・コペンハーゲン
 Copenhagen(Queen Games:2019)


コペンハーゲン

自分の家に壁や窓をつけ、得点を獲得していくボードゲーム『コペンハーゲン』です。
メビウスおやじさん・ママさん・怪獣くん・トド吉・私の5人でプレイ。

場には港と得点ボード、周囲にはパターンカードを並べます。
各プレイヤーは、自分の家ボードと能力タイル、裏向きでよく混ぜたパターンカードを持ちます。
スタートプレイヤーから順に手番を繰り返していき、誰かが12点に到達するか、終了カードがめくられたらゲーム終了です。
手番では、場のパターンカードから連続する2枚を取るか、手札からパターンカードを出して対応するタイルを自分の家に配置するかのどちらかを実行します。
タイルを配置し、縦もしくは横ラインが完成したら、即座に得点獲得。
紋章や特定の横ラインを埋めると、能力タイルや特殊タイルを獲得出来ます。
これを終了条件まで繰り返していき、もっとも得点の高い人が勝者になります。

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ここ最近のクイーンの中では、ちょっと違った雰囲気の箱絵。
舞台はコペンハーゲン。
行ったことがないので、オランダの住宅を連想w
最初に持つパターンカードは、手番順で枚数が違う。
終了カードは、リシャッフルした2回目の山札にはいるので、最初は安心してカードを取ったり出来るのです。
セットアップが出来たら、いざゲームスタート。
コペンハーゲン

手番ではカードを引くか、タイルを配置するかなので簡単。
でもどのカードを取るかは悩む。
そして、どのタイルが欲しくてどう並べるのかで悩む。
これだけ聞いていると良さそうな感じがするw

カードには、その色にはどんな形のタイルがあるのか描かれている。
コペンハーゲン
でもやっぱり、ストックを見てしまう不思議。
そして、窓がついてるタイルで列を埋めようとしても簡単じゃない。
1マスだけ、窓がついていないマスがある。
最後手番だったので手札は1枚多いけれど、あるのは黄色。
タイルが欲しいけれど、どうせなら枚数ためて大きなものを配置したい。
場を見れば黄色は出ていないわけで。
とりあえず、手札からパターンカードを出して、黄色のタイルをもらう。
そして配置。
大丈夫、まだまだこれから。

と思ったら、黄色のカードが出てこない。
待っていてもストックのタイルは減っていく。
同じ色で隣接すれば、必要枚数が1枚少なくてすむけれど、待てない!
狙うは縦ライン。
他の人はみんな縦を意識しつつも、横ラインで揃えていく。
そして、紋章の効果でタイルを持っていく。
トド吉が青と紫で下からきっちり完成させて走る。
コペンハーゲン
私は縦ラインの夢を見て、地道に赤や緑のタイルを並べていく。
すでに遅れをとっている感は否めない。
しかも能力タイルは便利だからね。
一度使って裏向きにしても、紋章効果で全部表に戻る選択すればまた使えるし。

やっと完成させた縦ライン。
2列同時完成で6点。
これでトップに。
コペンハーゲン
でもここからは苦しかった。
縦狙いで左側から埋めたら、はいらない形が出てくる。
それを待ってカードを集めているうちに、他の人がタイルを持っていってしまう。
これは・・・横ラインをつくりつつ、隙あらば縦という感じが正解なのかな?
いや、まだ諦めるには早い!

そうはいったものの、山札も2巡目にはいり、ストックのタイルも減ってくる。
色は出来るだけ他の人とかぶらないようにしたけれど、並んでいないから取れない。
ここで能力を使って、どこからでも取れる能力発動。
でも使えば裏向きに。
順調に見えたけれど、5人プレイはカードの山の減りが早すぎる。
みんながカードを欲しがり、みんながタイルを置く。
手番順、とても大切。

コペンハーゲン
最後は山札の枚数をみんなが気にして、次の手番はないかも・・・と出来るだけタイルを配置する。
運よく次の手番が回ってきても、カードを取るしか出来なかった悲しみ。
そして、カード山から人魚が出てきてゲーム終了。
勝ったのはトド吉。

終了後、やはり横ラインを狙ったほうが早いのかと話題に。
縦がうまくいけば、一気に得点がはいってくるので捨てられない。
でもこだわりすぎは良くないわけでw

手番で出来ることは二択だし、簡単といえば簡単。
でも窓の配置や紋章の場所を考えるので、そこまで簡単じゃないかな。
常にどれが欲しいか、どれを取れるのか考えているので、ゲーム終了までが早かった気がした。
同じ色だとコストが1枚少ないというのが、見ている限りは強い効果だったかな。
それにしても、プレイ時間に比べて満足感が高かったです。
何回やっても勝てる気がしないけれどw