・ケンブルカスケード
 The Battle at Kemble's Cascade(Z-Man Games:2014)


ケンブルカスケード

戦闘機を操って宇宙を駆け、異性生物やボスを倒し、栄誉を手に入れていくゲームです。
おのさん・トド吉・私の3人でプレイ。

詳しくは→ ホビージャパンゲームブログ 逃げる敵 逃がすなよ 連射して倒せ『ケンブルカスケード』

「幻」の縦スクロールシューティングゲームをボードゲーム化ということで、宇宙空間はちゃんとスクロールしていきます。
ゲームはラウンド制で、まずはセンサーカードの数値でプレイ順を決めます。
手番になったら、移動して射撃をするバトルか、休憩してリチャージするパワーダウンを選択して実行します。
射撃できるのは異性生物だけでなく、他のプレイヤーも可。
ワープゲートを使ったりしつつ、どんどん先へ進んでいきます。
持っているミッションカードを達成することでも栄誉が手に入り、敵も種類によって栄誉が手に入ります。
終了条件は2つ。
最後の列が取り除かれて、プレイヤーすべてが強制スクロールされてしまうか、ボスのすべての栄誉が無くなった時。
最も栄誉の高いプレイヤーが勝者となります。

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シューティングといえば、私が思い浮かべられるのはグラディウス程度。
しかも、今回トド吉がセットアップからゲーム中のスクロールまでやってくれたので、私といえば、ひたすら敵や他プレイヤーを攻撃したり逃げたりしてただけw

「これあれでしょ。ここにいればいいんでしょ?」
「うんまぁ、そうだけど・・・これは違うと思うよ」
「ふーん」

熱く燃えているおのさんとトド吉に、やや冷たい視線を向けながらw
持っているミッションカードがいまひとつ。
他のプレイヤーを攻撃するものだったので、背後から狙おうと思ったのに、なぜか先頭を走ることに。
スタートしてすぐは団子状態。

「そこどいて!」
「ちょっとどいてよ!」
「よし!攻撃しちゃおう」

しかも後ろから攻撃されてるしw

「ちょっ!ひどい坊主だよ!」
「うわー!」

すごく楽しそうなおのさん。
他プレイヤーに攻撃するなんてミッションは捨てて、こうなればどんどん進んでやる!と前進。
でもまぁ、ちゃんと周囲の敵に気をつけておかないと、手番終わりの時に反撃されるんですがw
それが結構痛くて、どこかでひっそり休憩しないともたない。

宇宙船強化も大切で、それにはコストが必要で。
どれがいいのか良く考えながら・・・と思ったら、強化するだけで栄誉がもらえるミッション。
そういう楽なのがいい。

トド吉も上手く立ち回り、逆に先頭を走る私だけ離れて、後ろ2人で泥沼な足の引っ張り合いをはじめています。
それを見ているのが楽しいw
そして、倒しきれない敵が多くなってきて、身動きが取れなくなってくる。
そんな時トド吉が使った必殺技。

自爆

「何それ、メガンテ?」
「いやー助かりますね」

感動も何もないw
使うタイミングを待っていたらしいけれど、全滅的方向へ向かっていたし使ったらしい。
おかげで進路を取りやすくなり、またしても泥沼の妨害戦。

そして、ボス出現。
が、大きすぎて先端だけ。

「でかっ!」
「うわボスきも!」

その頃には全員が考えていた。
限られた栄誉をいかにして自分が獲得するか。
前に行き過ぎていた私は、否応なしにボス戦突入。
というのも、何とかしないと射撃されてやられてしまう。
移動歩数と射撃と、そして進路が空いているのか考えつつ。
一番夢中になれた瞬間。

でもあと一歩のところで、おいしい部分を横取りされ、見ているだけという。
あのボスのあれが欲しかったのに!

ということで、無事にボスを倒してゲーム終了。
勝ったのは、最後尾を飛んで邪魔してはスクリーンアウトするし、おこぼれもらってウマウマしていたおのさんでした。
何というしたたかさ!

最初はいまひとつ盛り上がれなかったけれど、遊んでいるうちに夢中になっていました。
こういうのが好きな人にはたまらないと思うし、「男の子のゲーム」だなって素直に思います。