・ヌーラン
 nullern(Drei Hasen:2013)


ヌーラン

自分が何トリック取れるのか予想して、当てることで得点を獲得するカードゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

所謂トリックテイクですが、最初の1枚が切り札だった時だけ同じ色を出さなければいけないだけで、あとは同じ色を出す必要はありません。
毎ラウンド、手札を見ながら、自分が何トリック(何回)カードを取れるか予想します。
見事当たれば10点と取ったトリック数が点数に。
0で予想して当てた場合は、20点がもらえます。
ただし、予想をはずした場合は、取ったトリック数とバッタを受け取ります。
このバッタ、最終的に1つ−5点なので要注意。

最初の手札は1枚。
次のラウンドは2枚、その次は3枚と増えていき、手札が10枚で折り返し。
その後は9枚、8枚と減ってきます。
そして手札1枚のラウンドが終わると最終ラウンド。
配られた1枚のカードを見ないで、何トリック取れるか予想します。
1枚しかないけれど、カードを見れないので、ここはほぼ勘が頼りです。
そしてゲーム終了。
それまでに獲得している得点とバッタを計算し、一番得点の高い人が勝者になります。
2人で楽しめるトリックテイクはそんなにないので、期待半分でプレイ開始。

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まずは1枚の手札。
カードを見れば、切り札ではないけれど数字は高い方。
カードは1から20までの数字に、4色の色があります。
取れるような気がしないし、トド吉が1を宣言しているので、ここは0宣言。
見事当てて、トリックを取って予想を当てたトド吉より、高い得点の20点を獲得。

次は手札が2枚で、切り札の色も変わります。
1トリックくらい取れるだろうと宣言してみたら、トド吉は0宣言。
これはまずい・・・と思っていたら、まんまと2トリック取ってしまい、2点とバッタ。
トド吉は20点。
と、調子が出なかったのは4ラウンド目まで。
5ラウンド目になると、手札が5枚になったこともあり、かなり自由度が上がります。
切り札で始まらなければ、フォローする必要がないので、本当に自由です。
むしろ、最初に切り札を使ってしまって、中盤はトド吉にリードプレイヤーを渡しておいて、最後刈り取るとか。

手札の枚数が増えれば、取ったトリックあたりの得点も多くなり、さらに予想を当てれば10点。
0の20点がかなりおいしいかと思ったけれど、普通にトリック取って16点なら満足ライン。
逆にトド吉は見事に予想をはずし、毎ラウンド、バッタが書かれている状況w
しかもバッタだから、取った得点が2点や3点で、もう悲鳴の連続。

「あぁ!2点だめ!バッタついてるのに2点はだめだー」

それをにやにや見ている私w
ところが、再び手札が減ってくると思うようにいかない。
私もバッタをもらうようになり、かなり厳しい展開。
最終ラウンド手前、手札1枚を予想0で当てて何とか20点。
配られた手札を見ないで予想する最終ラウンドは、0で予想したら見事当てて20点!
もう最後は運のみw
それまでに使ったカードをある程度覚えておけば、何となくな感じではわかるけれど、そもそもカウンティングは無理なので、本当に運。
最後までトド吉の悲鳴を聞きながら終わってみると、おおよそダブルスコアで私の勝利。

予想して当てるというトリックテイクだと、ヨーホーホー!(スカルキング)がかなり面白かったので、どうなることかと思っていました。
でも遊んでみると、予想に反して面白いというか楽しい。
どんなカードを相手が持ってるかは、何となくしかわからなかったり、山札の切り替えでまったくわからなかったけれど、そこを切り札の枚数でどうするか悩んだり。
好みの問題はあるし、2人だったからというのが大きいけれど、かなり楽しめました。
でもこれ、プレイ人数が増えると、その分時間がかかって苦痛かも・・・
4人とかで遊ぶ気が起きないので、2人プレイで終わりにしておこうと思いました。

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