ふうかのボードゲーム日記

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・アンタークティカ:南極大陸
 Antarctica(Argentum Verlag:2015)


アンタークティカ

南極大陸に研究所を建設して資源を採掘し、得点を獲得するゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

ボードは南極大陸、中央には研究トラックが描かれています。
南極大陸は8つの区画に分かれていて、各区画には船・建物・研究所を置くためのスペースが描かれています。
今回は2人プレイなので、封鎖して使えない区画があります。
ゲームは太陽の移動と共に始まり、太陽が移動した先の船置き場を見て、最も太陽に近い船の持ち主が手番を実行します。
手番になったら、まず自分の船を他の区画に移動させ、建物を建てる・船をつくる・科学者を雇う・研究トラックを進める・何もしないのどれか1つを選んで実行します。
ただし、アクションには実行するには必要な建物と自分のストックに研究者があることが前提。
建物を建てるには、場に並ぶカードを選び、条件を満たしていたら建てることが出来ます。
船をつくるには、造船所の船を置くためのスペースが空いているなら、つくることが出来ます。
科学者を雇うにはキャンプが必要、研究トラックを進めるなら研究所が必要です。
これを繰り返し、誰かの研究者がすべてボード上に置かれる、または建物カードの山が尽きたら即終了。
区画での得点、研究トラックの得点、カードの得点、捨てられた資源の得点を合計し、一番高い人が勝者となります。

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・エル・ガウチョ
 El Gauch(Argentum:2014)


エル・ガウチョ

牧場を舞台に、ダイスを使って牛を集めていくゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

ボードには、ダイスを置くフェンスで囲まれた場所、牛が並ぶ牧草地、自分のガウチョを置いて使うアクションスペースがあります。
ゲームは、牛タイルを種類別に集めて得点を獲得します。
まずスタートプレイヤーがダイスすべてを振り、手番がきたらダイスを2個取ってアクションを実行します。
出来るアクションは、牛タイルにガウチョを置く・アクションエリアにガウチョを置くのどちらか。
全員が手番を終えたらラウンド終了処理として、回収出来る牛タイルを回収してラウンド終了。
牛タイルは、同じ種類で左から右への昇順または降順で、これで群れとなります。
取った牛が群れに入れない場合、そこまでの群れを売却して、新しく群れをつくります。
牛タイルの山がなくなったラウンドの終了後、牛タイルの補充なしでもう1ラウンドやります。
そして、ダイスを使わない最終ラウンドをやったらゲーム終了。
手元に残った牛の群れをすべて売却し、一番お金を獲得した人が勝者となります。

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・雲南
 Yunnan(Argentum:2013)


雲南

茶商となり、地域に交易所や茶室を建てたりして収入を得ながら、得点を獲得していくゲームです。
いたるさん・トド吉・侍・私の4人でプレイ。

ゲームの詳しい紹介はこちらを参照→ 今日もプレイミス:【ゲーム紹介】雲南省(Yunnan)

このメーカーは割と地味な印象だけれど、なぜか好き。
前作「ならず者」が1対多のゲームでかなり面白かったので、今回も期待上々でプレイ。
ボードは大まかに2つに分かれていて、中央に手番順の表示場所。
手前側は競りフェイズで使う施設、奥側は行商で使う道程と村が描かれています。
まずは競りフェイズ。
自分のワーカーを金額が書かれているマスにおいていきます。
最安値は5金なんですが、それより高い金額に誰かが置けば追い出されます。
追い出されるのは5金と7金だけなので、どうしても欲しいなら9金以上に最初から置けばいいわけです。
でも最初はみんなお金がないので割と低レート。
ワーカーを増やしたり、銀行から収入をもらったりと出来ることが色々あるので、先を考えて安く置けるところを探します。
競りが終わればいよいよ行商です。
この時点でプレイ順が変わって、競りでは最後手番だった人からはじまります。
プレイ順がかなり重要で、先に行商に出ても後から来た人に追い出されることもしばしば。
そして、馬を先頭にワーカーを置き行商へ。
競りの時に交易所や茶室を選んでいれば、ここで建築するわけです。
そして最後に行商がいる土地に書かれた収入を得たらラウンド終了。
これを繰り返していって、誰かが80点以上になるか、置かれているプレゼントがなくなればゲーム終了です。

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・ならず者
 Desperados(Argentum:2012)


ならず者

開拓時代の西部を舞台に、保安官1人と他全員ならず者になり、それぞれ自分の勝利を目指すゲームです。
つなきさん・トド吉・侍・私の4人でプレイ。

今回、じゃんけんで誰が保安官をやるか決めました。
厳選なるじゃんけんの結果・・・私が保安官にw
といっても、保安官もならず者もやることは同じで目標が違うだけなので、説明はしやすいです。
5ターンの間に、ならず者たちは協力して、銀行や駅馬車を襲ってお金を集めていきます。
今回はならず者が3人なので、目標額は12000ドル。
保安官の私は、そんなならず者たちをあちこちで逮捕したり、シェリフを使って邪魔したりしていきます。
ならず者たちは相談できるので、横1列に並んで座ってもらい、反対側に保安官の私。
声を出して相談してもいいけれど、目の前で保安官が聞いてることに配慮しよう的なことが書かれています。
みんなでサインを決めたりしていて、なんだか楽しそうなならず者たち。
1人はちょっとさみしいですw

