・おきらく旅行会社
 Easy Breezy Travel Agency(Dice Hate Me:2014)


おきらく旅行会社

お客さんに旅行をマッチングさせ、手数料を稼ぐカードゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

場に並ぶのは、金額が描かれたカード。
これが手にする手数料の金額です。
旅行の行き先は4ヶ所で、ニューヨーク、マイアミ、シカゴ、ニューオリンズ。
手番がきたら、旅客を募集する・旅行を手配する・再編成のどれか1つを実行します。
旅客を募集するのは、並ぶ旅客カードを自分の手札もしくは待機エリアに加えます。
旅行を手配するのは、運賃表に描かれた都市と合う旅客カードを指定の枚数だけ捨て札にします。
目的地カードがある列の金額を旅客カードの枚数分、獲得します。
再編成は、自分の手札から待機エリアにカードを出して、手札が最大4枚になるように手札に加えることが出来ます。
この時、他プレイヤーの待機エリアのカードと交換が出来ます。
これを繰り返し、目的地カードが補充出来なかったら、他プレイヤーが1手番やりゲーム終了。
ボーナスを加えて、もっともお金を獲得したプレイヤーが勝者となります。

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最初の手札が、なんと格安航空券ばかりで使ってもお金にならない旅客。
席は埋めることが出来るので、足りない頭数にはなるけれど・・・
でも最初から待機エリアに置いても取られるしなぁ。

そんな私と正反対に、トド吉はどんどん旅客を取っては待機エリアに。
2枚まで取れるけれど、1枚取ったらすぐ補充。
補充した旅客カードの一番上のラインで、その色の目的地が値上がり。
ただ、手札の上限が4枚なので、値上がりする前に旅客カードを出してしまうので、得られる収入が少なめ。
トド吉とかぶっても仕方ないので、出来るだけ違う行き先を狙って。

見ているとニューヨークがやや値上がり。
トド吉の待機エリアには、ニューヨークが並んでいる。
うん、これはチャンス!

「再編成!」

手札から1枚ずつになっていたマイアミとニューオリンズを待機エリアに加え、その2枚をトド吉のニューヨークと交換して、ニューヨークを手札に戻す。
その瞬間、衝撃の表情を浮かべつつ、ルールブックを確認するトド吉。

「え?だってこういうことでしょ?書いてあるよ?」
「・・・うん。そう (´・ω・`) 」

次の手番で、堂々とニューヨーク行きの旅客を出して収入。
でもこれ、あまりに慌てすぎると、ゲーム終了が近づくだけで稼ぎにはならない。
待機エリアに並べ放題だったトド吉が、ようやく重い腰を上げ始める。
見れば、お互い知らん顔してたニューオリンズが最高値。
こういう時に限って、旅客の列に並ばない。
並んだとしても、トド吉の手番の時ばかり。
仕方ないので諦めたけれど、旅客1人$4は大きい。

体感プレイ時間としては10分程度(実際はもう少しかかります)で、あっという間に最終手番。
さっき再編成しておいた旅客カードを使って、ニューヨークへの旅行を手配し、補充出来ないところで終了。
それでも、最後までトド吉ががんばっていたマイアミ行きは達成出来ていました。
最後に乗り物のボーナスと最大都市枚数ボーナスを加算し、トド吉の勝利。
やはり量より質でした。

最初は、淡々と旅客カードを出して達成させていけば良いのかと思っていたら、途中からそうではないことに気付く。
どの程度まで行き先が値上がりするのか、見極め重要。
特に、カードを確保したくて待機エリアに並べてしまうと、奪われても仕方ないくらいの気持ちでいないと。
タイミングがとても重要だけど、短時間で遊べて楽しかったです。

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