・イシュタル:バビロンの庭園
 Ishtar: Gardens of Babylon(IELLO:2019)


イシュタル:バビロンの庭園

王妃を喜ばせるためにわずかな噴水を使い、砂漠に庭園をつくっていくボードゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

プレイ人数で枚数が違う地形を組み合わせてボードをつくり、噴水を設置します。
絨毯ボードに植生タイルを置き、スタートプレイヤーは植生タイルの上にじょうろコマを置きます。
各プレイヤーは自分の色を選び、自分用ボードと助手コマ、最初に持つ宝石を受け取ります。
ゲームはスタートプレイヤーから順に、手番を繰り返していきます。
手番では、植生タイルを選び、配置ルールに従ってボードに配置します。
植生タイルで覆ったマスに宝石があるなら、それを獲得します。
その後、植生タイルにアイコンがあるなら、特別アクションを実行。
宝石を使って任意で木を植えたら手番終了。
植生タイルの山が2つ空になったら、スタートプレイヤーの右隣の人まで手番をやってゲーム終了。
得点計算をし、もっとも得点の高い人が勝者になります。

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2人プレイなので、使う地形は4枚。
イシュタル:バビロンの庭園
トド吉が絨毯ボードの好きな位置にじょうろを置いたら、いざゲームスタート。

まずはじょうろコマを動かして、その位置の植生タイルを取る。
植生タイルには草と花があり、ゲームの目的は花をつなげて大きな花壇をつくること。
しかも、噴水と噴水がつながるようには花壇をつくれないし、植生タイルは必ず3マス分。
うまくつなげたいけれど、花が離れてしまうタイルも。
そんな時は、宝石を1つ使えばじょうろを1マス分進めることができるので、欲しいタイルまで移動。
でも宝石は、木を植えるのにも使うし、技能を上げるにも使う。
そして、見えている数しかないので、宝石争奪戦をしながら、いかに良い場所を取るかが重要。
タイルを置いて、自分の助手を置けば自分の花壇が出来る。
イシュタル:バビロンの庭園
最初から噴水のマジョリティ争い勃発。
お互いの花壇が接してもダメなので、草をうまくつかって広げる。
トド吉が花壇を広げれば、私も広げる。
これがよくなかった!
宝石より花壇を優先してしまったので、気付けばトド吉が木をいっぱい植えている。

「木って得点になった?」
「木は技能で得点化しないと0点だけど、カードは得点書いてあるでしょ」
「なるほど!」
イシュタル:バビロンの庭園
木を植えているということは、勝利点になるカードを入手しているということ。
これではダメだ!ということで、違う噴水にタイルを置く。
イシュタル:バビロンの庭園
花壇には水が必要なので、必ず噴水からつながる配置にしなきゃいけない。
宝石欲しさに別の噴水で花壇をつくりはじめる。
トド吉がこないうちに広げなくては・・・

ある程度広げたところで、別の噴水周りにも着手。
トド吉がこないうちに・・・と思ったけれど、ちょっと離れたところからトド吉襲来。
良さそうな植生タイルがなかったので、早々に諦めて別の場所へ。
植生タイルが置かれてくると、思うように配置出来なくなるのが苦しい。
技能も上げてはみたけれど、最初の噴水に注力しすぎた。
イシュタル:バビロンの庭園
やっと宝石を入手出来て、少しずつ木を植える頃には終盤。
絨毯ボードを見ると、すでに山1つが空になっているし、もう1つの山もあと1枚。
宝石を獲得して、すぐに木を植えられる場所を見つけたので、宝石を使ってもう1歩前進。
そして、トド吉が2つめの山を空にしたところで、終了フラグ。
最後の手番といえど、出来ることはタイルを置いて木を植えることだけ。
イシュタル:バビロンの庭園
潔いほどの負けっぷり!
噴水のマジョリティにこだわりすぎて、木を植えてないからカードで負けた・・・

雰囲気だけのゲームかと思ったら、かなり好み。
勝てる気はしないけどw
常に宝石が足りなくて、カードまで回せなかったのが大失敗。
噴水のマジョリティは大きいけれど、よく考えたら木のほうが得点が高かったという。
難しく面白いゲームでした。
イシュタル:バビロンの庭園
エッセンでもかなり設営に力入れていたのを思い出しました。



ボードゲームイシュタル:バビロンの庭園 日本語版 (Ishtar: Gardens of Babylon)