・モンバサ
 Mombasa(eggertspiele:2015)


モンバサ

アフリカを舞台に、株式を取得して得点を獲得していくゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

大きなボードには、アフリカの地図をはじめ、各社の株式や帳簿タイル、カードディスプレイなどが描かれています。
各プレイヤーは、自分用のボードと初期アクションカード、インク瓶マーカーを持ちます。
ゲームは7ラウンドで、各ラウンドは計画・アクション・次ラウンドの準備の3フェイズからなります。
計画では、自分用ボードのアクションスロットにカードを裏向きで1枚ずつセットし、一斉にオープン。
アクションではスタートプレイヤーから順に手番を実行していきます。
アクションは、基本的にカードを1枚使って実行するもの、もしくはマーカーを置いて実行するものがあります。
アクションフェイズ終了時、自分用ボード上側の休息デッキ1つに置かれているカードを手札に加えます。
最後に次ラウンドの準備をしたらラウンド終了。
これを7ラウンド繰り返したらゲーム終了で、最終得点計算をし、もっとも得点の高かった人が勝者になります。

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最初の3枚を並べて、一斉にオープン。
アクション実行後、最初は使ったカードを休息デッキに移動させるだけ。
この使ったカードをすべて休息デッキに移動させなきゃいけないのをちゃんと考えなきゃいけないのです。
3枚並んで3枚実行することが出来ても、それぞればらばらの休息デッキ。
回収出来るのは1デッキだけなので、同じ場所で同じ種類のカードを使ってためていくか、常にばらばらの効果を相乗させるか。

カードには商品の他に、探検カード等もあるけれど、それぞれ使い道が違うのです。
序盤はそれを間違えて、株を入手するはずがカードを購入して終わったり。
さらに、各商品をみて最多の人が出来るアクションも、うっかり商品カードを使ってしまい、自分が最多ではなくなったり。
どれから実行するのか、落ち着いて考えなければダメ。
株は4社あったけれど、あれもこれもと平均的にはいかないので、どこかに集中させることに。
他の人が狙っていない白色の株がまぶしい。
これだ!

ここからは、手堅くアクションを取って、残っていれば株を購入。
じわじわと増えていく株。
増えるとお金がもらえたり、別なアクションを選べたりするのです。
これが割と大切。
自分ボードの得点配分も気にしなければならず、得点が増えるところまでもっていきたい。
ぎこちなく実行していたアクションも、慣れてくれば効率重視。
他のことに気を取られている余裕がないというかw

いたるさんとトド吉が得点をのばす中、私はひたすら地道な白株買い。
それでも本を集めたり、インク瓶を動かすにも一気にやらず、宝石を獲得出来るところで止めたり。
何といっても、カードをセットする位置を間違えただけでも、かなり影響が大きいので、何度も確認しつつセット。
時折、誰かの悲鳴が聞こえてきたし、私も「うわぁぁぁ!間違えた!」は頻繁にやりました。
リカバー出来ればいいけれど、そこで諦めて別な方向を模索するのも楽しい。

終了間際、いたるさんとトド吉がざわざわし出す。
私が持っている白株がもう少しでストップ高w
株単価が変わってくるので、それでトップじゃないのか?と。
とはいえ、邪魔はあまり出来ないし、1つ止められても他に逃げ道があるので、そこまでピリピリせず。
そしてゲーム終了。
お楽しみの得点計算。
白いサン・ルイ株を10株持っていたおかげで、なんと私の勝利。
絶対ダメだと思っていたので、逆に驚いたw

見た目でおなかいっぱい。
ルールは多め。
この2点でなかなか遊ぶチャンスをつくれなかったんですが、基本的なルールは本当にシンプル。
あとは、展開を考えてどこに目を向けるか、カードをどこへどの順番で出していくか、プレイヤー次第。
覚えなきゃいけないことが少ないと、考えられることが多くても考える時間がある。
その点でも、かなり面白いゲームでした。
というか、今まで積んでいて後悔w