・欧州議会
 European Union: The Board Game(Big Fun:2015)


欧州議会

自分が望む議案を可決させ、影響力を増やしていくゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

今回は基本ルールで。
各プレイヤーは、欧州連合のどこかの国を担当します。
毎ラウンド上がってくる議案を採決させることで、影響力を獲得していきます。
ゲームの流れは、まず理事会。
並べた加盟国カードの競りをしてカードを入手します。
競りは影響力トークンを握るだけ。
すべての加盟国カードの競りが終わったら、議長を決め、獲得した加盟国カードに基づいて、政党トークンを動かします。
議長が7つの議案から5つを選んで、議論と採決をしていきます。
終われば得点計算ステージ。
承認された議案に基づいて、影響力トークンを受け取ります。
さらに政党の特殊効果を計算し、ボード上の志向を調整したらラウンド終了。
これを3ラウンド繰り返したらゲーム終了。
最後のボーナスを計算し、もっとも影響力の高い人が勝者になります。

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私が担当する国は、議案が否決されると減点。
となれば、他の人は否決させてくるよねw
何せ影響力を表すトークンは、競りでも使うし、最終的な得点でもあるわけだから。

それでも最初のラウンドは平和。
議案を見て、穏便な流れでゲームが進みます。
変わってくるのは2ラウンド目から。
最初のラウンドで多めに影響力を持ってしまうと、当然敵国認定されるわけで・・・w

このゲーム、交渉が自由なんです。
なので「あの国強すぎ」と何度も言われます。
そんな釣りに引っかかるか!と思うけれど、目で見て強い国は狙われるのが定め。
しかも3人プレイだと、避けようがないw
2ラウンド目からは、採決の時に展開が厳しく。
もちろん、それをわかった上で自分に有利な議案を出し、想像通りに否決されたり。
衝立の後ろには、そこまでトークンたまってないのにw

3ラウンド目は、ほぼ流れ作業的な感じに。
でもまぁ、3人だとこうなっちゃうよねーと言いながら。

そしてゲーム終了。
勝ったのはいたるさん。
なんだかとっても悔しいわー。

実在する各国代表そのままな感じのイラストが目をひいたわけですが・・・w
これはあれだ。
基本か拡張かの前に、3人で遊んじゃいけないやつ。
いつも思うんだけど、最低4人以上いないとゲームとして疑問なものは、いっそ5人専用とかにすればいいのに。
特に投票ゲームだと、まったく面白くないという展開になりがち。
拡張ルールだと、理事会の後に議会ステージが加わり、使うカードも増えるんですが、すぐに試そうという気にはならなかったかな。
2人が結託して1人の足を引っ張って終了という流れでした。
まぁこうなるよねという典型w