今日は東京都高等学校ボードゲーム連盟主催の『第1回 東京都高等学校ボードゲーム選手権大会』が開催されました。
イベントについては過去に取り上げましたので、そちらを参考に。
初めての試みということで、ダメ元で取材・見学を申し込んだところOKが出たので、喜んで本日行ってきました。
看板
会場となった武蔵高等学校中学校の敷地内、武蔵大学江古田キャンパスでは学園祭が開催されていて、とても良い香りがしていました。

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まずは開会式。
連盟相談役、草場さんの開会宣言で始まりました。
会場挨拶、賛助会員紹介と続き、選手宣誓。
選手宣誓
選手宣誓には、トイバーの言葉でもある「また明日あなたと遊びたいと言われる」の言葉がありました。
そして大会連絡として、各ゲームについてのお話や順位についての説明。
会場の注意事項があり、いよいよ選手権開始です。

今回競うボードゲームは3種類。
カルカソンヌ
カルカソンヌは2人での対戦です。今回の特別ルールで、後手番は最初から2点もっている状態でスタート。
カタン
カタンは4人卓と3人卓でのプレイ。
モノポリー
モノポリーは5人プレイで、1人は銀行役で6人1卓。
時間制限が1ゲーム60分で、時間切れ終了もあります。
会場内
各ゲームが終わるたびに、仲間の元へ戻って振り返り話をしたり、途中経過を見たりとそれぞれリラックスしています。
会場内 会場
会場内
途中、お昼休憩をはさみつつ。
午後の部が再開され、競技も続きます。
会場内
会場内
写真はモザイクをかけているのでわかりにくいと思いますが、みんなとても良い表情で競技に挑み、そして休憩では笑顔がこぼれています。
会場内
合間に読んで勉強。
将来、この中から日本代表が出てくるかも知れないですね。

そして16:30頃、すべての競技が終了し集計を待ちます。
17:00になり、閉会式開始。
まずは成績発表があり、次に表彰です。
表彰
ボードゲーム別の成績は以下のようになりました。
■カルカソンヌ■
1位 中央大学杉並高校A
2位 ワイルド(中央大学杉並高校)
3位 朋優学院高等学校A
■モノポリー■
1位 日本学園中学校・高等学校B
2位 武蔵高等学校中学校B
3位 朋優学院高等学校B
■カタン■
1位 中央大学杉並高校A
2位 武蔵高等学校中学校A
3位 ワイルド(武蔵高等学校中学校)

総合優勝
■団体総合■
1位 中央大学杉並高校A
2位 武蔵高等学校中学校B
3位 武蔵高等学校中学校A
1位と2位はタイブレイクで、中央大学杉並高校Aの優勝となりました。
表彰の後は、連盟会長でもある生田教諭からの講評。
大会講評
参加生徒全員がちゃんと静かに聞いていて、競技をやっていく上で一番大切なマナーを守れることが出来ていることに気付きます。
閉会宣言
最後は草場さんの閉会宣言で、第1回東京都高等学校ボードゲーム選手権大会が終了しました。

連盟会長の生田先生は、まだまだ知名度が低いこの組織。
これから少しずつでも大きくしていけたら、と話されていました。
保護者の理解を得るところで、思わぬ苦労をされることもあるそうです。
ボードゲームでも「ゲーム」という言葉に反応する保護者もいることでしょう。
競技に対し真剣に臨んでいる集中力、終わればすぐにでも感想戦を交えて復習。
さらには他校生と笑顔で交流する協調性。
ゲームと競技、両方の側面を持っているイベントを成功させたことは、1つの前進だと思います。
参加された生徒の皆さん、運営として参加された先生方、おつかれさまでした。

余談ですが、生田先生と草場さんのネクタイが、ボードゲーム柄で素敵でしたw