ゲームの流れとしては、まず保安官が動きます。
スケジュールが決まっている駅馬車を次の街に移動させ、シェリフを隣接している街へ移動。
ただし、移動は強制ではないので、移動しないも可能。
そして、保安官自身が移動です。
シェリフと同じ、隣接している街へ移動します。
移動先は保安官もならず者も秘密なので、裏向きで移動先の街のカードを出します。

これを踏まえて、ならず者たちが移動です。
もちろん移動先は秘密なので、カードを裏向きで自分の前に置きます。
ならず者たちは、各自1ターンに1回だけ、街のカジノでポーカーをしたり駅馬車を襲撃することが出来ます。
ただし、そういった行動を起こす場合、自分のディスクを対象の街に置かなければなりません。
もっとも保安官はすでに移動先を決めた後なので、それを見ながら私がにやにやする程度w
これを5回やり、最後にお互いの移動を判定していきます。

まずは最初のカードをオープン。
その街へ自分のコマを移動させていきます。
そして全員が動いたら次のカード・・・と5回やるんですが、途中で運悪く保安官に捕まってしまった場合、その時点でそのならず者は動けなくなります。
そして捕まった街のカードを保安官に没収され、その街には二度と入れなくなるというw
そして5番目の移動が終わったら、銀行襲撃チェック。

もし、その銀行に保安官がいれば捕まるのは当然として、シェリフがいると、シェリフ以上のならず者がいないと襲撃は成功しないのです。
そのために、保安官はシェリフをうまく動かさなければいけない・・・というのに気付いたのは2ターン目以降。
序盤で銀行を荒らされて、ようやく何となくひらめきました。

ならず者が3人だとしても、銀行にシェリフを置いておけばその数を上回るように人が集まるわけで。
それを見越して周辺の街を動き回り、途中でならず者を逮捕。
どんどんボードの端に追いやる形を取るも、序盤で取られた銀行分で保安官側の敗北で終了。
ルールブックにも、何回か遊べば保安官も慣れるよって書いてありますが、確かにその通りでした。

今回はならず者を4回ほど逮捕し、カードを4枚没収したのも大きかったらしく。
途中で侍が「あ!次の街のカードがないから入れない!」と悶絶してました。
侍が2回、トド吉も2回捕まった中、つなきさんは優秀なならず者で一度も捕まらず。
すれ違うことはあったけれど、捕まえることは出来ませんでした。
惜しかったw
ならず者たちは本当に楽しそうでした。
カジノのチップを手に入れては「おぉー!こんなにいいの!?」なんて、あきらかな嘘を言いながらにやにやしてたり、意味のわからない合言葉を言ってたり。
次はならず者で遊びたいところです。
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・コニーアイランド
 Coney Island(Argentum:2011)


コニーアイランド
立派な遊園地をつくって得点を獲得するゲームです。
おのさん・トド吉・私の3人でプレイ。

ボードは遊園地ですが、最初は何もありません。
四角にラインが引かれている区画にタイルを配置し、そを使ってアトラクションを配置していきます。
自分のボードにはそれぞれ従業員がいて、遊園地に配置することで収入を増やしたりできますが、アトラクションを配置する時には自分のボードに戻ってきます。
アトラクションには大きさがあり、大きければその分得点も高いけれど使う従業員の数も多いです。
もちろん、自分だけで得点を獲得するには、自分の従業員で数を揃えたいところだけど、そうはいかないところがこのゲーム。
もちろん、他のプレイヤーが割り込んできて、交互に配置していたりすると、得点をあげるのが惜しくなってきますw

今回は3人プレイということもあってか、いつまでたっても空き地のまま。
小さいアトラクションはすぐに建設できるけれど、得点も低いし、一番の問題がすぐに従業員が戻ってきてしまうところ。
かといって、1人だけポツンと従業員を配置しても、いつそこにアトラクションがたつのかわからない。
そこで夢は大きく、大きなアトラクションをこっそり建ててしまおう作戦。
まずはばらばらに従業員を配置して、出来るだけ収入を得る。
ところが収入ばかりに気を取られ、気付けばとてもアトラクションが建設できなそうな感じに。
しかも当然のように邪魔されるので、いかに早く建ててしまうか。
それをやると収入が減る。何というジレンマw
そんな中、おのさんが広告を出す作戦に。
これが意外に強くて、毎手番「新聞いただき!」とばかりに持っていく。
途中でキャラクタータイルを取り上げてみるも、追いつけるはずもなく断念。
やはりここは大きなアトラクションで一攫千金を!ということで、トド吉と取り合いにw
そして、見事なほどの足の引っ張り合いになり、そんな中順調に広告を出していたおのさんの勝利。
遊園地とはアトラクションより広告が大切ということを学びましたw

