・クワァンタム
 Qwantum(Nurnberger-Spielkarten:2018)


クワァンタム

ダイスの数字を合計して、自分のシートに書き込んでいく紙ペンゲーム、クワァンタムです。
トド吉と2人でプレイ。

各プレイヤーは、自分のシートと鉛筆を受け取ります。
ゲームの目的は、左から右へ昇順で数字を書き込んでいくけれど、出来るだけ大きい数字を書き込んで高得点を狙う。
スタートプレイヤーから順に、手番で3つのステップを行います。
まずは7個すべてのダイスを振る。
この時、一度だけなら振り直しが出来ます。
手番プレイヤーが色別に分け、その中からダイスを選び、合計値を書き込みます。
他のプレイヤーも残った色から選んで、シートに数字を書き込むことが出来ます。
もし数字を書き込むことが出来なかった場合、シートの失敗欄にチェックを入れます。
そして次のプレイヤーへ手番が移り、誰かがシートの4色をすべて埋めたら終了。
合計して、もっとも高いプレイヤーの勝ちになります。

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まずはシートと鉛筆を受け取る。
クワァンタム
横列で色が決まっていて、さらに1列6個の数字を書き込む予定。
白いダイスはすべての色と見なすので、出ていない色があると数字が小さくていい。
ただし、太線が数字の折り返し地点になっていて、そこからは降順で数字を2つ。
書き込む数字はダイス目次第・・・いいじゃない。

手番がきて、祈りをこめてダイスを振る。
クワァンタム
青が16・・・まだ早い。
紫が7はちょうどいいかな?
1回だけ振り直せるけれど、まだ振り直さなくてもやりようがあるかな?と思うのは2人プレイだから。
白いダイスの数字がうっかり大きくなってしまうと、序盤はかなりきつい。
何せ欲しいのは小さい数字で、出来るだけ昇順で埋めたいのだから。
白が全色扱いなのが、かなりきいてくる。
トド吉が欲しそうな数字を自分が取っちゃうのもありw
便乗出来るにしても、同じ数字の組み合わせは使えないので、時には本当にいらないことも。
クワァンタム
振ったままだとわかりにくいので、中央に白いダイスを置き、その周りを色別にして並べる。
これならわかりやすい!

「青15!?ちょっとまだ早い!」
「紫が8だよ?」
「赤の11かな」
「じゃ私が紫の8もらう!」

こんな感じw
得点として使えるのは、縦列の数字の中で2番目の数字。
だったら、出来るだけ粘って望む数字を待ちたい。
まぁ、後半になると、書き込みたくないのに泣きながら書くことになるんですけどねw

数字が大きくなれば、得られる点数も増える。
見ればトド吉は、横2列を先に完成させようとしている。
これはさすがに阻止出来ないかな?
でもあまり便乗しないのも良くない。

どんなに悩んでも、意外とあっという間にゲームは終わってしまう。
誰かがシートのマスを全部埋めたら、ゲームが終わってしまうから。
それを見越して、ひたすら埋めていくトド吉。
引き離されてたまるか!

結局、トド吉がすごい勢いでシートの空きマスを埋める。
最後はトド吉が選ばなかった色で1をもらう。
2番目の数字を書き込むので、最低が低いのは大丈夫。
そして終了。
それぞれ計算してみたら、なんと同点。
私は最後の縦列だけ埋まらなかったのに、なぜか埋めきったトド吉と同点w

簡単な紙ペンゲームとして楽しい。
待つことも大切なのに、待ちすぎるとダメ。
そのあたりの判断が楽しいゲームでした。