・チグリス・ユーフラテス<上級ルール>
 Tigris & Euphrates(Fantasy Flight Games:2015)


チグリス・ユーフラテス

古代メソポタミアを舞台に、得点を獲得していくゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

前回間違っていたルールを訂正しつつ、さらに上級ルール入りで。
上級ルールでは、ボードも裏面の上級ボードで、使うコンポーネントも増えます。
文明の建物、驚異タイル、シェドゥの偶像の3種類。
文明の建物は、同色タイル3枚以上の直線を完成させたら建てることは出来て、文明の建物がある王国を拡張すると指導者の得る得点が2点に。
ただし、すでに文明の建物が建てられている色と同じ色で新しく完成した直線のほうが長ければ、そちらに移動します。
驚異タイルは、文明タイル5枚が十字型で完成した場合建てることが出来て、中央にシェドゥの偶像を置きます。
国王がいる王国にある場合、手番終了時に任意の色の勝利点を獲得出来ます。
さらに紛争で勝てない場合は、攻撃側はタイルを出せないイギリス式バリアント入りで。

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まずは、指導者は任意で移動出来るというのを再度確認。
そして上級の建物たちを眺めながら軽く説明。
いざ勝負!

決定的に違うところ、それは川の流れ。
標準ボードだと、青いモニュメントを建てられる場所は1ヶ所だったけれど、今回は2ヶ所あるのです。
これによって、急いで建てて1人だけウマー!が出来ないわけで。
慌てる必要はないし、指導者が自由だということは、何からやろう状態。
このゲーム、本当に最初の一手は何をしたらいいか悩むんですよね。
まぁ、私の場合ですが。
だから後手番がいいわけで・・・

序盤は通常と変わらない風景。
遊んでいるうちに忘れていく文明の建物。
まずはモニュメントと思い、ついつい正方形を狙ってしまう。
モニュメントでもらう1点は必要なわけで。
タイルの引き運も相まって、どんどんモニュメントを建てる。
無駄なく、それでいて周りを同じ色のタイルでつなげていって、出来るだけ平等に得点が入るように。

とはいえ、中盤以降タイルの色が偏ってくると、これで何か出来ないかと考え出す。
そんな時、トド吉が文明の建物に手を出す。
今ひとつ効果を実感出来なかったので、へー程度w
ところが、これが地味にきいてくるのです。

赤と青のモニュメントを完成させて満足させていたら、次にトド吉は脅威タイルを置く。
そういえば、そんなのあった!w
終わってみれば、文明の建物と脅威タイルの差で負けてしまったという。

遊んでみて思ったのは、2人なら標準ルールの方が楽しいなって。
得点源が増えることで2人の方針が分散してしまい、ボード上でもやり合わなくなるというか。
全部取れるということはないので、必然的に違う得点源を選んでしまうからかも?
でも持っているタイル枚数で、勝てない紛争は出来ないわけで。
好みだと思うけれど、2人なら標準ルールの方が熱い戦いになって楽しいと感じました。
4人なら上級のほうがいいのかな?
上級4人プレイとかやって、比べてみたいなぁ。