・切り裂きジャックはどこ?
 Wo ist Jack the Ripper(Krimsus:2003)


切り裂きジャックはどこ?

報道記者として切り裂きジャックの記事に合う取材カードを集め、得点になる記事を手に入れていくカードゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

目的となる記事は常に2枚見えています。
プレイヤーは記事に必要な取材カードを自分の前に出して、記事を手に入れていきます。
手番がきたら、取材行動2回と行動1回を実行します。
取材行動は、取材カードを山札から1枚引く、取材カード1枚を自分の前に公開する、記事を出版するの3つ。
行動はカードを使うか、カードを山から引くかのどちらかです。
手札の上限は6枚、行動カードの上限は2枚です。
すべての記事が出版されたらゲーム終了。
記事カードには得点が書かれていて、ゲーム終了時、この合計点が一番高い人が勝者になります。

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並んでいる記を眺めながら、自分の手札と相談。
記事に必要なアイテムは3種類。
目撃者・証拠・調査で、記事によって必要な数値が違います。
見れば証拠が足りない。
とりあえず山から引いてみるも引けない。
上限があっても引けることは引いて、こえた分を捨てればいいので、最初はカード引き合戦になりがちだけど、捨てるくらいなら出してしまう。
記事は2枚並んでいても、先頭からしか記事に出来ないので、本当の意味で早い者勝ち。
どう考えても足りないし、先にとられちゃうなと思ったら、行動で証拠を奪うw
行動カードがかなり良くて、むしろ行動カードがないとつまらなくなりそう。
山札から3枚を見て好きな1枚がもらえたり、相手の手札から奪ったり。
特ダネのためなら、他の記者を出し抜かなければ。

高得点の記事を早々に取り、1点の記事はゆっくり。
公開した取材カードを奪われても、手札に残っているので焦らず。
お互い証拠を引けなくて、ひたすらカードを引くだけになったりしたけれど、引き出すと同じ証拠ばかり引いてしまったり。
今度は目撃者が足りなくなったり。
口では適当なことを言いながら、記事の奪い合いは続きます。

そして、それまでに手に入れた記事の得点とトド吉の記事、そして最後の2枚を比べる。
1点の記事が取れれば勝利が確実なので、そこだけ狙い撃ち。
あっという間にゲームは終わり、僅差で私の勝利。

遊んでる間は、そこまで必死にならずに緩く遊べたのが逆に良かったというか。
2人だから点差が開きにくいのは仕方ないかな。
推理ゲームではなく一面記事の奪い合いというテーマだけど、アイテムの集め方と出すタイミングがすべてかな。
テーマこそ違えど、同じような感じのゲームは多いし、今は他に面白いのがあるので、どうしても物足りなさを感じます。