・ぜいにぃ・ぺんぎんず
 Zany Penguins(Bombyx:2016)


ぜいにぃ・ぺんぎんず

さまざまな地域にペンギンを送り込み、得点を獲得していくゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

各プレイヤーに18枚ずつカードを配ります。
配られたカードは裏向きのまま山にして自分の前に置き、ここから2枚引いて、最初の手札とします。
まず召集フェイズで、自分の山札から2枚引いて手札に加えます。
次に潜入工作フェイズで、自分の手札からカードを選び、左右隣りの人に1枚ずつ渡します。
自分が渡されたカードは、そのまま手札に加えます。
最後に上陸作戦フェイズで、手札から1枚選び裏向きで自分の前に出します。
全員出したら一斉にオープン。
カードに効果がある場合は効果を適用し、出したカードを自分の前に並べます。
カードは地域ごとに列をつくって置きます。
これで1ラウンド終了。
これを繰り返し、8ラウンド終わったら得点計算。
まず各自が自分の前に並べているカードの合計数字を地域ごとに見ていきます。
もっとも数字の大きい人はその地域を支配しているということで、手札に残ったその地域のカードすべてが得点になります。
支配出来なかったプレイヤーは、手札に残ったその地域のカードの中で、もっとも小さい数字1枚が得点になります。
カードを出していない地域は、得点にはなりません。
すべての地域について計算し、もっとも得点の高い人が勝者で「全世界の支配者」となります。

SPONSORED LINK

こういうゲームは上手くいったためしがない。
前に並べて合計数字を大きくしつつ、手札に残しておかなきゃ得点にはならない。
さらにラウンドが始まると、左右に1枚ずつカードをあげなきゃいけないし、逆に1枚ずつもらうことになるわけで。
カードのイラストが可愛いのに、ゲーム内容は可愛くないw

とりあえず他の人とかぶらない色を出しながら、手札に出来るだけ大きい数字を残す方向で。
というのも、カード一斉出しの時に誰かがカミカゼを仕込んでいると「そのラウンドに出された7以上のカードは破壊」というのがあるのです。
自分なら絶対使うなぁとか考えつつ。
カードは1から9までで、全部使っていればある程度わかるかも知れないけれど、それは5人プレイの時だけ。
3人だと使っていないカードがかなりあるので、あとは・・・勘?

最大になれなくても、手札が偏っているなら1枚は出しておくと得点にはつながる。
出しそびれた地域はそもそも0点なので、出せるなら出したほうがいい。
でもうっかり出しすぎて、その後1枚くらい手札に入るかと思ったらこなかったり。
ちらちらと他の人が出したカードの数字をチェックしながら。

ゲームには関係ないけれど、他の人がカードを持っていると、見ているだけで和みます・・・w

フタゴ・ニンジャの効果を上手く使って、2枚自分の前に出したり、偵察員を使って他の人が出したカードを見てから出したり。
8ラウンドしかないとわかってはいても、ここを増やして・・・なんてのんびり考えてしまう悪い癖。
どのカードを渡そうか、どんなカードを渡されたかも気にしておきたい。

あっという間に8ラウンド終了。
地域ごとの支配チェック。
ここで1つの地域だけ、カードを出しておきながら手札に残っていない事案発生。
そして、さすがにみんな手札に大きい数字残してるよねーという展開。
勝ったのはいたるさん。

まず言いたいことは、カード裏面が可愛い!
ぜいにぃ・ぺんぎんず
表には地域ごとに背景が違うペンギンたちが描かれていて、もちろん可愛いんですが、若干怪しい顔のもいたりします。
だから何といっても裏がかわいい。
ペンギンとパンダには弱いのですw

ゲームは8ラウンドしかない中で、いかに得点化するか勝負。
出しすぎても手札に残らないし、出さないと抱えていても無駄になるし。
ルールが簡単で適度に悩めるし、程々で良いんじゃないかと。
テーマは世界支配を狙うという、ちょっと物騒な感じだけど、ペンギンだから良し(なに
ただ、イラストが好みだったので、すぐにスリーブをつけたんですが、缶に入りきらない事態発生となりました。

2人用ルールがあるので、次回2人でも遊んでみます。