・レイクホルト
 Reykholt(Frosted Games:2018)


レイクホルト

温室で野菜を育て、観光客たちにふるまっていくボードゲームが『レイクホルト』です。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

テーブル中央に広げるボードには、プレイヤーが出来るアクションが書かれています。
支援カードを選んで並べ、温室カードを番号ごとに分けて並べます。
各プレイヤーは自分の色を決め、労働者や収穫カゴ等を受け取ります。
ゲームは7ラウンド。
各ラウンドでは4つのフェイズを行っていきます。
自分の労働者コマ1個を配置して、そのアクションを実行していく労働フェイズ。
自分の畑から野菜を収穫する収穫フェイズ。
観光客に野菜をふるまう供給フェイズ。
最後に、ボード上にある自分の労働者を手元に戻し、ラウンド終了処理をする帰宅フェイズ。
7ラウンド終了後、注文トラックで一番進んでいる人が勝者となり、ゲームが終了します。

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「最初に温室持ってないの?」
「ないみたい」
レイクホルト
野菜を育てるこのゲーム、まずは温室を手に入れるところから始まるのです。
こうなると手番順大切。
温室を選ぶのも種を手に入れるのも、そりゃ手番が早いほうが良いわけで。
使える労働者は3個。
ということは、1ラウンドあたり3アクションしか出来ない。
単発のアクションより、これとあれが出来るアクションに人気集中。
そりゃそうだw

ボード外周が観光客にふるまう野菜。
最初は数が少ないけれど、進めば進むほど数が増えていく。
ただし、外周の進み方がちょっと変わっていて、野菜があればあるだけ進めるけれど、1回だけ供給するのではなくボーナスとして野菜がもらえるのです。
これを上手く使えばどんどん進める・・・というのは序盤ではただの妄想。
とりあえず、トマトをつくっておけばいいと聞いて(ぉぃ
野菜を育てる環境をつくる前に、終わってしまう1ラウンド目。

レイクホルト
重要なのが支援カード。
割と強力な効果があるけれど、支援カードを得るためのマスが1マスしかない。
誰かが先に取ってしまうと、自分には回ってこない。
手番順大切・・・
私は収穫するたび、キノコがおまけでもらえちゃう支援カードを選択。
実はこれがよかった。
もらったキノコを種にして、畑に蒔けば増殖待ったなし。
そして目指すはカリフラワー。
これは観光客に提供する時にもらえば良い。

とにかく、ラウンドあたりのアクションが3回なので、あれもこれもは無理。
でも観光客にはあれもこれも提供しなきゃいけない。
アクションが足りない。圧倒的に足りない。

そんな中でも順調に栽培していたのがトド吉。
あっという間に温室を並べ、豊富な野菜を育てている。
何が違ったのか、正直覗いている余裕がなかったw

レイクホルト
それでも何とか野菜が集まり出し、観光客に提供出来るようになる頃には終盤。
早すぎる・・・ゲーム展開が早すぎる。
レタス不足が発生してどうしようかと思ったけれど、そこはトマトで何とかして。
外周は進めば進むほど、もらえる野菜も増えていく。
そこで壁になったのが5個ふるまうところ。
1個足りない現象に悩まされつつも、何とかならないか四苦八苦。
結局、支援カードをもっと上手く使えばよかっただけのような気もしたけれど、それはゲームが終わってから気付いたこと。
全員が接戦で最後のデッドヒート。
レイクホルト
何とか進めるところまで、と思い、持てる野菜フル稼働で観光客に提供したけれど、途中ぎりぎりの野菜で乗り切ったツケが回ってきたというか。
トド吉の勝利で終了。

足りない。アクションが足りない!
ここでもう1回アクションが出来たら・・・と思うことしばしば。
でもきっと、この苦しさがいいんだろうなぁ。
私はのびのびアクションやりたい派だから、常にヤキモキしてました。

このゲーム、日本語版が予定されているんですよね。
ボードやカードを含めて、言語依存が高いので、遊ぶなら日本語がいいです。
今回は最初のおすすめAで遊びましたが、日本語版が出たら違うカードも遊んでみたいです。
もっともしんどさは変わらないと思うけれどw



ボードゲームレイクホルト 完全日本語版 (Reykholt)
駿河屋