・クアドロポリス
 Quadropolis(Days of Wonder:2016)


クアドロポリス

自分の都市をつくって、得点を獲得するゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

テーブル中央にゲームボードを置き、プレイヤーは自分用のボード・助手(チャート)・自分色の建築家を受け取ります。
建物タイルは、裏面の数字で分けておきます。
ゲームは4ターンで、1ターンは4ラウンド。
最初は1と書かれているタイルを袋に入れます。
手番がきたら、まずはゲームボードの列か行を選んで自分の建築家を置きます。
建築家には数字が書かれているので、対象の場所のタイルを取ります。
自分が選んだ場所に、専門家を移動させた後、取ったタイルを自分の都市に配置します。
最後に、条件を満たしていれば資源を回収したら、手番終了です。
全員が手番を行ったら1ラウンド終了で、これを4回やったら1ターン終了。
ゲームボードに残っているタイルを除去し、袋に次の数字が書かれているタイルを入れ、取り出してゲームボードに並べたら次のターンへ。
これを繰り返し、4ターンが終了したらゲーム終了。
資源の再配置をしたら得点を計算し、もっとも得点の高い人が勝者になります。

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Days of Wonderの正方形大箱なのに、意外にもルールは簡単です。
今回は3人プレイなので、4人用のタイルは裏向きでゲームボードに配置。
ここを選ぶことになったら、まさしくはずれ。
都市をつくる上で、忘れてはいけないのが建物組み合わせ。
得点方法が決められているので、あれもこれもをやると0点の可能性さえ否定出来ない。
まずはチャートとチェックしつつ、どのタイルを取ろうかと考える。

(集合住宅は欲しい・・・問題はそのエネルギーをどこに置くか・・・)

タイルは右上に種類、左上に配置して得られる資源、右下に必要な資源が描かれているのです。
工場は置いただけでは稼働せず、人が必要。
そして、エネルギーが必要なので、そのエネルギーをどこで使うか。
余った資源は、ゲーム終了時には減点対象。
無駄なくが一番なわけで。

トド吉は港重視で、いたるさんは工場と住宅。
ならば私は・・・公共サービスを最初に建ててしまおう作戦。
自分用ボードを4つに区切り、各所に1つずつあれば14点だし、必要な人は住宅おけば出てくるし。
それぞれ方向性が違うスタートにはなったけれど、問題はタイル取得。
ゲームボードは列・行どこちらも、置ける建築家は1枚のみ。
いくら欲しいと思っても、置き場所がなければ取得出来ない。
縦横で数えて、どの順番で建築家を使うかも大切でした。
基本的なルールは簡単なのに、かなり悩ましいw

公共サービスを建てつつ、住宅も配置。
余ったエネルギーを捨てられる公園も欲しいけれど、それはいまじゃない。
欲しくて取れる建物優先。
それにしても、裏返しの「4」タイルが憎らしいw

自分用ボードをきれいに埋めつつ、住宅を積み上げてくると、欲しいのが公園。
さらに工場を置き、港は捨てるとして商店を置きたい。
他の人とかぶらないって大切w
1点でも得点になるよう、考えながら都市をつくっていく。

夢中になって遊んでいたら、あっという間に終了目前。
空いた場所に置くタイルは何がいいか、何を諦めて、何で妥協するか考えなきゃいけない。
他の人の都市を見ると、どれも得点が高そう。
余った資源をどうにかしつつ、きれいに埋まったボードでゲーム終了。
公共サービス以外は、住宅の高さでトド吉に負けていたり、派手さはなかったけれど、無駄な資源がなかったのがよかった。
おかげで、珍しく私の勝利。

勝ったのは、わ・た・し!(うれしい)

何というか、すごく最近のゲームという感じ。
簡単なルールで適度に悩ませてくれるので、ゲームしている感じがあって満足度も高め。
そして出来上がった自分の都市を眺めてしまうw
こういったゲームは他者との絡みが薄目だけど、そこはタイル配置のルールで縛っているし。
なかなか良いと思うんだけど、広く輸入されないのはなんでだろう?

上級ゲームでは、自分用ボードが裏面になり、建物タイルも上級用が加わります。
そちらもちょっと試してみたいなぁ。
ミニ拡張として、児童公園というルールもあります。