・魔法使いの修行の旅
 Wizards Wanted(Mattel:2017)


魔法使いの修行の旅

魔法使いとなってピクシーダストを使い、魔法のお仕事の達成で得点を獲得していくゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

大きなボードを広げて、指定の場所に魔法のお仕事カードを置きます。
各プレイヤーは自分のキャラクターを決め、最初の30ピクシーダストを受け取ります。
ゲームは、スタートプレイヤーから順番に手番を繰り返し、魔法のお仕事カード山からロイヤル・インスペクターが出てきたら終了です。
手番では、移動とアクションを実行します。
移動は最大5マスまでで、魔法の鳥のタクシーはお金を払うことで何度でも使用可能です。
アクションは、ピクシーダストの購入・魔法のお仕事・魔法のライセンス獲得の3つから1つを選んで実行しますが任意です。
ゲーム終了時に最終得点を計算し、もっとも得点の高い人が勝者になります。

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最初の手番では、まず自分のコマをスタート位置に置くところから。
移動は歩数によってピクシーダストがもらえたり、払ったり。
最初に30持ってるとはいえ、お仕事を達成するのに割と使うので温存。
無料の2マス移動で、お仕事に近付く。

ゲームが進むとマッシュルームが置かれるけれど、基本的には良いことが描かれているのです。
さらに2マス移動出来たり、魔法属性が描かれていたり。
とはいえ、そのために戻るのもなぁと振り返らない。

達成!
いくつか達成すると、ピクシーダストがなくなる。
1マス移動で少しずつ貯めこんでも足りない。
そんな時はピクシーダストの購入。
ただし、値段は時価(w
誰かが購入すると値段が変わるのです。
出来るだけ安く多く入手したいのはお互い同じなので、どのタイミングで購入に踏み切るか見極める。
ピクシーダストを購入出来る場所は決まっている上に、ちょっと遠い。
余分な移動をするためのピクシーダストも足りない。

こんな時は・・・ワープだ!
ワープ
四隅にあるワープゲートを通ってひとっ飛び。
さらにワープゲートを通った移動先にチャームがあれば手に入る。
ただし、ワープには10ピクシーダストがかかるのです。
なるほど・・・見た目が可愛い系で子ども向けのゲームかと思ったけれど、しっかりマネージメントしないとダメだw

ピクシーダストを入手するには、お金で買うか魔法のお仕事を達成するか。
お金はゲーム終了時に得点化されるので、あればあったほうがいい。
魔法のお仕事が新しく追加された時に、まだ達成されず残っているお仕事にはお金がのるのです。
狙わないわけがない。
魔法のお仕事
お金が2枚見えている時点で、これは狙うべきお仕事。
しかも使用するピクシーダストが少なくてすむ。

そのうち、トド吉がお城に行き、魔法のライセンスを覗き見。
ライセンスを取得しておかないと、ゲーム終了時に減点。

「そっかー」
「え?何!?」

気になる・・・でもお城は遠い。
ならばお仕事を出来るだけ達成しておいて、近付いたところで覗こうと決意。
そして、ひたすらピクシーダストを購入しては移動。
達成自体は難しくないのです。
ピクシーダストを持ってさえいればw

魔法のお仕事カード山がかなり減り、焦ってお城へ向かう。
もちろんワープで。
そしてライセンスを覗いてみると、すでに達成出来ていた!
これで終了時の減点はなくなった。
あとは、ひたすら得点が高そうなお仕事をこなしていくだけ。

「あー、たぶん次でゲーム終わるよ」
「え?まじで!?」

唐突におとずれる終了の瞬間。
いや、単にお仕事達成に夢中で、山札の枚数を気にしていなかったというかw
ボード上に魔法のお仕事を補充しようとした時、ロイヤル・インスペクター登場。

「はい、ゲーム終了」
「え?即終了!?」
「そうだよ。ほら書いてある」
「えー!私のほうが後手番なんだから、あと1回手番やらせてよー」
「無理!」

自分なりにスピーディにお仕事をこなしていたつもりだったけれど、トド吉はそれを上回っていた。
惜しい・・・序盤からもったいぶらずにワープ使えばよかった。

箱絵とボード絵の色遣いというか、イラストというかが子ども向けなのかな?と思っていました。
実際遊んでみると、お仕事は早い者勝ちなので計画的な移動が必要だし、減っていくピクシーダストの購入タイミングの見極めが必要です。
10才以上対象なだけあり、大人でも夢中になれるゲームでした。
というより、夢中になりすぎて自分しか見ていなかったのも敗因かなぁ。
2人プレイはかなりガチでしたw

このゲームの製造・販売元はマテルなんですが、おばけ屋敷の宝石ハンターの日本語版もあわせて、日本で流通しているボードゲームがかなり増えてきました。
このゲームもルールブックは日本語です。
今回のこのゲームを遊んだ感じだと他も期待出来そうなので、チェックしていこうと思います。