・ラストスパイク
 The Last Spike(Columbia Games:2015)


ラストスパイク

線路を敷設しながら土地を入手し、お金を稼いでいくゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

ボードには各都市と線路が描かれています。
各都市間をつなぐ線路は、すべて4つの区間マスに分かれています。
線路は木製コマで、敷ける区間と敷設にかかる費用も書かれています。
手番がきたら、線路を置く、土地カードを購入する(任意)、新しい線路を1枚引くを順番に実行します。
都市の土地価格は、1枚目のコストは0表記。
これはその都市に隣接する区間に線路を敷いたプレイヤーが無料で獲得出来る土地です。
この0土地が取られないと、他のプレイヤーは土地を購入することが出来ません。
2つの都市間の区間マスがすべて埋まるとペイアウト。
2つの都市の土地を持っているプレイヤーに、持っている枚数に応じた配当金が入ります。
プレイヤー間での土地売買は禁止ですが、線路を敷設するのに資金が足りない場合は、持っている土地を半額で売却しなければなりません。
これを繰り返し、セントルイスからアクラメントまでルートを繋げたプレイヤーが「ラストスパイク」宣言をしてボーナスを受け取ります。
最後に繋がった都市間の配当を行い、ゲーム終了。
もっとも所持金の多いプレイヤーが勝者となります。

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コロンビアゲームズは、割と好みなゲームを出しているので、このゲームも期待上々でスタート。

スタートプレイヤーは、線路を引いてA1にもっとも近いのを引いた人。
もちろん、この後全部シャッフルして初期線路を引きます。
持っている線路は4個。
手番で1個使って1個引く形式。
共通して欲しいのは、各線路の1と4。
これは都市に隣接しているので、0の土地があればもらえる。
配当は枚数でかわってくるので、無料でもらえるなら欲しいのです。
でも置いたことで、他の人がルートを完成させてしまう場合も。
あと、山岳地帯の線路は高いw

トド吉が置いた線路を元に、誰か相乗りしてこないかな?と期待含めて敷設。
土地は相乗りで購入。
1を持っているけれど、まだ土地を開放したくないのですw

みんな口では「ここの線路欲しいなー」とか「4欲しいなー」とか言ってるけれど、きっと嘘だ。
持っていても持ってないふりしてるんだ、あれ・・・
とか思いながら、私も持ってるけどね!的なw

勿体ぶっても仕方ないので、敷設して土地を入手。
あとは伸びそうな土地に目をつけて土地を購入していくだけ。
自分が敷設した都市間は伸びそうにないなぁとか。
相乗りしていくと、配当を与えまいと敷設しなくなるところが悩ましい。
自分より土地枚数が多い人が相乗りしていると、本当にどうしたものかと考える。
でも敷設には資金が必要。
なければ土地は強制半額売りで、さらに他の人に買われちゃう。

序盤から順当に配当をもらっているトド吉といたるさん。
それに比べて、1枚の土地ではしょぼい配当しかもらえない私。
もっとも、安い線路しか敷設してないからいいんだけどw
線路を敷設して、土地も購入してとなれば、意外に金額がかさむ。
後半は、土地を購入しないという選択肢もあり。
最終的にどのルートで繋がりそうかチェックしつつ、終点となるサクラメント付近の土地を多めに購入。
絶対最後には配当もらえるもの。
そのためなら、保管しておいた線路も敷設。
無料の土地カードを入手するため。
一旦開くと、絶対配当に結びつくので売れっ子な町。
負けていられないので、集中して購入。
夢は最後の配当で逆転すること!

45分との表示通り、ボード上が線路で埋めつくされる頃には終了秒読み。
最後のルートの線路を持っている私は、安い線路を敷きながらタイミング待ち。
そして、しびれを切らしたトド吉が3個目の線路を敷いたところで、待っていました!とばかりに最後の1個を置いてゲーム終了。
多めに持っていた土地で収入大、でも負けたw
勝ったのはトド吉。

遊んだ後思い出したのがユニパシ。
そして合併のないアクワイアっぽい雰囲気。
足して2で割った感じ?
煩雑さはなく、どこに線路を敷くか、今敷くか後で敷くか。
ルート間の最後の1枚を引けるか引けないかあたりは、かなり緊張感があります。
むしろ、そこに全集中w
引けても顔に出さないのが大人の流儀(違
説明入れて60分で終わるライトさ。
その中で配当や敷設などの要素がちゃんと生きていて考えさせてくれる。
繰り返し遊んでも疲れないけれど、引き締まった良いゲームだと思います。
というか、おもしろいです。