ふうかのボードゲーム日記

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・スコヴィル
 Scoville(Tasty Minstrel Games:2014)


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辛いトウガラシこそが最高だと信じる町を舞台に、トウガラシを交配して、より辛いトウガラシをつくっていくゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

広いボード中央にある畑。
切り込みが入っていて、トウガラシコマがちゃんと入るつくりになっています。
ゲームは、市場カードやレシピを達成して得点を獲得していきます。
まずはプレイ順の競りをし、プレイ順が決まったら、早速植え付けます。
そして収穫をしますが、収穫はプレイ順が逆順になります。
畑のあぜ道を使い、自分の農夫を3歩まで移動して、左右のトウガラシで交配です。
次に市場カードやレシピを達成していれば達成し、売りたいトウガラシがあれば売却。
最後に時間移動のチェックをして、次ラウンドへ進みます。
これを繰り返し、市場カードがプレイヤー以下の枚数になったら午後になります。
午後の時点で市場カードもしくはレシピがプレイヤー以下の枚数になっていれば、ラウンドを最後までやりゲーム終了です。
その他、ほとんどないであろう終了条件も書かれていました。
午前の時点でレシピカードがプレイヤー以下の枚数なら、もう1ラウンドやり、午後はやらずにゲーム終了。
午後の時点で、市場カードとレシピの両方が、プレイヤー以下の枚数だったら即終了です。

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・スカイライン
 Skyline(Tasty Minstrel Games:2012)


スカイライン

ダイスを振って、出目を使ってビルを建築して得点を獲得するゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

ダイスは3種類。
地上階・上層階・頂上階です。
このうち好きなダイス3個を資材置き場から使うか、廃棄地区にある全部のダイスを使うか選びます。
そして、出たダイス目でビルをつくっていく手軽なダイスゲーム。
紫の低層ビルはすぐ出来上がるけど点数が低く、オレンジ色の高層ビルは点数が高いけれど頂上までのらないと出来上がらないという。
難しいルールはないので、ちょっとした時間に遊べます。
最終的に建築したビルの得点を競い合うけれど、9ラウンドか誰かがダイス6個の高層ビルを完成させてしまうとゲーム終了です。
様子を見ながらビル建築を楽しんでいきます。

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・空と蒸気の王
 Kings of Air and Steam(Tasty Minstrel Games:2013)


空と蒸気の王

飛行船と鉄道を使い、必要としている都市へ物資を供給することで得点を獲得するゲームです。
トド吉・COQさん・侍・私の4人でプレイ。

組み立てたボード上を走り回るのは主に飛行船。
そして、飛行船で物資を手に入れ自分の倉庫まで運びます。
倉庫から必要とする都市へ運ぶのは鉄道の役目。
鉄道も飛行船も性能をUPすることで、移動歩数が増えたり積載量が増えたりします。
飛行船が移動するために、移動計画を立てます。
4枚のカードをセットし、カードには移動歩数だけでなくプレイ順を決めるアルファベットも書かれています。
物資の価格は変動するので、その都度高いものに人気が集まるだけでなく、都市は2回運ぶともう必要としなくなります。
そのあたりを計算しながら、より効果的にお金を稼いで得点にしていきます。

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・ベルフォート
 Belfort(Tasty Minstrel Games:2012)


ベルフォート
ベルフォートの建築をするために、資源を集めノームを雇ったりしながら、得点を獲得していくゲームです。
トド吉・侍・私の3人でプレイ。

中央には五角形に組み立てるボード。これがベルフォートという都市内部です。
得点計算しやすいように(?)ボードがケーキカットになってます。
分かれているのが地区になっていて、得点はこの地区により自分のコマを配置していることで獲得できます。
コマを配置するということは、ボードに描かれている建物を建築するんですが、もちろん材料が必要です。
そして材料だけではなく、カードも必要になっています。
カードを出して必要な材料を使うことで、やっと街の建物に自分のコマを置くことができるわけです。

