・古代の建築士たち
 The Builders: Antiquity(Bombyx:2015)


古代の建築士たち

建築士となり、建物を建てて勝利点を獲得していくゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

このゲームは「中世の建築士たち」のテーマ替え的な位置付けなのかな?
基本的なルールは同じで、手番がきたら3アクション実行します。
場には、建築出来る建物と労働者、他に奴隷と大学の4種類が並んでいます。
出来るアクションは5種類。
建築を始める、労働者の雇用、投資、労働者の派遣、セステルスの獲得です。
労働者は雇う時にはお金がかかりませんが、その後建築現場へ派遣するたびにコストがかかります。
その点、奴隷は入手する時にお金がかかりますが、派遣の時にはコストがありません。
持っていれば勝利点がマイナスになりますが、1アクションで解放することが出来て、その後は労働者と同じ扱いになります。
大学は、コストを払って労働者に勉強させることで、ステータスがUPする仕組み。
途中借金が出来ますが、返済は+5金になります。
これを繰り返し、誰かが17点達成したら、そのラウンドを最後までやり終了。
最終得点計算をして、最も高かった人が勝者になります。

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「あれ?奴隷って前のにあった?」
「なかったかも?」
「その透明カードは何なの?」
「これはカードの上にのせるように出来てる教育受けましたカード」
「借金も出来るのかー。前のはどうだったか忘れたけどw」

だいたいのルールはまだ覚えていたので、奴隷や教育についての説明を受けて、早速ゲームスタート。
まずは道具を集めなければ。
目先のお金より、後の楽さ。
つまりお金節約作戦。
道具をどんどん手に入れていれて、後が楽になればいいのです。
逆にトド吉は、最初から建てられるものを選び、かなりの差がひらいてしまったという。
それでも焦ってはいけないので、ぼちぼちと。

建物を完成させないということは、入金がない。
労働者を雇うのに少ないお金は使ってしまっている。
こんな時は「パス!」
残りアクションポイントに合わせて、お金を入手。
私は道具に走ったけれど、トド吉は教育して透明カードを使う作戦。
おかげでトド吉は割と裕福。

そして、道具がそろったので、あとはどんどん建てるだけ。
労働者もお高いのが並んでいて、簡単には手をだせなかったのです。
すかさず場から、得点とお金が多い建物を入手。
けれど、これで1アクション使うとなると勿体ないw

そして終わりは突然に。
終わってみれば、何と1点差で敗北。
あと5金あったら、もう1人をちゃんと雇えたはずだったのに・・・!
建築物件を含めて、最後は手番順が重要でした。

前作と同じで、若干のソロプレイ感は仕方ないのかな。
でもプレイ時間短めなのに、リソース配分を考えながら手持ちのお金とコストを調整したり、その上で建築していくという実は要素多め。
それをカードゲームで手軽に楽しめる点では、かなり良い感じではないかな?と思います。