・バスティーユ
 Bastille(Queen Games:2018)


バスティーユ

フランス革命を舞台に、指令カードの条件を満たすことで得点を獲得していくボードゲーム『バスティーユ』です。
メビウスおやじさん・ママさん・トド吉・私の4人でプレイ。

テーブル中央に広げた大きなボードには、7つの場所と得点チャート等が描かれています。
各プレイヤーは自分の色を選び、影響力タイルや最初の所持金、コマ等を受け取ります。
最後に指令カードを1枚ずつ受け取ったらゲームスタート。
ゲームは8ラウンド。
各ラウンドでは、3つのフェイズを行います。
まずは、プレイヤーが順に1枚ずつ影響力タイルを置いていく影響力タイルの配置。
次に、すべてのプレイヤーが影響力タイルを配置した後、順番に処理していく場所ごとの評価。
最後に獲得したキャラクターの旗を競う、旗の得点計算と次のラウンドの準備です。
4ラウンド目終了後は中間得点計算が発生し、8ラウンド目終了後には最終得点計算が発生します。
もっとも得点の高い人が勝者となります。

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バスティーユといえばベルばら。
まずは、フランス革命とバスティーユ牢獄についての講釈をトド吉に聞かせるところからw
もちろん最後オスカル(主人公)が倒れたところまで話しましたw

バスティーユ
ボードを見ると、影響力タイルを置いていく場所は7ヵ所。
お金を得られるパリ銀行。
影響力タイルをより大きいのに変えられるノートルダム。
トーチや他のボーナスがもらえるベルサイユ。
袋の中に自分の支援者コマを入れるカタコンプ。
キャラクターカードを雇うルイ広場。
武器を集めるため、チャートを進めるバスティーユ。
ゲーム終了時のボーナス点を獲得出来るカードを取る三部会。
順番に処理していくのが重要で、最初のパリ銀行でお金を得られれれば、後のルイ広場でキャラクターを雇うことが可能なのです。
でも各場所には置ける影響力タイルの数が決まっているので、手番順大切。
各ラウンド終了時に発生する旗の得点計算。
これはキャラクターのフランス国旗の数でボーナスがもらえる。

バスティーユ
各場所の処理をするときに、見るのが影響力タイルの数字。
数字が同値なら、早く置いた順なのです。
やっぱりプレイ順大事。

とはいえ、最初はお金を持っているので、旗の得点計算に関係あるキャラクターの雇用へ。
みんなの影響力タイルは同じ数字。
2を置けば確実に取れる・・・それが甘かったとわかるのは次ラウンドから。
ボードのチャートを見ると、フランス国旗のキャラクターを持っているとボーナスが出るらしい。
指令カードによると、民兵らしきキャラクターを数字順で持っているとボーナス点。
ちょうどいいのがいるじゃない!
バスティーユ
すかさず影響力タイルを置く。
持っている影響力タイルは、4人プレイなので3枚。
各ラウンドで3回しかアクションが出来ないのです。

トド吉とおやじさんは、早々に影響力タイルのアップグレード。
私はキャラクターに必要な武器が欲しいのでバスティーユも。
どんな得点計算が発生するかは、ボードにすべて書いてあるので安心。

とはいえ、お金は使ってしまえばなくなるもの。
次のラウンドではお金を取りにいくも、アップグレードした影響力タイルを置かれるとお金しか取れない。
パリ銀行ではスタートプレイヤーが取れるのです。
でも置いた影響力タイルx2の金額をもらえるので、とりあえずお金確保。
残ったアクションはどれか眺めて、カタコンブで袋に支援者コマを投入。
中間決算で自分のを引いてもらえれば、ボーナスが何かしらもらえる。
いやこれ、手番遅いと厳しい。
それでもキャラクター雇用は影響力タイルが4枚まで置けるので、何とか雇用。
金策とキャラクターってダメなコンボなんじゃ・・・?w

自分に夢中なうちに、気付けば回りみんなが影響力タイルをアップグレードしている。
確かに2が3になったらお金も増える。
むしろ、いつまでも1じゃダメだ。
ということで、私も遅ればせながらアップグレード。

実は最初の頃はよかったけれど、フランス国旗が同数だとスタートプレイヤーから時計回りで見るので、泣きを見た私。
手番順大切(3回目)

パリ銀行・バスティーユ・キャラクターの3本柱で、たまにカタコンブ。
たった3アクションなので、4ラウンドなんてあっという間。
ここで中間得点計算発生。
それぞれ持っている宝石や王冠で得点がはいってくる。
キューブを袋から引く係は私!
引きたかったからw

ところが・・・入ってるはずなのに、引いても引いても自分のが出てこない。

他の人がボーナスをもらっていくのを眺めているだけ。
それでも何とか1個引いたので、喜んでボーナスを選ぶ。
ボーナスは片方が選ぶと手元に支援者コマが戻ってきて、もう片方は袋に戻せる。
でもやっぱり目先の利益よね!w
バスティーユ
バスティーユはトド吉と競って先頭をいっていたので、武器を入手してほくほく。

さあ、残り4ラウンド。
さすがに影響力タイルをアップグレードしつつ、指令カードを引きに行く。
雇用は忘れずに、あてにしていたのが指令カード。

(確かあのカードがあったよな・・・)

見てみると、すでにない。
これは誰かに取られた!あぁ!
仕方なく、達成出来そうで得点が高そうなものを選ぶ。
もう魅力半減。

フランス国旗の数があきらかに負けてしまうと、無駄な雇用よりはカタコンブやバスティーユに望みをかけたくなる。
序盤でアップグレードしてこなかったツケが回ってきたというか。
でもアップグレードでアクションをつぶすのは気が乗らなかったのよね。

若干失速したものの、それでも取れそうな得点源はおさえにいく。
この頃になると、先に置いても後から置いた影響力タイルに負け続ける。
でもがんばる。

後半はそれぞれが得点しか見えない。
お金なら余っている。
キャラクターの武器も揃うはず。
そしてゲーム終了。
バスティーユ
持っているキャラクターで武器を持っていないキャラクターに武器を割り当て、指令カードの達成をチェック。
指令カードを気にしすぎて集めたキャラクターは、実は得点低め。
勝ったのはトド吉。
おやじさんと同点で、持っていたコイン差でした。

テーマに思い入れがあるので、楽しかったw
得点に絡んでくる細かいところがちょっと多めかな?
基本的にはよくある、こっちを取ればあっちが取れずなんだけど、すべては影響力タイルの数字次第。
タイミング良く、より強い数字にかえていくの大切。
お金も3金で1点になったので、無駄にはならなかったけれど、最後の手番で選択を失敗してしまったなーと。
トド吉にも言われてしまったw
どこにしようか悩むので、どうしても間延びしてしまう瞬間はあるけれど、おもしろいんじゃないかな。
最近のクイーンはどれもレベル高めで、安心して遊べる印象。
テーマがフランス革命だったのも、理解しやすかったです。