゲームです。
いたるさん・トド吉・侍・私の4人でプレイ。

広いボードは細かく切られていて、初期配置で国境マーカーが置かれています。
ここに自分の支配マーカーを置くことで、王国内での得点を獲得していきます。
王国内で一番多くのマーカーを置いてる人が、色に関係なく置かれているマーカーの数だけ得点に。
2位の人は1位の人の半分が得点になります。
単独だったら、1位と2位の両方の得点を1人でもらえるのでさらにおいしい。

手番がきたら、山札からカードを引きます。
そして、手札から1枚カードを出して、アクションポイントを使ってアクションを実行します。
使えるアクションポイントは3AP。
出したカードと同じ色で、自分がすでに配置しているマーカーの隣接に置くなら1AP。
今配置したマーカーの隣接で同じ色のマスにさらに配置したり、APを使って自分のマーカーを増やしていきます。
もちろん、配置してあるマーカーを入れ替えたり、国境を押したりも出来ます。
神殿を建てるのは3AP使うし、国境に接していてはダメだったり、制限がきついです。

こういうゲームが苦手なのはいつものこと。
序盤からみんな得点を獲得しているというのに、私はぶっちぎりのビリw
このゲーム、1位がいっぱいマーカーを置いている王国に、こっそり少ない数で2位に入るのがおいしい。
それをいやがって単独で支配したいから、国境を押す。
マーカーがいっぱいあって、おいしそうな王国があったり、気付かれないようにこっそり入り込む。
ビリの私がやることは、神殿を建てる場所の確保。
幸い、みんなあっちの方でわいわいと賑やかに王国をつくっていたので、こっそりと(見えてるけどw)国境を動かし、神殿建設予定地をつくって、神殿をつくる機会をうかがうw
国境に接しない、ボードの端と接しないというのは、かなり難しかったりします。
それを邪魔するのに国境を動かされるのだから、難しいのは当たり前。
そこはビリパワー炸裂で「こっちにこないでー」というお情けで、ようやく1個神殿が建ちました。
でもマーカー2個分にしかならないというw

4回目の得点計算後、マーカーをすべて配置したという終了フラグがたち、いたるさんの勝利で終了。
気付くと違う色のマーカーが王国内にあったり、よく見たら微妙に資源の色が違っていたりと、賑やかに遊びました。
神殿を建てるメリットをあまり感じなかったけれど、見た目的にはあったほうが王国って感じです。
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・ダークミニオンズ
 Dark Minions(Z-man:2011)


ダークミニオンズ
邪悪の軍団を率いて街を征服して、征服点を獲得していくです。
トド吉・COQさん・侍・私の4人でプレイ。

パッケージを見た時にゾンビかと思って避けていたゲーム。
実際は「邪悪の軍団」ということで、目にも優しい仕様(?)になってます。
基本的には、ダイスを振って街を攻撃して、タイルを獲得していきます。
タイルには征服した時に得られる征服点と必要な手下コマの数などが描かれています。
ダイスを振るだけでなく、自分の手下コマを街タイル上で最多にする必要があるのです。
しかも手下は使ったら死亡して墓場に行ってしまいます。
そんな手下コマを復活させるのが、街タイルに描かれている髑髏マーク。
髑髏のタイルの枚数によって、墓場から手下を回収できるのです。
ダイス目を使って回収することも可能。

街に置かれている塔タイルを集めることで、自分のレベルが上がり、使えるダイスの種類が増えていきます。
最初は全員黒ダイス(1個は白を使うことができる)なんですが、レベルが上がると赤ダイスが使えるようになります。
数字の分配が違うので、より数字の大きい都市が攻撃可能に。
さらに今回は全部のせということで、上級ルールのオーバーロードも使うことに。
コストを払い続ける限り使える便利キャラクター。
でもコストが払えなくなった時に消える使い捨てキャラクターw

まずダイスを振る。
そして、出た目でダイスを何に使うか考えて、手下コマを配置する。
ということで、スタートと同時にレベルアップに走るトド吉。
それを見ていて、とりあえずレベルアップしておけば間違いないと思い込み、後を追いかけるようにレベルアップを目指す私。
レベルアップするには塔が必要。
しかも4、5、6の3個セットが必要なので、街に置かれているうちしか獲得できません。
なくなってしまえば、誰かが街を征服して、新しい街が出てくるのを待たなければいけないという。
なので、とりあえず塔狙い。ダイス目がいまいちだったら街に手下を配置という方向に。
おかげですんなりレベルを上げ続けることができました。
でもこれは、私の前手番であるCOQさんが街をがんがん征服していったおかげという噂も。
4人なのでみんなで塔を取っていくと、街から塔が枯渇してしまうのです。
まぁ、それもあるので急いで塔を取りにいくわけですがw
街タイルに描かれている征服点も、ゲームが進むにつれ多くなってきます。
その分、手下を大勢引き連れていかないと征服できないというw

