カタログが発売されたことで、ゲームマーケット大賞が終了するというアナウンスが流れているのを目にしました(まだカタログを見ていません)。
ゲームマーケット大賞がどんなものかについては、今回は割愛させていただきます。
ゲームマーケット
私は途中参加したため、4期務めさせていただきました。
といっても、まだゲムマ秋まで任期は残っていますので、正確にはまだ審査員です。
4期、4年といっても、振り返ればあっという間のような気がします。
今回は審査員になった時のこと、審査員として遊んだゲームのことなどを思い出して書きたいと思います。

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審査員のお誘いをいただいた時のこと


前任の朱鷺田さんがお辞めになるということで、ゲームマーケット事務局からお話をいただいたのは、まだ寒かった時期のような気がします。
一度会ってお話がしたいということで、こちらまで来ていただき、長くお話をしていたような覚えがあります。
その時は引き受けませんでした。
私にも思うところはありましたし、他に適任者がいるはずなので探せば良いと考えていました。
(実は他にも候補者がいると伝え聞いていたからです。事実は違いましたが・・・)
その後、再び面会をし、さらに3回目の面談になった時に「三顧の礼だね」とトド吉に言われ、ライトな三国志好きとしてはこれを無下にしてはいけないという気持ちが働き、審査員を受けることにしました。
この時、偉そうにもいくつか条件をつけたことは忘れていません。

審査員って遊んでいるの?


もちろん遊んでいます。
私に限って言うならば、出来る限り遊びました。1期間あたり350〜500作は遊んできました。
審査に入れば「もっと遊べたのではないか?」と何度も自問自答をしていました。
サンプル提出されているゲームを使わせていただくことで、飛躍的に遊んだ数が増えました。
けれども、発表される新作が増え続ける中で、限界も感じていました。
そういった状況ですので、自分で購入した新作たちを遊ぶのは、常に一番最後でした。

遊ぶゲームはどうやって決めているの?


大前提として、サンプル提出されたゲームは50音で分けられて保管されています。
なので『あ行』から蓋を開け、プレイ人数とプレイ時間だけでピックアップしていきました。
きれいな箱より、昔ながらのつくりに選び方が若干傾いていたのは否めません。
他の審査員が遊んだゲームについては、自分からは率先して選びません。
「これが良かったので遊んでみてほしい」と言われれば遊びました。
もちろん逆に、私から遊んでもらうこともありました。
それでもすべてのゲームを遊び尽くすには、時間と気力、体力が足りませんでした。

最後に


参加者主導のゲームマーケットセレクションが、新しくはじまるようです。
ゲームマーケットというイベント自体、来場者が増え続け、方針転換をせまられる過渡期にきているような気がします。5年は短いと思うかも知れませんが、ゲームマーケット大賞の役目は終わったのかな?とも感じます。

批判も多かったゲームマーケット大賞ですが、これで本当に終わります。
今後は自由に、みなさんのゲームマーケット大賞をつくっていってください。
ただそれだけです。

審査員になった以上、今までは遊んだゲームがどんなに面白くても感想を言うのは控えていました。迂闊な発言が憶測を呼ぶからです。
今後はどんどん言っていくつもりですし、贔屓にしているサークルを推していくこともあるでしょう。

最後になりましたが、ずっとサポートしていただいた事務局の方々に感謝を。
未知のゲームなのに何も言わず付き合ってくれたいたるさん、メンマさん、常に一番近くで支えてくれたトド吉、そして一緒に遊んでくれた方々に感謝いたします。
そして、審査員のみなさん、おつかれさまでした。

秋山さんがゲームマーケット大賞終了に寄せて記事を書かれていますので、ぜひご一読ください。