・ギズモ
 Gizmos(CMON:2018)


ギズモ

エネルギーを制御して、夢の装置を開発していくボードゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

エネルギー生成器を組み立て、中にエネルギー球をすべて入れます。
各プレイヤーは貯蔵リング、計器盤を受け取って自分の前に置き、開始カードを計器盤のアイコンに合った場所へ置きます。
装置カードをレベル別に分け、裏向きでよく混ぜて山札をつくり、横に規定枚数の装置カードを山札から引いて並べます。
ゲームは、スタートプレイヤーから順に手番を繰り返していきます。
手番がきたら、ディスプレイから装置カードを取り、自分のアーカイブに保存するファイリング、生成器からエネルギー球を取るエネルギー取り出し、ディスプレイもしくは自分のアーカイブにある装置を設置する設置、レベルを選んでカードを引く開発アクションの4つから1つを実行します。
これを繰り返し、誰かが4枚目のレベル3装置を設置、もしくは16枚の装置を設置したら、スタートプレイヤーの手前の人まで手番をやりゲーム終了。
得点を計算し、もっとも得点の高い人が勝者になります。

SPONSORED LINK

ギズモ
最初の装置はいまいち。
でもここから上手く稼働させて、どんどんレベルアップしていく・・・はず!
エネルギー球が転がらないように、円の中においておくのいいねw
ギズモ
最初はやはりエネルギー球が欲しい。
欲しい装置は数あれど、エネルギー球がなければ設置も出来ない。
アーカイブに保存出来るのも1枚なひよっこ。
まずはエネルギー球を・・・欲しい色が見えていない!
ランダムで出てきているはずのエネルギー球。
私の欲しい色は出ていない。
それなら、と黄色い装置を中心に増やしていくことに。
エネルギーがあっても、ディスプレイに黄色いカードがなきゃ話にならないわけで。
ギズモ
このゲームのシンボル的なのがエネルギー生成器。
中が透けて見えるわけではなく、イラストが描かれているあれ。
出てきている(見えている)のを1つ取れば、奥から自動的に新しいのが出てくる。
その都度、欲しい色を期待しては裏切られるわけで・・・w

最終的にはレベル3か、全部で16枚の装置を目指す。
レベル3は効果も絶大だけど、設置するまでの道のりが遠い。
まずはレベル1や2で、集めたエネルギー球を使いながら。
何せエネルギー球には所持上限があるので、カードとエネルギー球の気が合わなければ使うしかないわけで。
実はこういうゲームは、上手く流れをつくるまでが遅い私。
トド吉やいたるさんが楽しそうに装置を稼働させているのを見て、違う装置を狙っていく。

「アーカイブには1枚しか置けないよ?」
「え?そうなんだ」

「ところでなんで?」
「カードのアイコンよく見て!1個しかないでしょ?」
「なるほど!」

割と細かい説明を聞いてなかったことがばれたりw

所持している装置が10枚になる頃、レベル3を狙い出す。
まずは1枚取ってアーカイブに置くも、その後エネルギー球に赤が出てこない。
他の人が抱えていたら、そりゃ出てこないよね。
その間に、エネルギー球入手の時に変換出来る装置を設置したり。
装置には得点が書かれているものもあり、同じ数のエネルギー球を消費するなら、より得点が高いほうを。
でもきちんと使える効果じゃなきゃダメ。
そう考えると、ディスプレイを眺めている時が、一番悩んで時間をかけたというか。
次の手番まで、ひたすらディスプレイを見つめていたというか。
ギズモ
赤いエネルギー球が集まらないので、諦めて低いレベルの装置で水増し。
全部で16枚あれば終了フラグが立つ。
でもこれが意外な難しさというか、思ったようにエネルギー球が集まらない。
このもどかしさが、とにかく楽しい。

その間にもトド吉が猛追してきて、ついにレベル3を設置。
負けてはいられないと、私は赤い装置をキープしつつ、別のレベル3もたてる。
さすがにこの頃には、装置の効果も絶大でかなり楽になる。
楽になった頃には、ゲームの終了が見え隠れ。

各自のエネルギー球を見て、あと何手番あるのか考える。
油断していると終わってしまうからね。
そして、トド吉が16枚設置で終了フラグを切り、最後手番だったのでそのまま終了。
勝ったのはいたるさん。
レベル3の装置を必死に置いた2人ではなかったというところが、他の得点源も大切にしろと言われているようなw

最初の助走期間が長く、ある程度カード枚数が増えてくると楽になる。
自分はそこまで欲しくなくても、他の人が欲しそうならあえてエネルギー球を取ったり。
これは見た目だけかと思ったけれど、おもしろいね。
手番で出来るアクションが1つずつなので、どれを選ぶかも重要。
うまく装置が噛み合った時は、とにかく最高でしたw
カードの出方次第でプレイ感が変わってきそうだし、これはまた遊びたい。
決して、エネルギー生成器の見た目だけじゃなかった。



ボードゲームギズモ 第2版 完全日本語版 (Gizmos)
駿河屋