ダイス目と同じ数の手下を置いていき、街タイルに描かれた必要な手下の数になると自動的に征服。
この時、最多で手下を置いた人がタイルを持ち帰れます。
タイルには手下を復活させることができる髑髏マーク。
ただし、2番目だったら2征服点、その街を陥落させた人は1征服点がもらえます。
なので、手下をどのくらい使うか、というより、最後に部下3つを引き連れて陥落させても1勝利点。
最多を目指している人は、特に後半になると10超えの手下を置いていることを考えれば、とってもお得な1征服点。
レベルアップが終わってしまえば、こういう小さい征服点がとても重要になってきたりw
しかも常に考えてるのが、手下コマの置き方。
髑髏マークの出番は割とすぐにやってきて、墓場から手下コマのほぼ全部回収するには3枚欲しい。
ということで、ためこんで一気に回収。
ダイス目を割り振るのがもったいない気がしちゃうんですよねぇ。
戻ってきても街タイルに置く時にやっぱり悩む。
自分が3個置くことで、次の人が征服させることができるけど、自分はそれじゃ3番でおいしくない。
そんなことを真剣に考えはじめるので、なかなか陥落させることが出来なくなる後半。
もっとも使う部下の数も多くなっているので、墓場から戻ってこないことには何もできないこともあったり。
髑髏タイルは街を征服しないともらえないので、ダイスを墓場に割り振るから、余計に征服しにくい。
ある程度やることが終わってしまうと、かなりわくわく感が減ってしまったのは、手下をどのタイミングで街に送り込むかで悩んでしまったからかも。
みんな征服点欲しいからw

ゲーム終了間際、COQさんがもうすぐ40点じゃない?的な流れになり、みんなで街を陥落させないよう妨害(w)
しているのを眺めていました。
だって部下コマが少なくて、どう考えてもオウンゴールなんだもの。

「あれ?ふうかさん40点いってない?」

夢中すぎて、得点をまったく気にしてなくて、いつの間にか40点越えていたという。
レベルを上げることでも征服点がもらえることに気付いてなかったというオチ。
私が一番「邪悪」なプレイヤーとして勝利しました。

序盤は髑髏タイル欲しさに街を征服してタイルを集めたけれど、上手に2位を取ることが一番効率がいいんじゃないか?と思えてくる不思議。
少ない手下で2征服点取れるのは、やっぱり大きいと思うのです。
街タイルは手下コマ19個集まって、最多なら6点とかなので、先が長いw
とはいえ、ダイス目が言うことをきいてくれれば、もっとたくさんの手下コマを送り込めるはず。
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3

・アンダーマイニング
 Undermining(Z-Man Games:2011)


アンダーマイニング
万能採掘車(UMV)を使い資源を採掘して、得点(スターバック)を獲得していくゲームです。
トド吉・COQさん・侍・私の4人でプレイ。

各自、自分のUMVを持ったらゲームスタート。
広いボードは採掘する場所の断面図。一番地表に近い場所は硬い石で覆われています。
手番がきたら3APでアクションを実行していくだけ。
このアクション数もUMVを強化することで増やせたりしますが、最初のうちは全員3AP。
アクションは同じものを複数回選択できるので、自由度は高めです。
掘削したりUMVを移動させたりして資源を集めていくんですが、自分のUMVに載せられる資源の数は貨物ベイの数で限りがあります。
これも装備を強化することで増やすことは出来るんですが、とりあえず2個は積み込めます。
積み込んだだけではまだ使えず、地表にある精製所へ行くことで、貨物ベイにある資源を一気に荷揚げすることができます。
荷揚げした資源を使って、自分のUMVの装備を強化したり、契約を実行してスターバックを獲得したりします。
最終的に装備もスターバックが得られるので、無駄な装備はない感じです。
これを繰り返していくだけなので、そんなに難しくないルールです。

スタートプレイヤーのトド吉がいざ出陣!とばかりに、硬い石を掘削。
硬い石はまず砕いてその後ようやく除去できるので、APを無駄に使います。
スタートプレイヤーの使命です、たぶんw
その後、わらわらと潜っていくUMV。
2個しか貨物ベイに載せられないので、早々に戻ってきて装備を強化するトド吉。
私とCOQさんはスターバックの取得へ。
後手番だったのでバッテリーキューブをもらっていたので、それも使ってアクションを多く実行したり。
もったいないと保管していてもいいことはないので。
序盤はトド吉と私、COQさんと侍という組み合わせで、何となく左右に分かれていく。
ところが、あっち側(?)にいたはずの侍が、今度はこっちへやってくる。

「ちょっ!邪魔だからあっちへ戻れ!」
「なっ!」
「こっち来るなよー」

その間にもCOQさんはのびのび掘削w
そしてトド吉と侍という壁が出来てしまい、どうにも動けなくなる私。
そうこうしてるうちに、浅い部分の資源は掘りつくされ、どんどん深い層へ向かってUMVを動かしていくと、ポータルが使用できることに。
これが使えれば、地表から一気に来れたり、一気に地表へ出ることが出来ます。
が、今度はこのポータルの取り合いに。
なんていうか、甘いものにむらがるアリ状態w
広いボードなのに4人で混戦。
半分から向こう側は硬い石のところで掘削をやめてしまったので、そりゃ混戦するだろうと。
こうなると資源の減りが早いw
のんびりしてると、手番が来るたび周りには何もなくて、UMVを移動させるだけで終わってしまう。
そんな時の便利アイテム、異性人の技術カード。
移動歩数を増やしてくれたり強い効果だけれど、一度きりの効果なので使うタイミング大切。

ゲームは早々に移動歩数を増やしていたトド吉と、高い数字のスターバックをどんどん手に入れたCOQさんの同点勝利。
同点の場合は、3mの穴掘りをして早かったほうが勝者ということで、今回は同点勝利ということにしました。
トップの2人には9点差つけられたけれど、侍には勝ったのでよしということでw
プレイ時間も30分程度で、邪魔し合ったりUMVを強化したりと、楽しいゲームでした。


・アンダーマイニング:高円寺0分すごろくや
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