手順としては覚えやすくて、まず自分の労働者コマを置いていきます。
この労働者コマたちが、資材やカードを取ってきてくれます。
最初は全員同じ個数なんですが、採用係に置けば置いたコマ(ドワーフかエルフ)を1個増やせます。
今回は3人プレイだったので先着1名様。
もちろん、ここが一番の競争率だったのは言うまでもなく・・・w
効果を使いたいギルドに置いたり、自分が建てた建物カードの効果を実行したり、出来ることは限られています。
もちろん、プレイ順を取ることもできるし、お金を1金手に入れることもできます。
コマは絶対に残してはいけないので、パスをする場合は否応なしに資材置き場へ直行。
全員が置いたら収集していきます。
順番にやっていくんですが、最後の資材置き場が熱い戦いに。
置いている個数が単独で多ければ資材を1つ余計にもらえるのです。
でも引き分けなら増えない。
しかもドワーフやエルフにはマスターと呼ばれる2個分で数えるコマもあるのです。
数比べの時はマスターが2個分で勝ったとしても、資材をもらえるのはあくまでコマ1個につき1個。
この資材を使って建物を建てる前に、税金の支払と収入があります。
最初のラウンドは建物がまだ建ってないので、当然収入は0。
ただし、税金も0なので安心w
収入は建物カードに描かれている金額ですが、税金は自分の今の得点次第。
得点トラックには、ここからここまでは税金がいくらですと表示されています。

税金を泣きながら払い終われば、やっとアクションを実行していけます。
アクションといっても、ほとんどは建物を建てることになりますがw
ここでギルドに置いた労働者が活躍します。
ここで活躍なので、資材置き場で負けても、ギルド効果で資材を手に入れることが可能だったりします。
ただし、使うにはお金が必要だったりするので、労働者コマを置いていたとしても、発動できないことも・・・
税金が高くて空っぽの懐では無理なのです。
とはいえ、序盤の誰も建ててないギルドなら考えなく使えるんですが、中盤過ぎる頃には誰かのものになっていたりするので、所有者に使用料を払うことになります。
それがいやで使わないこともw
建築カードもここで手に入れることが出来ますが、カードのいらない市壁やギルドの建築もあります。

一見すると、そんなに複雑なところもないし順序良くプレイしていく感じなので、難易度は低めかな?と思ったら、すべてが見えているので、思わぬところで悩んでしまう長時間ゲームでした。
スタートプレイヤーを生かして、自分の労働者コマを増やしていくトド吉。
ギルドを使うことで、資材を手に入れ、その資材でギルドを所有していく侍。
とりあえず、少ない資材で建築をして、市壁などお得感がありそうな建物を建てていく私。
他の人が建てている建物が良く見えてしまうのは仕方がないことと思っても、やっぱり収入がないのがきつい。
カードを使って建てれば、その分収入に結びついてくるわけで。
そんな中、トド吉と侍がある程度労働者を増やし終わったのを見計らって、ようやく自分の労働者コマを増やしてみる。
1個増やすことの大きさを実感。
建物を建てても鍵がかかっていたりするので、ノームを雇わなきゃいけないけれど、そこにお金を使うなら違うところにまわしたいという、胃がきりきりしそうな配分を考えなければいけないという。
しかも私が建てた建物は得点にはなっても収入がないという。
3人プレイでボードが広かったこともあり、他の人の建物がないので、得点計算で得点が入ってきてしまう。
でも収入は増えない。
なんだろう、このどうにもならない感w
そのうち、トド吉があちこちに建物を分散してきたのを見て、侍も同じ流れに。
ところがこの2人の取り合いがすごいので、そっとしておいて、自分だけのエリアをせっせと作って行く。
詰所で2つの区画を狙ったり、でも収入にはやっぱり結びつかなかったり。
税金が払えないと、得点を減らして払わなければいけないのです。
時にはそれがうれしいこともあるけれど、所持しているお金を全部払った上なので、結局アクションで使えるお金がなくなるというw

ゲーム中、得点計算は3回。
トド吉が上手に建物を分散していた効果で走り出すと、もう止められない。
うまく2位の得点を数多く獲得していたというのが良かったみたいです。
出来るだけ地区でトップを取らせないようにしたいけれど、資材が足りない。
侍は同じ区画にいっぱい建てすぎて(というより、トド吉と最後までやりあってた)、結局大きな得点に結びつかず。
むしろ、いっぱい建てても2位の得点しかもらえないというのは、どう考えてもコストに見合わないような。
その他に労働者コマの数でも得点が入るんですが、そこはみんな似たり寄ったり。
結局トド吉に追いつくことができず、トド吉の勝利で終了。

隠れてる情報が他の人が持っている手札というか建物カードだけで、他が見えすぎです。
だから、どうしても悩んでしまうし考えなければいけないので時間もかかります。
考える時間を決めておかないと、いつまでも考えていられるゲームだと思いました。
あれもこれも、でもあれが足りないこれが足りない、あの人はあれだから・・・なんて気になってしまうゲームだったのでw
ただ、3人プレイだったからか、序盤で差がついてしまうと逆転は難しい印象でした。
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