・腹ぺこヒナの成長物語
 Kleiner Vogel, grosser Hunger(HABA:2016)


腹ぺこヒナの成長物語

自分のヒナに餌を与え、小鳥に育てるゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

各プレイヤーは、自分のヒナを決めてタイル4枚受け取ります。
タイルは裏返しに順番で重ね、最初の1枚をめくり、タイル山の側に置きます。
順番にダイスを振る係をやります。
係の人がダイスを振ったら、全員ダイスの出目に注目。
ごちそうと自分のヒナが欲しがっているごちそうが合っていれば、そのチップを取ってタイルの絵を隠すように置きます。
ダイスの出目がごちそう2つ分でも、1つしか取ることが出来ません。
タイルのごちそうチップがすべて揃ったら、チップを場に戻して次のタイルをめくります。
これを繰り返し、一番先に大きなタイルをめくって、ヒナを小鳥に出来た人が勝利します。
今年のドイツ年間キッズゲーム大賞の推薦リスト入りしたゲームです。

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自分のヒナを選んでタイルを重ねたら、準備完了!
タイルをめくるたびに、少しずつヒナが成長していくところがかわいい。
そしてダイス振り係は私からスタート。

ダイスを振る。
運がいいのか悪いのか、ごちそうが2つ描かれている。
これによって、トド吉も私もチップを獲得。
ヒナによって、欲しがっているごちそうが違うので、出来れば自分だけがチップを取りたい。
そんなことを考えていたからなのか、まったく反対の展開になったわけですがw

最初こそお互い同時に、ヒナが成長していきました。
ところが、次のヒナが成長した後で、少しずつ差がついてくるのです。

「じゃ、次おれがダイス振る番!」

意気揚々とダイスを振ったトド吉ですが、なんと私が欲しいごちそうじゃない。
しかも自分のヒナは欲しがっていたので、チップを取っていく。
これ!これを私がやりたかったのに!
逆にやられる側じゃダメだ・・・

ところが、私がダイスを振ればトド吉もごちそうを取り、トド吉がダイスを振ると私はごちそうを取れない。
たとえ2つ描かれていても、私は取ることが出来ない。
トド吉がタイルをめくり、私のヒナはまだ成長出来ない。

でもまだ焦る時間じゃない。
ダイス目さえ言うことをきいてくれれば、私にも逆転のチャンスがある。
そんな夢を考えているうちに、トド吉のヒナは小鳥になってしまいましたw

これ負けると、かなり悔しい!
なんでそこで私の欲しいごちそう出ないかなーと思っていました。
自分が振ったのに、自分でごちそう取れないとしょんぼり。
テーマもイラストも可愛らしくて、本当はもっとほのぼの遊ぶのかも。
大人が遊ぶと物足りなさがあるかも。
でも大人2人は、ガチでダイス勝負になっていたので、悔しいものは悔しいのですw


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