・ズーポリス
 Zoo Police(dV Giochi:2016)


ズーポリス

カードを配置して他のカードを当てたりしながら、得点を獲得していくゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

各プレイヤーは、同じ内容の容疑者カード5枚を持ちます。
ゲームは5ラウンドで、1つのラウンドは4フェイズに分かれています。
まずは事件発生で、場に今回使う事件カードを縦に4列並べます。
次に、プレイヤーが全員同時で容疑者カードを出していきます。
容疑者カードは裏向きで各事件に対して1枚置いていくので、余った1枚はどの数字なのか他のプレイヤーにわからないようにします。
そして取り調べで、スタートプレイヤーから順番に、他のプレイヤーが置いた裏向きのカードの数字を当てていきます。
宣言が正しかった場合、1点の得点カードを受け取り、その容疑者カードは場から取り除かれます。
宣言が間違っていた場合、その容疑者カードは表向きのまま場に残ります。
最後に、各事件が解決されたかチェックします。
基本的には、列に残っている一番大きな数字の容疑者カードを置いたプレイヤーが、事件カードを得点として獲得します。
誰も獲得しなかった場合、そのままにして次のラウンドに持ち越します。
これを繰り返し、5ラウンド終了時にゲームも終了。
獲得した事件カードを最大3色までと得点カードを合計し、もっとも得点の高かった人が勝者になります。

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持っているカードが5枚で、その中から4枚を使う。
さらに他の人が何を置いているのか当てれば得点だし、列からカードを除去出来る。
ルールを聞いた時点で、そりゃ面白いんじゃないの?という話でゲームスタート。

まずは並ぶ事件カードをチェック。
事件カードには虫眼鏡が描かれていて、茶色と自分の色は得点になる。
他の人の色は得点加算されない。
茶色と自分の色チェックは欠かせない。

全員同時にカードを置いていくのに、何となく歩調も合ってくる。
何となく遅れは取りたくないというかw
配置が終われば、取り調べフェイズ。
このゲームの醍醐味は絶対ここだと思う。
スタートプレイヤーから順番に、「ここは4でしょ!」と宣言していく。
これによって、誰がどの数字を置いたのか見えていくんだけれど、時には当てて除去されろ!と祈ることも。

「いたるさん、ここ2でしょ」
「がーん!」

「ふうかさん、ここ絶対4だよね」
「ぶっぶー!はずれー!」

こうやって繰り返していくと、意外にカードが減っていく。
1人4回宣言していくので、当たりが続けばそりゃカードが消えるわけでw

そして事件は解決し、残った容疑者カードの持ち主がカードを持っていく。
問題は、得点になるのは3色までだってこと。
獲得するのさえ難しい時もあるのに、3色までしか得点にならない。
だったら同じ色で固めたい。
でもそれだとばれやすい。
プレイヤーの性格がカードの置き方に出るので、そこを加味して予想していくのが楽しい。

(普通なら3とかだけど、これ絶対1とかだよね・・・)

とかw
誰も解決出来なかった事件が出ると、戦いも激化。
残った事件に新しく事件が追加されるのだから、とてもお得。
そういう熱いところにどの数字を置くか、すごく悩ましい。
表になった他の人のカードが、自分のカードと同じ数字なのがわかった時。
そして、それが最大数字だと「私のは当てないで!バッティングで道連れだ!」とか思うわけでw

夢中になって遊んでいるうちに、あっという間にゲーム終了。
勝ったのはトド吉。

カードを4枚置くだけなのに、それに付随するプレイヤー間のやり取りが楽しい。
取れないなら道連れが発生するので、時には他力本願。
得点を獲得するというより、他の人に当てられないよう裏の裏を考える感じ。
時に素直な置き方をすると、意外に当てられなかったり。
プレイ時間もそこまで長くなく、終わった後には程よい満足感というかw
動物のイラストも良かった理由かも。

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