・原始の生活
 Jager und Sammler(Amigo:2010)


原始の生活

夏と冬、2つの季節の中で、植物や貴重品、マンモスを狩って得点を獲得するゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

広いボードは夏冬兼用。
夏と冬に分かれたタイルのうち、まずは夏用のタイルを敷きつめます。
自分のコマを4ヶ所のキャンプに置いたらゲームスタート。
手番がきたら、自分のコマを2歩分移動させてタイルを取ります。
1コマを2歩もしくは2コマを1歩ずつ。
タイルはコマを移動させた時にボード上から取り、自分の前に裏向きで置きます。
取ったタイルはゲーム終了まで見ることが出来ません。
ルールはこれだけ。
夏が終わったら、冬用のタイルを敷きつめてゲーム再開。
ただし、夏の間に冬用のキャンプに自分の貯蔵庫マーカーを置いた数だけコマを使うことが出来ます。
夏と冬どちらも、どのコマもタイルを取れなくなったら終了。
2つの季節が終わればゲームも終了で、得点計算をします。
獲得したタイルと倉庫に置かれた貯蔵庫マーカーの得点を合計し、最も得点の高かった人が勝者となります。

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頒布会で着た当時、4人で遊んだ記憶があったので、久々に引っ張りだしての2人プレイ。
まずは夏。
自分のコマを夏用キャンプに置いたら、いざゲームスタート。
まずは1歩ずつ2コマを動かして様子を見る。
気をつけなきゃいけないのは、コマ周りのタイルが取られて、離れ小島状態にならないこと。
それを考えると、道や洞窟は逃げ場になるし、キャンプが横にあれば後回し。
取ったタイルはゲーム終了まで確認出来ないので、ある程度というか6枚まではカウントしておくw
そして重要なのがマンモスを狩るための武器。
夏は武器が多くマンモスが少ない。
この後訪れる冬では、マンモスが多くて武器が少ない。
夏の間に冬の準備をしておけということ。
武器も貴重品も欲しい。
果実は点数低めで数も多いので、狙うは薬草。
でもそんなことはお互い同じなわけで。

トド吉が周りを削ってくれたおかげで、1コマは離れ小島に。
でも割とタイルが残っているので、あとでゆっくり回収することに。
その前に、少ないマンモス狩りとつぼ・ネックレス回収。
そして、絶対に忘れてはいけないのが、冬用キャンプに自分の貯蔵庫マーカーを置くこと。
冬になると、夏の間に貯蔵庫マーカーを置いたキャンプから出発。
4ヶ所すべてに置ければ、変わらず4個動かせるけれど、置き忘れるとコマが減ってしまうわけで。
冬は置いていれば得点になります。

じわじわと追い込んだり追い込まれたり。
武器を多めに回収していくトド吉に、貴重品重視な私。
何かを集めるというより、いかに相手を動けなくしていくかの勝負といった感じ。

そして、離れ小島だった私のコマがタイルを回収し夏終了。
次は冬の準備。
道と洞窟はそのままで、空いているマスに冬用タイルを敷きつめていきます。
見ればマンモスがいっぱいw
マンモスは書かれている数字がそのまま得点なので、スルーするわけにはいかない。
夏用キャンプを意識しながら、ひたすらタイル回収。
今度は追い込まれる前に追い込んでやる!w

冬になると貴重品はツボやネックレスから毛皮や骨へ。
6枚を意識しようとするも、マンモスに目が奪われるわけで。
果実ばかり集める中で、洞窟ワープ使いまくり。
一旦撤退したと見せかけて、他のキャンプ周りを荒らしつつ、トド吉が動き出したら即ワープw
ワープにも1歩使ってしまうけれど、かなり行動範囲が広がるわけで。
お互いマンモス狩りに夢中と見せかけながら、キャンプへの貯蔵庫マーカー配置も忘れずに。
1つのキャンプを両方から突撃して、相手の道をつぶしてしまおう作戦を同時にやっていたり。
夏の平和は消えた冬といった感じで。

そして、お互いのコマが動けなくなったところでゲーム終了。
獲得したタイルをオープンにして計算します。
この時、衝撃の事実が発覚。
というのも、トド吉は武器を多めに取っていたので、最後は1人マンモス狩り状態だったのです。
ところが、タイルを開けてみると、勢いで武器を裏返してしまっていた私。

「あー!武器が!3個も!」
「あわてんぼうさんだから・・・」

悔しい。
いや、自分のせいなんだけど。
でもやっぱり悔しい。
お互いタイルの得点計算をしてみると、トド吉の勝利。
これがまた悔しさ倍増。
自分の不注意だし、自分のせいなのは痛いほどよくわかってる。
でもマンモス3匹狩れたら、逆転出来た点差だったのが余計に悔しい。
でもプレイ中、何度も「やっぱり成長したねぇ」を連呼してもらえたので、それはちょっとうれしかったりしてw

安定のくにちー。
「それは俺の魚だ」をイメージしてもらえばわかりやすいかと。
その中に、夏は冬用キャンプにマーカーを置かないとコマが減って、冬は夏用キャンプにマーカーを置けば1個5点と、スルー出来ないルールが良かった。
それにしても、4人では悲鳴あげながら遊んだ覚えがあったので、2人だと本当に得点勝負になります。