・カバー・ミー
 Cover Me(Jumping Turtle Games:2017)


カバー・ミー

ファッション誌の編集長となり、トレンドに影響を与えて知名度を上げていくボードゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

まずはランウェイの組み立てて、パターンと色のコマを横に置いておきます。
デスクボードをランウェイの隣に置きます。
各プレイヤーは、雑誌カードを選んで受け取ります。
モデルカードを指定の組み合わせに分け、それぞれ裏向きでよく混ぜて山にしておきます。
ゲームは1ラウンドを1年とし、各ラウンドは4つのシーズンで構成されています。
各シーズンでは、まずカバーガールの決定。
手札から1枚ずつ裏向きでカードを出し、一斉に公開して時流を動かすのを3回行います。
次に雑誌ごとにカバーガールを決定します。
そして、トレンド値が3点のモデルは雑誌カードの下に裏向きで入れ、手札を補充します。
最後に次のシーズンの準備をして、次のシーズンをはじめます。
シーズンは冬から始まるので、秋は次の年の準備になります。
これを3年やり、得点計算をし、もっとも得点の高い人が勝者になります。

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カバー・ミー
セットアップしてみると、ランウェイがかなり豪華。
でもゲームはカードを並べていくほうが大切というw

このゲームでは、季節は冬からはじまります。
冬→春→夏→秋で1年終わり。
各季節で一番大切なのは、最初のカバーガールの決定。
手札からカードを1枚ずつ出すのを3回やるけれど、ここで良いモデルを出せないと意味がない。

トレンドに反映される属性は3種類。
ヘアカラーとヘアスタイルは常に反映するけれど、服の色とパターンは季節ごとに違う。
デスクボードでチェックするヘアカラーとヘアスタイル。
服の色とパターンチェックのために存在しているのがランウェイ。
カバー・ミー
せっかく立派なのだから、もっと違う使い道もあればよかったのにw

ともかく、手札から出すのにまず悩む。
最初はパターン。
色は年が進むと増えてくるので、その前に3色でゲームに慣れておくのはいい。
カバー・ミー
さて、どのモデルを推すか・・・

ところが、他の2人とまったく噛み合わないw
私が推したい黒髪が出てこないし、セミロングも出てこない。
せめて服のパターンで!と思ったけれど、ダメならダメで無駄に出さない方がよかったと知るのは後の話。
自分の雑誌でトレンド値が一番高いモデルは、カバーガールとして場に残る。
他は全部手札に戻ってくる。
その後、残ったカバーガールの中でもトレンド値が最高の3点のモデルは、得点化することが出来る。
結果、私の雑誌だけ得点化出来るモデルがいない!
むしろ出したモデル全部が0だったら、3枚とも得点化出来たのに大失敗。
知名度を獲得出来なかった私は、新流行の山からカードを補充出来る。
でも私だけ補充したところで、次は服の色で見るから、やっぱりトレンド値を獲得出来る気がしない。
流行に乗り遅れるどころか、1人だけ先取りしすぎてしまう。
カバー・ミー
なぜこうも噛み合わないのか・・・
髪の色があっても髪型が合わない。
トレンド値3点って、意外に難しいのでは・・・?

年が進んでも、私だけ流行の先取りしすぎは止まらず。
カバー・ミー
それでも次のシーズンのファッションアイコンになれれば!という思いで緑を出すも、そもそも枚数が足りない。
そして髪が合わないので、またしても得点化は出来ず。
これはもう、私のプレイが下手すぎる。
ゲームに参加しているはずなのに、トレンド値や得点の話になると存在が空気w

結局、その後も黒や白などの流行を先取りしすぎて、雑誌カードの下にカードがなかなか入らない。
他の2人はカードを差し込んでいる。
悔しい・・・
勝ったのはいたるさん。

中途半端に流行を追うなら、清々しく追わないほうが絶対いい。
途中で気付いても、最初からついていけてないのでダメだったなぁ。
トレンド値3点って難しいので、0で3枚とも揃えるほうが楽!と思ったけれど、それを実際にやったら出したカードの分で髪型の値が動いてしまうし。
最初は出来るだけ狙っていったものの、最後の最後でトレンドが動いてやっぱりダメだったし。
うん。難しいw
考え過ぎない程度で遊んだほうが楽しい。
悲鳴をあげているだけで終わってしまった感。

箱も説明書も徹底しておしゃれに出来ているけれど、このルールブックは読みにくかった・・・
各年の流れをまとめたチャート的なものがあったほうがいいかな。
ルールブックの巻末にあった追加ルールと同じような感じで、1年でやることまとめ的なのが欲しかったな。

カバー・ミー 日本版
アークライト(Arclight)
2019-02-14


ボードゲームカバー・ミー 日本語版 (Cover Me)
駿河屋