・アークティア
 Arktia(Murmel Spielwerkstatt:2008)


アークティア

モグルーを配置して、氷の支配権を取って得点を獲得するゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

プレイ人数によって違う氷タイルを並べます。
各プレイヤーは、自分色のモグルーを受け取り、順番に1個置いていきます。
準備が出来たらゲーム開始。
手番では、モグルーを配置するか移動するかを実行します。
配置は自分のモグルーに隣接していて空いている氷に。
移動は、元の位置から直線上なら、他のコマを飛び越して好きな数だけ移動出来ます。
移動後、同色のモグルーがグループになっているかチェックし、隣接していないモグルーを除去して手元に置きます。
手元のモグルーがすべてなくなっていたら、手番終了後に氷を1つ除去します。
これを繰り返し、終了条件のいずれかを満たしたらゲーム終了。
最後に得点を計算し、もっとも得点の高い人が勝者になります。

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今回は2人プレイなので、盤面も狭く、中立として使っていない色のモグルーも使います。
運要素がまったくない、全部見えてるという私の苦手な完全情報公開系。
苦手なら、最初からがんがん攻めていこう!ということで、ゲームスタート。

モグルーは3種類で、一番大きな円は中央に穴、真ん中と一番小さいモグルーは穴のない円。
大きい円の上に小さい円がのれるし、一番小さいモグルーは一番大きい円の中央にはいってしまう。
氷の支配権をとるためには、重なってタワーになったモグルーを自分が支配しなきゃいけないわけで。
まずは手元のモグルーを配置しつつ。
手元からなくなれば、どんどん氷を除去していけるし、除去した氷だって得点になる。
でも油断していると、すっぽり中に入った挙句、蓋をされてしまうことだってある。

真顔で淡々とモグルーを置きつつも、目は盤面を見つめる。
相手の出方1つで変わっていくのだから、常に考えている頭。

「あ!油断した!」
「いやこっち先に取るでしょ。普通」

珍しく私が優勢で、どんどん広がっていくモグルー。
隣接する位置に空きがなければ、モグルーを配置することすら出来ないので、空きを確保しつつ。
やっと手元のモグルーがなくなる。
勝負はここから。
動かせなくなっても脱落だし、出来るだけ動かせるモグルーを残しておかなきゃ。

移動して氷を取るの繰り返しだけど、油断出来ないのが割としんどい。
あっちを動かすとこっちがこうきて、でもこうだとこれで・・・常に脳がフル回転。
氷がどんどん減り、気付けばあと2手で動けなくなる。
そして、トド吉は動ける。
上手く誘導されていたっぽい・・・しょんぼり。
終わってみれば、結構な点差でトド吉の勝利。

中盤までは、早々にトド吉が動けなくなって終わりだと思ったのにw
時には中立が邪魔で、むしろ中立勝ちもあるよね、なんて話していたのに。
終わってから色々考えてみたけれど、たった1つの移動ミスが最後まで響いてしまいました。
勝てたと思ったのになぁ・・・おかしなぁ。