・パイオニア
 Pioneers(Queen Games:2017)


パイオニア

アメリカの東海岸をスタートとし、道をつなぎ西へ向かって開拓していくゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

大きなボードにはアメリカ地図が描かれ、線でつながった街にはカバータイルが置かれています。
各プレイヤーは、自分色の開拓者と道、ボードと店タイルを受け取ります。
ゲームはラウンド制で、プレイヤーは各ラウンドで1回手番を行います。
手番は3つのフェイズに分かれ、収入、購入、移動と植民を順番に実行したら、次のプレイヤーの手番になります。
収入は、自分ボードに書かれている収入をストックから取ります。
購入は、新しい道路をつくったり馬車を購入したりします。
移動と植民は馬車を移動させ、自分の馬車に乗っている開拓者を街に置いてカバータイルを獲得します、
カバータイルはそれぞれの特殊アクションになっていて、すぐに実行します。
これを繰り返し、誰かがすべての道路をつくるか、山札の最後の馬車が並べられたら、そのラウンドを最後までやってゲーム終了。
最終得点計算をし、もっとも得点の高い人が勝者になります。

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とりあえず最後手番だったので、みんなの出方を見ながら。
1人ずつ全部やっていくので、ひたすらボードを眺める係。
いたるさんとトド吉の道が置かれたところで、やっと私の手番。
収入もらって、まずは道を買う。
すでにスタート地点周辺は道があるので、みんなが通りそうなところを狙って配置。
そして馬車を動かして開拓者をおろす。

おぉ、簡単。
基本ルールが簡単なのはいい。
でも簡単だからこそ、考えなきゃいけないところは考えないと。

他の人が街に到着した時、お金を払うことで便乗して自分の馬車から開拓者をおろすことが出来る。
でも手番の人から時計回りで先着1名様。
さらに、その街タイルと同じ開拓者がいればの話。
序盤はお金に余裕がないので、便乗したくても出来ない。
むしろ、自分の時に便乗してくれる人がいると、次の手番までに便乗出来る。
持ちつ持たれつの関係!?(違

こういう場所取りは、遅れを取ると後ではつながらない。
お金も少ないし、とりあえず収入を増やすために黄色い街へ。
到着して開拓者を置くと、タイルがもらえるのです。
黄色は収入が増える証。
紫はアクションが増えるし、他のタイルにも効果があります。
収入が増えたところで、道2本置きしつつ、自分の道の行き先をふさがれないように静かな攻防。

「あ!おれもう置けないじゃん!」

いたるさんの悲鳴が聞こえる。
でも気にしないw
ひたすらつなげていくトド吉を阻止するにはこれしか・・・(言い訳)
とはいえ、馬車から開拓者を全員おろさないと得点にならない。
安めの馬車を購入し、自分の道でコスト削減、便乗出来るところはしていくスタイル。
これが良かったのか、出遅れていた得点も中盤では追いつき追い越せ状態まで回復。
ちらちら見ていると、最後の得点計算で負けそう。
私の道がつながっているところには、他の開拓者が少ない。
その点、トド吉の道がつながっている街には他の人の開拓者が多い。
場所取りが上手いんだろうな・・・

なんて考えても仕方ないので、ひたすら道をつなげて小さめの馬車で開拓者おろし。
移動する馬車も自分の道しかないようなところまで持って行ったり、白熱した取り合いに。
気付けばゲーム終了で、勝ったのはトド吉。

kickstarterで出資者募集していたので、先に遊べていた人も多かったと思う。
確かにいいね。
何と言っても基本的なルールが簡単なのがいい。
そこまで広くないマップの中で、道を取り合ったり街に便乗したり。
でもずば抜けて面白いと感じなかったのは、私の好みじゃないからw
こういうルート構築していくのは、そこまで好き好き−!ってならないのよねぇ。
あと長考しがち。
これでさくさくと遊べるなら、もっと良かったかな。
それでも、面白いと感じるのだから、昔より成長したと思う。

Pioneers
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2017-10-15