・汽車は進むよ
 Jedzie pociąg z daleka(Nasza Księgarnia:2017)


汽車は進むよ

タイルを並べて線路をつなぎ、汽車を駅へ誘導して得点を獲得するゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

各プレイヤーは、自分用のフレームとタイル、汽車コマ等を受け取ります。
ゲームは全員同時に進行していきます。
ルールはとても簡単で、自分のタイル山から1枚取り、フレームの中に配置していくだけ。
この時、すでに配置されているタイルかフレームに隣接するように配置し、最後に線路が増えた汽車を移動させます。
汽車同士がぶつかったら両方取り除き、駅に到着した汽車は得点ボードに自分のトークンを置きます。
これを繰り返し、移動出来る汽車を持つプレイヤーがいない、もしくはすべてのタイルを配置して汽車の移動まで終わったらゲーム終了。
駅の得点を合計し、もっとも得点の高い人が勝者になります。

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ブログ『ひだりの灰色』のひだりさんが、ポーランドから直接購入するということで相乗り。
追加ルール2を導入してのプレイなので、最長ルートの得点と駅得点の両方が加算されるルールで。

まずは自分のタイルをシャッフルして山に。
そしてフレームを組み立てて自分の前に置き、スタート地点に汽車コマを置く。
いざゲームスタート。

まずは1枚目。
1枚目からすでに迷う。
どっちへ線路をのばすか、どの汽車を動かすか。

そして2枚目。
あっという間に青い汽車が駅へ到着。
ま、まぁ早く到着すれば駅得点が高いし・・・( ノД`)シクシク

3枚目、と正直、中盤までは割と順調。
線路ののばし方がよかったのか、どれも程々にのびていく。
そのうち、フレームにしっかりおさまらなくて、ちょっと浮き気味になってくるけれど気にしないw

でもこのゲームは、ここからが本領発揮(たぶん)。
いつ終わるか、どこかで汽車同士がぶつかるか、とにかくタイルをめくるたびにドキドキするのです。
もちろん、最大限回避するんですが、タイルの引きによってはどうにもならない。

「はい、駅到着!あぶなっ」

紫は得点が高い駅なので、出来れば迂回してルートを増しつつゴールしたい。
ちらちらと他の人のフレーム内を見るけれど、みんな自分のフレーム内に夢中w
汽車の数が多いと難しさが上がる気がしたので、入れる時は諦めて駅にゴールイン。
そして、最後に残るは赤。
タイルの枚数もかなり減ってしまった。
どう置いたらループせずに駅に向かえるのか、タイルを持って考える。
何とかちょっとずつのびていく線路。
線路の長さではトド吉が圧倒的に思えたけれど、私にはまだ赤い汽車が。
そして、駅の得点が!

運命の最後の1枚。
あれやこれやと組み合わせて、何と赤い汽車が無事に駅到着。

「うわこれ着いた!」
「おぉー」

散々さまよっていた赤い汽車も、無事に駅到着させることが出来たのでした。
そしてゲーム終了。
両方の得点を合計し、勝ったのはなんと私。
これは良いゲームだ(ぉぃ

タイルを配置して汽車を走らせるだけなんですが、これがもうドキドキ。
いかにぶつからせないか、出来るだけ遠回りして駅に着けるか。
そして、次のタイルで何が出てくるかわからないところが、後半はもうドキドキ感たっぷり。
すべてが丁度良い感じで、軽そうなのに軽すぎず、楽しいゲームでした。