・ケロ
 Kero(Hurrican:2018)


ケロ

燃料を使って資源を集め、得点を獲得していくボードゲームです。
トド吉とプレイ。

ボードには、各プレイヤーの探索者マーカー置き場と占有領地が描かれています。
ゲームは3ラウンドで、各ラウンドは何回かのターンからなり、各ターンでは3つか4つのステップを実行します。
自分のターンでは、まず自分のトラックを使い任意で燃料の補給をします。
次に白ダイス5個と任意で色付きダイスを持ち、自分のトラックを逆さまにして立てたらダイスを振ります。
燃料が尽きるまで、何回でも振り直すことが可能ですが、炎マークは振り直すことが出来ません。
ダイス目に満足したら、ただちにトラックを水平に戻します。
途中で燃料が尽きた場合には、そこでターン終了となり何も出来ませんが、ただちに無料で燃料補給出来ます。
ダイスの出目を使って、カードやトゥアレク族タイル、探索者の配置を行います。
最後に出目の炎を数え、その分ボードに残っているカードを捨て札にします。
そして相手の手番になり、交互に手番を続けて占有カードが出てくるとラウンド終了。
領地の分配を行ったら、次のラウンドへ。
これを続け、3ラウンド終了時にゲームも終了。
得点計算をし、高いほうが勝者になります。

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ケロとはケロシンの略。
ケロシンは航空燃料として相場がサーチャージに関わってくるので、よく知っている言葉w

まずはダイスを振ります。
ダイスを振る時間を決めるのが、自分のトラックの燃料。
ケロ
そう・・・トラックに積み込んである燃料は、砂時計になっているのです。

トラックを立てて、いざスタート。
ダイス目を見ながら、トラックの燃料もチェック。
ケロ

まだいける・・・まだいける・・・

欲しい目が出るまで振り続ける。
炎が出たら避けておき、自分が欲しい目を目指してひたすら・・・

「うわー!終わり!」

急いでトラックを水平に戻す。
結構減っちゃったな・・・

最初は色ダイスがもらえるカードがいいなぁ。
でも払える資源出てるかなぁ?

ともかく何か取らなきゃ遅れをとる。
2人プレイなんだから、遅れるわけにはいかない。
そして探索者を新たな領地に配置。
目指せ過半数!
カードを捨て札にしたら、自分のターンは終了。
最初はトラックに燃料がはいっているので、安心してダイスを振ることが出来るw

ケロ
占有カードが出たらラウンド終了。

このゲームの醍醐味は、おそらく燃料補給。
2回目のターンからは、燃料がネックになってくる。
燃料の補給時間は、対戦相手のダイス振り。
給油するトラックが逆さまにしたのと同時に、対戦相手はひたすらダイスを振る。
すべての目が炎になったら、給油終了。
その時によって、早く終わるか遅く終わるかわからないのですw

私は燃料節約で、ダイス目はそこそこで諦めのプレイ。
給油するにはトークンが必要だし、トゥアレグ族に助けてもらう時は何もアクションが出来ない。
だったら、給油回数を減らして効率よくやりくり。

対するトド吉は、給油トークン重視で毎度給油。
その都度、私が全力でダイス振りw
どっちが正しいかなんてわからないw
でも燃料はいっぱいあったほうがよく見える。
隣りの芝生は青い・・・

派手な手を打たず、地道にカードを集め、必要な時に給油。
途中、燃料切れでもいいからと考えたりもしたし、給油トークンが欲しかったりもしたけれど、結局は地道にコツコツ。
でもトド吉の給油は全力で終わらせたw

新たな領地をトド吉にとられっぱなしは悔しいので、最終ラウンドはがんばる。
どうしても欲しいところは探索者多めにして、後は諦める。

3ラウンドなので、あっという間にゲーム終了間近。
もう時間がない・・・
そんな時こそ、ダイスの目が唸った。
ケロ
「やったー!全部同じのでた!」
「うそだー!」

そしてゲーム終了になり、得点計算してみたら・・・なんと私の勝利。
しかも1点差。
これはうれしい!

「勝ったー!」
「勝てたと思ったんだけど、燃料切れで手番出来なかったのが痛かったなぁ」

たった1手番でも、何も出来ない状況はかなり響くのを立証した形に。
実際にトラックを動かして、砂時計が給油に見立ててあったり、そこまで差がつかないのもいい。
そして、30分ちょっとで終わったのもいい。
テーマにコンポーネントが合ってるのもいい。
お堅いテーマで難しいかな?という緊張感を給油が消してくれるw
発想力だなぁと思ったのでした。

KERO(ケロ) 多言語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2018-11-01



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