・パパ・パオロ
 Papa Paolo(Quined Games:2016)


パパ・パオロ

ピザ職人として、ピザをつくって出来るだけ多く配達するゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

大きなボードには、外枠がアクション選択になっている場所に都市タイルを並べ、配達タイルを所定の位置に置きます。
各プレイヤーは、自分用ボードや自分色のコマ類を受け取ります。
ゲームは5ラウンド。
ラウンドは、7つのフェイズで進んでいきます。
まずは自分のアクションコマを置いて、アクションを実行するか、タイルを取るか選びます。
次に置いたコマを元に、手数料を入手したら、配達タイルの競りを実行。
投資タイルを発動させたら、ピザの配達をします。
配達によって経験を得たら、最後に次ラウンドの準備をしてラウンド終了。
これを5ラウンドやったら、得点計算をします。
もっとも得点の高い人が勝者になります。

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今回は2人プレイなので、ボードも2人用。
アクションの実行が2つ描かれていても1つだけとか、どのフェイズにもルール変更があります。
実はこのゲーム、何といっても肝心なのは都市タイル配置。
ご近所さんをどんどん増やしていくんですが、配達人の歩数は決まっているし、ピッツェリアから遠すぎると配達出来ないのです。
どの家も1回しか配達出来ないので、必然的にピッツェリアを増やしていくことにはなるのですが・・・

まずは都市タイルを眺めて、どれが欲しいか、もしくはどのアクションをやりたいか。
そして外周のコインをよく見る。
資金としてもらえる額が描かれているので、3コインの場所は取り合い。
列で見て、最多の人が資金をもらっていくのだから、都市タイルは妥協出来てもお金は妥協出来ない。
ということで、お金プレイにw
でもこれが失敗。
よく考えたら、ピザを配達するのに配達先がうまくない。
1つのタイルに何軒か家が描かれていて、全部の家に配達が完了すると色に応じて自分の経験があがるのです。
偏った色ばかりの家が並んでしまったおかげで、そこじゃない!という経験アップに。
まぁほら、配達は基本だし、能力は高いほうがいいし・・・

都市が広がってくると、ピッツェリアも増やす。
増やすのにアクションを選びたいけれど、そのラインはコイン1枚でおいしくない・・・
トド吉に無駄なお金を与えたくない・・・

悩んだ末、コインは足りてるのでアクション重視。
これによって、トド吉の懐も潤うことに。
しかも都市つくりはトド吉のほうが上手。
自分の都市ばかり見ていたけれど、気付けばトド吉の経験がほぼ全部底上げされている。
出遅れた!(遅
競りを強気で乗り越えて、投資を上手く選んだつもりでも、2人だと選ばなかったほうを相手が取るので差が出にくい。
ちゃんと考えていなかったツケがここに。

ピッツェリア3軒目も稼働させ、何とか都市を広げて配達したけれど、すでにゲームは終盤。
今度は、ゲーム終了時にピザが残らないよう計算しなきゃいけない。
残ったピザはマイナス点。
出来るだけ無駄なくと考えていたので、ちょっと消極的なピザ作成。
実はお金も足りなくなってきていたという。

そしてゲーム終了。
勝ったのはトド吉。

最初はピザを配達するのに、何枚ピザがあって、次のラウンドではこれを選んでーなんて考えていたのに、お金に固執しすぎたw
お金があれば何とかなると思ったんだけどなぁ。
肝心なのは、都市タイルの配置。
一筆書きで配達するので、歩数に合わせてタイルを展開すべきだったかも。
あと、思ったよりピザを多く焼けないので、そのあたりも考えないとダメでした。
(遊んだのはおそらく初版のものだと思います)