・カラーズ・オブ・パリ
 Colors of Paris(Super Meeple:2019)


カラーズ・オブ・パリ

絵の具を入手して色をつくりながら、絵画を完成させていくボードゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

テーブル中央に組み立てたボードを置きます。
各プレイヤーは自分の色を選び、プレイヤーボード・マーカー等・最初の絵の具を持ちます。
ゲームはラウンド制で、各ラウンドでは3つのフェイズを行います。
まずフェイズ1では、自分の助手を中央のボードへ配置していく助手の配置をやります。
そして、フェイズ2では、置いた助手がいるマスの効果を発動させるアクションの実行。
最後にフェイズ3では、ボードを回転させ、絵画カードの補充や絵の具の破棄、助手の回収などの次ラウンドの準備です。
そして次ラウンドへ。
これを繰り返し、誰かが絵画を2枚完成させるか、誰かが最後の黒い絵の具を取得したら、フェイズ2を最後までやってゲーム終了。
得点計算をし、得点のもっとも高い人が勝者になります。

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カラーズ・オブ・パリ
ボードを見ると、出来るアクションが描かれているのでチェック。
3人プレイだと、通常なら2人まで入れる場所が1人しか入れなかったり、完全にふさがれているマスが2ヶ所。
ボードは毎ラウンド回転するので、1つ前のラウンドで出来なかったアクションが次では出来たり、さっきやったばかりなのに次は出来ないなどが多発。
でも・・・それがおもしろい!
カラーズ・オブ・パリ
まずは先手番を生かして、欲しい絵の具を取る。
個人ボードには、絵の具・パレット・筆があり、それぞれ得ることが出来る絵の具の数・原色を混ぜた時に得られる混合色の数・描画する時に絵画カードに置ける絵の具の数になっています。
最初は最低ランク。
これを改良していけば、絵の具を取得する時の数が増えたり、描画する時に一度にいっぱい絵の具を置けたりするので、使うアクション数が少なくなって便利。
トド吉は早々に絵の具の取得数を増やしにいき、いたるさんも改良している。
私は改良を後回しにして、絵の具を集めることに専念。
でもパレットに置ける絵の具は全部で12個。
あふれてしまいそうなら、混合色をつくればいい・・・絵の具の数が増えた!
という繰り返し。
何をやるにもボード上で選ばなきゃ出来ないので、必要な絵画もアクションを使う。
並んでいる絵画を見ながら、どの絵の具が必要か見ている間に、狙っているのを取られる。
よくあること。
カラーズ・オブ・パリ
ボードに置いた助手コマは、アクションが終われば倒しておく。
こうすることでアクション済の見分けがつく。
やりたいアクションがあっても、必ずしもマスが空いているとは限らない。
ラウンド終了時の回収では、必ずコマを1つボード上に残さなくてはいけないから。
円形の上面だけ回るので、そこをどいてくれないと次に出来ない!がしばしば発生。
・・・楽しいw
カラーズ・オブ・パリ
誰も狙っていないので、ひたすら筆を改良。
こうすれば、パレットがあふれそうになっても一気にたくさんの絵の具を移動出来る。
が!
カラーズ・オブ・パリ
狙っていた絵画がとられてしまったので、原色多めのカードをとりあえず入手。
絵の具の上限には引っかかるし、とにかく絵画を完成させなければ!

ラウンドが終わり頃になると、「手番が遅いとダメだ!」という叫びがどこともなく聞こえてきて、最初はどうでもいいと思っていたスタートプレイヤーが魅力的に感じてくる。
白いオールマイティ絵の具もついているしね。
ただし白い絵の具を絵画に使うと、最終的に1個あたり−2点で1つの絵画に3個までしか使えない。
悩ましい。
それでもどんどんラウンドは進んでいく。
筆を強化したおかげで、絵の具の上限をこえそうになったら移動するだけ。
描画のアクションが取れればの話だけどw

誰も黒い絵の具を取らない中、私が2枚とも同時に完成しそうな勢い。
計算して、どのアクションを選んで絵の具を何個もらうかは考えてはある。
カラーズ・オブ・パリ
完成した絵画は、裏をむければきちんと絵が描かれていますが、この段階では絵の具が載ってるだけw

「それ終わるよね?」
「次のラウンドには何とか!」

最後に足りなかった青を入手。
常に誰かがいるマスだったので、まさかの青で苦戦していたのでした。
なんと、私の勝利!

こういうゲームは、個人的にかなり好みですw
遊んでいてフレスコを思い出したけれど、あっちは弟子が早起きしてたんだった。
3人プレイのせいなのか、遊んでいて楽しいというか、次の回りを考えつつ、自分が今何をするのか必死に考えるのがいい。
特に3人だと1人しか入れない、定期的に選べない場所があるので、それを計算してコマを残したり。
小さい意地悪も楽しさの1つだと思いました。