・パイ工場
 Pie Factory(Dice Hate Me:2014)


パイ工場

パイをつくって得点を獲得していくカードゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

プレイヤーは生地を土台として、具をのせたりしながらパイを完成させていきます。
一度に作れるパイは3枚。
場には素材列としてカードが並び、山札に近いほどカードを獲得するにはコストがかかります。
一番遠い場所のカードは無料です。
手番がきたら、出来ることは素材列からカードを取る・手札からカードをプレイする・パイを箱詰めする・素材カード山から引くのどれか1つを実行します。
全員がアクションを実行したら、次ラウンドのプレイ順がカードに書かれた時間で決まります。
そして、プレイしたカードを配置もしくは手札に入れ、素材列にカードを補充したらラウンド終了。
これを繰り返し、山札が1回尽きたところで1日が終了。
つくりかけのパイが古くなり、任意の1個を捨てたら次の日へ。
2回目の山札が尽きたところでゲーム終了。
出来上がったパイとボーナス点を加算し、得点の一番高い人が勝者となります。

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手札を見ると、土台に使える生地がない。
運が良いことに、素材列の無料場所にパイ生地が。

「冷凍かな・・・生地」
「え?なにが?」
「いや、なんでもない」

くだらない会話をしつつ、早速生地カードを獲得。
トド吉は手札から生地を出したところで、お互いの時間比べ。
次の先手番はトド吉に決まったところで、早速生地を自分の前に並べる。
これで、あとは得点の高い具で組み合わせさえ出来れば完成。
チョコレートかレモンか、上にはメレンゲか。

ところが、パイをつくっていて気付いたのが、カードに描かれたマーク。
ネクタイだったり電話だったり。
このマークがついているカードを得点に出来れば、ゲーム終了時のボーナス点が入るかも。
ところが、パイを完成させて得点に出来るのは、一番上のカードのみ。
すでに具をのせてしまったからには、ここで完成させるか、マークを気にせず上にのせてしまうか。
さらに具には、必要となる素材が決められているものもあり、そこを上手く入手出来るとは限らない。
軽めのゲームかと思ったら、組み合わせがとても重要だったという。

せっかくフルーツが具としてあるのだから、素材列からパイの上生地をのせたくなる。
しかも6点。
これは狙わずには・・・と思ったら、先手番のトド吉が取っていく。
しかも!
使うのかと思ったら、裏返しにしてただのパイ生地に。
なんてもったいないことしてるの・・・

あっという間に1日目が終わり、山札の残数を気にしていたので腐ったパイはなし。
続いてすぐに2日目。
減ってしまった手札だと選びようがなく、場に並ぶ素材列から使うことに。
ところが具ばかりで生地がない。
こうなったら・・・と、素材山札からカードを引いてみる。
が、具。
負けてなるものかと引き続けたら、ようやく生地を引き当てる。
山札からカードを引くのは、手札に直接入れられるので良い半面、次の手番でしか出せないので一手遅れてしまうのが困ったところ。

そして、あっという間に2日目が終わりゲーム終了。
パイとしてはトド吉のほうが高価だったけれど、3種類のマークですべて最多。
結果、そのボーナス得点で私が勝ちましたw

ここのボードゲームは割と好みだったりしますが、このカードゲームに関しては少しあっさりめかな。
手頃な値段と、多人数でわいわい遊べるゲームとしてなら普通に楽しい。
2人だと流れ作業的に感じるのと、カードを取る・完成させるタイミングが重要です。
気にするのは、各種マークの最多と相手のパイでした。
こういった軽い感じのカードゲームは多いので、見た目と好みで選べばいいんじゃないかなーと思います。

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