・レース・スルー・スペース
 Race Through Space(Ravensburger:2012)


レース・スルー・スペース

自分の宇宙船3隻を月に到達させ、得点を獲得するゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

ゴールは月で、到達した順番に得点マスに宇宙船を置いていきます。
月タイルを置き、その下に銀河タイルを並べます。
スタート位置に全員の宇宙船を置いたらスタート。
手番ではダイスを振り、出目に従うだけ。
数字なら自分の宇宙船1隻を前進させ、矢印なら自分の宇宙船を前進させるか、他の宇宙船を後退させるか。
全員が1手番ずつやったら、銀河が移動していきます。
スタートプレイヤーの手番開始時に、必ず一番後ろにある銀河タイルを先頭に移動させます。
この時、移動するタイルに止まっていた宇宙船は、ゲームから取り除かれます。
流れ星タイルはちょうどで止まればさらに前進、小惑星タイルは必ず止まります。
これを繰り返し、すべてのロケットが月に到達するか、ブラックホールに飲み込まれたらゲーム終了。
得点を計算し、もっとも得点の高い人が勝者になります。

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このゲーム、アップ・ザ・リバー(Flusaufwarts/Up the River)のリメイクらしいです。
HABAのMarrakeshも同じアップ・ザ・リバーのリメイクです。

全員がアップ・ザ・リバーを知っていると、ルール説明が早いw
タイルの説明が終われば、すぐにゲームスタート。

「よし、数字で前進!」

「こっちも前進!」

「前進だけど・・・1って」

そう・・・なぜかこの時、みんなの出目が低い。
ダイスには1しかないんじゃないか疑惑が出るほどに、とにかく1。
1ではダメなのです・・・

1周終わり、2周目からが本番。
どんどん流れていくタイル。
次に自分の手番がくるまでに、果たして前進出来ているのかすらわからない。
進んだと思ったら、矢印で後退させられたり、後退させたり。

「いやー、みんなで並んでいこうよ」
「えー」

なんという泥沼w
そういこうしているうちに、タイルがすごい勢いで流れる。
危ない・・・このままでは宇宙船が脱落してしまう。
でもそういう時に限って、ダイス目が低かったり矢印だったりするわけでw

小惑星の強制停止も厳しい。
止まりたくないのに、止まらなきゃいけない。
そうこうしているうちに、少しずつ脱落する宇宙船が出てくる。
残っている宇宙船だけでもゴールさせないと。
少しずつダイスを握る手に力が入ってきた頃、トド吉の宇宙船がまさかの全部脱落。

「あ゛−!」
「はい、脱落ね」
「あははははははは!」

以降、トド吉はただの見学者にw
見えている月は遠く、なかなかたどりつけない。
2人で足の引っ張り合いをしている中、ようやく私の宇宙船が1隻飛び出した。
このまま・・・このまま進んでくれれば。
いたるさんも私も残っている宇宙船は1隻のみ。

「まだ追いつける!」

いたるさんも追い上げを見せる。
そして、小惑星で一時停止になるも、最後はなんとかゴール。
いたるさんもまもなくゴールしたけれど、お互い1隻しか残っていなかったので、先にゴールした私のほうが得点が高いので勝利。

なんだか懐かしい気がしました。
リメイクだけあって、イラストも昔のより華やかで目も楽しめたというか。
今回は盛り上がる展開だったので、かなり賑やかに遊べました。
まさかの一度に全部脱落には、全員で大笑い。
最後のゴール前競争も熱い戦いでしたw