・二枚目が好き
 3 sind eine zu viel!(Amigo:2015)


二枚目が好き

同じ色のカードが2枚になるように、カードを集めていくゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

各プレイヤーはカードを20枚受け取り、裏向きでシャッフルして自分の山札にします。
ゲーム開始時、自分の山札から8枚を取り手札にします。
場には0、30、60のスタートカードが並びます。
手番がきたら、手札からカードを1枚出し、対応する列に置くだけ。
左から右への昇順になるよう並べます。
出したカードが、スタートカードを含めて5枚目だった場合、カードを引き取ります。
出したカードがその列で最も大きい数字だったら、スタートカードの右隣りのカードを1枚、それ以外の場合は出した数字より大きい数字のカードすべてを引き取ります。
引き取ったカードは色別にして、自分の前に表向きで並べ、ゲーム終了時に得点となります。
ただし、同色の3枚目を引き取った場合、すでに獲得していた2枚と一緒に裏向きにします。
これらはゲーム終了時に、1枚−1点になります。
手札が残り2枚になったら、自分の山札から6枚引いて、手札を8枚にします。
すべてのプレイヤーの山札がなくなり、手札が残り2枚になったらゲーム終了。
得点計算をし、もっとも得点の高い人が勝者となります。

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いかに同色を2枚残すか勝負。
早速ゲームスタート。

最初の頃は何を出しても平気。
場の列すべてが4枚になってからが勝負。
出来ればバラバラの色で引き取りたい。

「ここに出して、後ろ2枚引き取る」

引き取った2枚を並べる。
1枚目の引き取りはまだまだ余裕。
幅広い色でカードを引き取りたいのはお互い同じ。
7色集めると、中間ボーナスが入るのです。
しかも先に集めたほうがボーナスが高い。
けれども先に7色集めたのはトド吉。
その頃の私といえば、2枚になってしまった色があって、どうしたものかと考える。
でも考えてみれば、3枚になってしまっても裏返すだけ。
むしろ、避けられないなら3枚引き取って裏返し、また同じ色を1枚目から集めればいい!
−3点で裏返っても、再び2枚集められたら5点で、都合2点お得w

「ここ全部引き取る!これが3枚目で死んだ」
「そうだね。それ裏向きだね」
「でもこことここが2枚になるから合計10点になる!」

強気でカード集め。
避けられないなら避けない。
手札に同じ色があるなら、強気で裏返すw
でもこれが功を奏して、1回目は私の勝利。

「これ面白いからもう1回!」
「え・・・あ、うん」

ぶっちぎりで負けたトド吉は、いまいち乗り気じゃないw
でも気にせず、カードを配る。

今度はトド吉も最初から強気で。
逆に私はちまちまと1枚ずつ色々な色を集める方向で。
そして、早々に7色ボーナス獲得。
その頃トド吉は、早々に1色裏返しw
細かく1枚ずつカードを集めながら、今度はマイナスにしない方向で。
2回目になると、カードの出し方もいやらしくなるし、相手にどの色を取らせたいのか考える余裕が出てくるのです。

(あの色取らせたいから、同じ色を間にはさんで列にしておこうかな・・・)

まぁ、当然避けてくるので、避けられない状況に出来るだけ追い込んで。
若干賭けになるけれど、自分が引き取らないように押しつけようと必死な私w
何とか耐えきったと思ったトド吉には、最後に大きなプレゼントが飛び、まさかの2色裏返し。

「あー!耐えきったと思ってたのに、もう何出してもだめだー!」

さっきより、さらに差をつけて私の勝利。

正直、2人だとどうなのかな?と思ったら、いやこれ面白い。
2人だと使わないカードが大量にあるので、持っている手札と相手が取得しているカードから推測するしかないけれど、それがまた面白い。
列全部を引き取るニムトより、一旦3枚取ってマイナス点になってもまた同じ色を取ることで得点に結びつく。
そのあたりが、まだがんばれる気になれますし、実際そのリセットがいい。
考えてみれば、「あいだの数」も好きなので、間をすり抜けたりするゲームが好きなのかも。
タイミングをずっと待って、待って、それが上手くいった時の達成感はすごく良いものです。
ちなみに、持っている色の2枚目を引き取る時、「2枚目がすきー!」という謎のかけ声で遊んでいましたw