・ミスティック・ベール
 Mystic Vale(AEG:2016)


ミスティック・ベール

呪われた谷を復元させるため、カードをプレイして強化していくカードゲーム『ミスティック・ベール』です。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

共有エリアにカードを並べて、場をつくります。
各プレイヤーは開始カードのセットを受け取ります。
このゲームでは、開始カードはすべてスリーブに入れ、ゲームの進行と共に入手したカードを差し込んでいきます。
受け取ったカードは裏向きでよく混ぜて、自分の山札にし、最初の準備をしてフィールドをつくります。
ゲームはスタートプレイヤーから順に、終了まで手番を1人ずつ実行していきます。
手番では、4つのフェイズを順に行います。
堕落するまで山札からカードをめくるか、パスをする植樹フェイズ。
堕落せずに植樹フェイズが終わったプレイヤーは、自分のフィールドになるカードを解決していく収穫フェイズ。
収穫フェイズで入手したカードをスリーブに挿入し、共通エリアを補充する捨て札フェイズ。
最後に、次のプレイヤーが手番をはじめたら、次の自分のフィールの準備をする準備フェイズ。
これを繰り返し、ストックの勝利点トークンがなくなったら終了フラグ。
スタートプレイヤーの直前のプレイヤーまで手番を行い、ゲーム終了。
得点計算をし、もっとも得点の高い人が勝者になります。

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カードを購入して自分のデッキを増やしていくデッキ構築型は好き。
このゲームは、カードが増えてデッキが太ることなく、スリーブを使って厚みが増していく。
ミスティックベール
カードに描かれている赤いマークは堕落。
これだけはしっかり覚えて、ゲームスタート。

まずは自分のフィールドに並ぶカードを眺める。
特に増やす必要もないので、植樹はパス。
次により強いカードが欲しいので、カードを購入。
ここで気付くのが、精霊シンボル。
谷間カードを入手するには、フィールドに必要な精霊マークがなければ入手出来ない。
となると・・・まずは精霊シンボルが欲しい。
ところがコストが高い。
まずは地道に強化していかなきゃ。
マナで購入するので、マナを増やす。
入手したカードをどれに差し込むか悩み、やはり何もないカードに差し込みたいよね。
これで手番のメインは終了。
全部捨て札にして、山札からフィールドにカードを並べていく。
その間にも、次のいたるさんは手番をはじめている。
なんか忙しいw

次のフィールドが何枚になるか、すべては山札次第。
1枚ずつめくっては、フィールドに並べていく。
赤い堕落マークが3個出たら、そこで終了。
最初がよかったので、次はマナが少ないような?

ミスティック・ベール
あとはもう、黙々とマナでカード購入しつつ、フィールドに精霊マークが揃ったタイミングで谷間カードを入手。
谷間カードまでは割と遠そうだったので、黙々とデッキ強化。
カードを進化させるのは良いこと。
入れるスリーブを見誤らなければ。
次第に厚みが増していく私のカードたち。
正直、角が刺さると痛いw

ミスティック・ベール
上手く出来てるなーと思ったのが、カードイラストとアイコンの位置。
上中下になっているので、上に描かれているのは自分の中に描かれているカードに重ねることで、きれいに2個分になる。
なるほど・・・
同じ場所のを入手してしまうと上書きされてしまう。
多少の堕落マークは許して、とにかくマナ少な目のカードを厚く。
これが良かった。
ただし厚みが増すので、強化したカードがくるとすぐわかるw

自分のデッキの準備が整ってきたら、あとは谷間カードの入手。
カード効果で、フィールドに出てくれば勝利点がもらえる。
進化パートの効果が強くて、手番のたびに5点ずつはいってくるように。
それまでは団子状態でまったり進行だったのに、いきなり勝利点がどんどん入ってくる。
ミスティックベール
そう・・・勝利点トークンがストックからなくなると、ゲームが終わってしまうのです。
そうは言っても、もう止まらないw
地道に強化したかいがあったというもの。

「ちょっと!終わっちゃうでしょ!」
「えー、いいじゃん!」

トークンでもらえる勝利点もいいけれど、やはり谷間カードは欲しい。
精霊マークを揃えて、入手チャンスは逃さない。
そして、終盤一気に加速してゲーム終了。
勝ったのは私。

好きなゲームで勝てるとうれしいのでもう1回。

勝ったのは、わ・た・し!

やっぱりデッキをつくりあげていくのは好きだなー。
他の人のフィールドを眺めている余裕はないけれど、ひたすらより良いデッキ目指して、カードを強化していく。
日本語版が出るまでかなり時間がかかったけれど、待ったかいはあった感じ。
2人でも遊べるし、今度トド吉に付き合ってもらってまた遊ぼう。
慣れたらプレイ時間が短くなりそうだし好き。
セットアップは時間かかるけどねw
かなり好みだし、終盤の収束感といい、ゲームとしてもおもしろかったです。
問題は、これ替えのスリーブって売ってるのかしら?
シャッフルが多いゲームの常として、絶対途中でスリーブ交換しなきゃいけないのよね。
そこが一番気になっているところ。
そして、拡張も日本語版が出るのかも気になるところ!