・マタンガ!
 Matanga!(Jugando Ando:2009)


マタンガ!

1から60までの数字が書かれた紙に、降順でチェックしていくゲームです。
おのさん・トド吉・私の3人でプレイ。

プレイヤーは各自ランダムで数字が書かれている紙を持ちます。
スタートプレイヤーがペンを持ち、その次のプレイヤーがダイスを持ちます。
スタートと同時に、ペンを持っている人は自分の紙の中から、昇順で数字をチェックしていきます。
チェックする時は、その数字を宣言しながら。
その間ダイスを持ったプレイヤーはひたすらダイスを振り、ペンの目が出たら「マタンガ!」と宣言し、ペンを奪います。
今度はペンを奪ったプレイヤーが、自分の紙にチェックをはじめます。
その次のプレイヤーがダイスを振り、と繰り返していき、1から60まですべてチェック出来たプレイヤーが勝者となります。
とても簡単なルールだったので、早速スタート。

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トド吉がペンを握り、私がダイスを持つ。
いざスタート!

(ダイスをひたすら振りなおす・・・)

「マタンガ!」
と同時にトド吉からペンを奪いとって、最初の数字に丸をつけようとした瞬間、

「マタンガ!」
「ちょっwwww」

なんと、おのさんにペンを奪われる!
3人なので、あっという間にダイスが回ってきて、ひたすら振り続けては「マタンガ!」。
チェック出来る数字は、良くて2個。
これ終わるの!?と思いながらも、ひたすらダイスを振るかマタンガと叫ぶの繰り返し。
ひどい時は1個も丸をつけずに、奪い取られていくペン。

「なんだこれー!まったくチェックつけられない!」
「やっと数字みつけたのにー!」

数字がランダムなので、自分の番になるまでに探せばいいと思っていたら、ものすごい勢いで回ってくるので、ゆっくりチェックもしていられない。

体力的にも疲れが見えてきた頃、おのさんのダイスがふるわなくて、今がチャンス!とばかりに、必死でペンを動かす。
「5、4、3どこだ・・・?」
「あー終わっちゃう!おのさん早く!早く!」
「ちょっ、ちょっとまって。あと少し」
「1!終わったー!」

どっと疲れが出てきたのと、笑いが止まらない。
私の勝利で終了となりましたが、さすがにもう1戦やる体力はありませんでした。
数字を宣言しながらチェックしてるのを聞いているだけで、自分の進み具合と比べて焦ります。
焦れば焦るほど見つけられないわけで。

メキシコみやげでもらったこのゲーム。
すべてがスペイン語仕様でどうしようかと思ったら、おのさんが無言で翻訳をはじめたという。
おかげで遊べましたが、あまりにもばからしくて楽しくて、とにかく笑いが絶えませんでした。
いやーこれいいね。
こういうのを遊んでるメキシコ人って、かなり陽気なのかな?と思わせてくれます。
でも5人以上だと、暇な人が出てきそう。
3人だと、とにかく一瞬で「マタンガ!」とペンを奪われるので、ゆっくり呼吸する間もないというか。
日本語版が出るとか出ないとか聞いたので、ぜひ付属の怪しい鉛筆をまともなものにしてくださいw
ちなみに、この日は降順で遊びましたが、正確には昇順らしいです。
次は昇順で遊んで比べてみようと思いました。
ちなみに箱の中に入ってるのは、分厚くて全部数字の書かれ方が違う専用用紙に、ひょろひょろしてる鉛筆とダイスのみでしたw