・サンダーバード
 Thunderbirds(Modiphius Entertainment:2015)


サンダーバード

全員で協力して、フッドが仕掛けてくる3つのトラブルを回避するゲームです。
いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。

大きなボードの中央には世界地図が描かれています。
上側にはフッドトラック、下側は災害カード。
両方に描かれているドクロマークに達する前に、協力して災害を防いでいきます。
手番では、移動・災害を解決・特殊能力カードを引く・5号なら災害を巻き戻すが出来ます。
基本的には移動して、災害解決に必要なトークンを集めて解決していくわけです。
さらに宇宙空間もあり、3号は宇宙空間を航行するのと、地上はオセアニアにしか移動出来ません。
2号は他のメカを載せることが出来て、ちゃんと開く設計。
前回国産のサンダーバードゲームを遊んだので、同じテーマがどう変わっているのか気になるのです。
各自、どれを担当するのか決めたら、早速ゲームスタート。

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目的は3つの計画を阻止すること。
ところが、それだけではなく災害も発生します。
それを解決していかなきゃいけないわけですが・・・とりあえず、3号で宇宙に漂う私。
下界(笑)では、トド吉といたるさんが忙しく動き回る。

「あー何かこうやれることありませんかね?」
「能力使ってこれ手に入れておいてよ」

うん・・・まぁ、そうだけど。
私も地上を動き回りたいけれど、災害見ると私が必要な気がする。
地上におりて、誰かが通る時にのせてもらうか、乗り物をおいていってもらうかで地上を移動出来るようにはなるわけで。
ところが・・・のんびりしすぎていて、10分でなんとプレイヤー側が負けてしまったという。

「はやっ!」
「のんびりしすぎ!?」
「真剣にやらないとダメなんじゃ」

ということで、仕切り直し。
最初のあっという間の出来事は練習ということで。

一度失敗したことでスイッチが入ったのか、無駄なく移動。
協力ゲームならではの相談も賑やかに。
宇宙で漂っている場合ではないので、早々に地上で待機。

「誰かひろってくださーい!」

内容物の出来も良くて、ちゃんと差せるようになっているので、誰がどれに乗っているのかわかりやすい。
2号は蓋が開いて、中に小型メカを載せられるのです。
むしろ、災害カードの中には小型メカが必要なものがあり、運ばなきゃいけないわけで。
油断しているとフッドが移動して、計画を発動しようとするので、そちらも阻止。
さっきのプレイは何だったのかというほど、効率良く解決していきます。

「ここお願い。先にこっちやる」
「これ巻き戻す」
「フッドの計画阻止した!」

もう夢中。
手番でやれることは少ないけれど、決まっていることに全員が向かっていくので、わかりやすいけれどスリルもある。
この移動でどう動くかすら、ちゃんと相談しつつw

そして、災害を解決しつつ、フッドの計画3つを阻止し、我々の勝利となりました。
いやこれ、面白い。
時間の経過をまったく感じず、夢中になって遊びました。
油断していて最初に失敗したのも含めて、さすがリーコックというところ。
ちなみに、私は昔のサンダーバードをちょっと知っている程度ですが、関係なく楽しめます。
これはkickstarterでバックしたものですが、拡張が今から楽しみです(まだ届いてません)。