・四国
 Shikoku(GDM Games:2018)


四国

お遍路さんとなり、33の階段を2番目で最上段に到着するのを目指すボードゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

ゲームボードをテーブル中央に広げます。
すべての真言カードを裏向きでよく混ぜて各プレイヤーに3枚ずつ配り、残りは山札にします。
各プレイヤーは自分の色を選んでお遍路コマを受け取り、1つはボード上の1の段に、もう1つはボード外の真言エリアに置きます。
山札から1枚ずつカードをめくり、ランダムでお遍路コマをのせるのを繰り返し、手番順を決めます。
ゲームはラウンド制で、各ラウンドでは3つのフェイズを実行します。
スタートプレイヤーから順に手札からカードを1枚ずつプレイし、自分のお遍路コマをのせます。
出されたカードは昇順で並べて、お遍路コマの移動。
右から2番目と左から2番目のお遍路コマは動きません。
最後に、真言ラインにあるもっとも左端のカードを右端に移動させて手番順の決定をし、左端のプレイヤーから前のラウンドにプレイされたカードから手札を補充。
右端のプレイヤーのみ、山札からカードを補充します。
これを繰り返し、移動フェイズ後に誰かが最上段に到達していたらゲーム終了。
上から見て2番目、下から見て2番目のプレイヤーが勝者になります。

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今回は3人プレイなので、3・4人用のルールが適用。
おおまかなルールは同じですが、移動出来ないのは左から2番目の人だけ。
ミドルは現状維持という覚え方w
スタート準備が出来て、いざスタート。
四国
スタートしてすぐは、少ない歩数で地道に前進。
2番目を狙うためには、引き離されすぎてもダメ。
カードは1枚ずつ順番に出していくので、最後手番なら選択肢がある。
とはいえ、一番低い数字出していれば、次のラウンドでは最後手番になるけれど、山札からカード補充出来るわけで。

33段もあれば、当然のことながら2人が猛ダッシュ。
四国
最初に3段進んだのみで、まったく動けない私。

「少しは進みたいんですけど!」

自己主張してカードを出すも、やっぱりミドルにされている。
進みたいのに・・・進みたいのに・・・

そんな私にも転機がきた。
進みすぎた2人がお互いを牽制しつつ、牛歩タイム突入。
ここでためこんだ低い数字が大活躍。
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猛スピードで最後尾から階段をかけあがっていく私。
低い数字を出して、次は最後に出せるのがかなり強い。
どっちを進ませるかは、私の気分次第(違
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ところが、追いついたところで再び引き離される。
先頭の2人はおもしろいほどに、お互いがお互いを先に行かせようと必死。

そして、色が違う最後の6段へ突入する2人。
ここからが見ているほうが面白かった。
私はもう少し進みたかったので、ここで一気に追いつく。
でも毎ラウンド2人は進んでいくわけで、じりじりと33段目に近付いていく。
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もっとも、この状況でどちらかがゴールしてしまうと、私が勝てないわけで。

そして最終ラウンド。
最初にカードを出すトド吉。
ぎりぎりを狙うため、草履の数と段数をチェックしてカードを選ぶ。
私はまだ進めるので、より小さい数字を選択。
草履4つなら、進んでもトド吉に追いついて終わりだし。
そして、最後にカードを出すのはいたるさん。
悩んだ末に出したカードは・・・

「どっちも1位だ!」
「えぇー!」

私より小さい数字w
結果、トド吉といたるさんが仲良く33段目に到達し、動けなかった私の勝利!

箱絵を見た時は、こんなにおもしろいとは思わなかったw
カードの数字も大切だけど、草履の数がとにかく大切。
せっかく移動出来ても歩数が少ないと進まない。
手札3枚のうちから1枚なので、ある程度選択肢もある。
2番目が良いゲームは割と好みではあるけれど、中でも3人プレイが一番コントロール出来て好き。
最大8人までプレイ可能で、5人以上の時は左右どちらからも2番目が移動するので状況は変わりそう。
とりあえず3人プレイは最高におもしろかったです。

四国
グループSNE(Group SNE)
2019-07-19