ボード上に広がるアトラクションを夢見ていたんですが、完成した遊園地は、とてもじゃないけど客がこなさそうな出来上がりにw
あっちを取ればこっちを取れず、取られたくないけど取ることも出来ない。
遊園地を作るというのは大変だということがわかりましたw
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・サンタ・ティメア号
Santa Timea(Argentum:2009)


サンタ・ティメア号
風力カードを出来るだけ取らないようにするカードゲームです。
トド吉・侍・私の3人でプレイ。

以前プレイした時は、いまいち面白さがわからなかったので再戦。
場には風力カードが3枚オープンにされています。
一番端から取り合いをしていくので、次のトリックではどのカードになるのかわかります。
プレイするトリックは12回。
この取り合う風力カードに描かれている数字が自分の船のダメージなので、出来るだけ取らないほうがいいのです。
もし取ってしまったら、同じ色の風力カードを数字順に1、2、3と集められれば、相殺でダメージは0になります。
出来るだけ取らない、取ってしまったら同じ色の他の数字も取る。
このダメージを元にして終了時に勝利点をもらうんですが、ダメージが大きい人から1、2と点数が増えるのでダメージは少なめに。
この勝利点が多い人が勝者になります。

このゲームの変わってるところは、カードを他の色(風向き)として使うことができるところ。
どっちの風向きに対していくつの数字として扱うのか、カードにちゃんと描かれています。
逆風になると数字は0扱い。東なのに手札から西のカードを出したら風力0。
写真の6Wのカードだと、場の風力カードが東だった場合は0。北や南だったら半分の3として使えます。
場に出ている風力カードと並べてみればわかりやすいです。
海賊カードがあるんですが、直前にプレイされたカードと同じ価値になります。
言葉で説明するといまいちですが、カードを見てプレイしてみると意外にもシンプル。
カードの絵はこってり気味なのにw

前回と違って今回は楽しいプレイとなりました。
どのカードをどこで使うのかの悩ましさはもちろんのこと、先手番でカードを取らないようにするのが難しい。
最後手番なら状況を見つつカードを出せるけれど。
しかも一度風力カードを取ってしまった人は、同じ風力カードの数字違いを欲しがるので、これを取らせないようにしつつ自分は取らないようにする悩ましさが楽しさを増やしている。
私は比較的ダメージが少なかったからいいけれど、侍とトド吉は毎回悲鳴を上げてカードを取っていく(笑
他の人のダメージを見ながら、自分もある程度はダメージを受けても大丈夫。
一番少ないダメージでいられれば勝利点は一番高くもらえるので、
「誰にもこの1は取らせない!」
と自分が引き取るのも有効。
そのとき聞こえる悲鳴が面白い(笑
常に低ダメージで勝利点を獲得していった私の勝利。
わかってくれば短時間で遊べるので、なかなかいい感じのゲームでした。
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・千一夜のキャラバン
 1001 Karawane(Argentum:2007)


千一夜のキャラバン

砂漠を旅して3つの宝物を探すゲームです。
このゲームとフェイギンの盗賊団が合宿用として保管したままで忘れていて、ようやく持参してプレイとなりました。
トド吉・哲・侍・私の4人でプレイ。

変わった形のボードにはタイルが敷き詰められていて、基本的にクローズです。
もちろん、自分で見たタイルの内容を完全に教えなくてもいいのです。
ただし、3歩まで移動でき、移動後何かあればそれを発表して対象の物をもらいます。
オアシスなら水、街ならお金など。
全員一斉に方向ばらばらにスタート。
一旦砂漠に入ると盗賊がいるのでボディガードがいないとつらいということで、もちろんつれて出発。
一番困るのが水。
通過したタイルにオアシスがないと、毎手番水が減っていきます。
私が通過した後には街タイルがあるのを発見。
ここでふと考えました。
宝物はスタートまで戻れば5金で買えるので、ここで水も盗賊も怖くない錬金を思いつく。

2回目で宝物を2つ集め、あと一息というところで、トド吉に気がつかれ、街のタイルをオープンにされてしまう。
オープンにされると誰でも使えるかわりに効果が半減。
しかしためこんでいたお金があるので、何とかスタートへ戻れば勝てると思ったら
トド吉が3つ目の宝物を見つけ、一気にゴールへ。
そこから1ラウンドできるので、私も宝物を3つ確定に。

ゲームが終わった時、哲がトド吉をさして「それタイル間違ってません?」と一言。
そこでトド吉が自分の通ってきた道を確認してみると、宝物のマークではなく街が描かれていて、トド吉は宝物を没収されることに(笑
みんなが同じ道を通るので内容を知っていたので、おかしいと思ったらしいです。
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