・フォッペン
 Foppen(2F:1995)


フォッペン

トリックテイクなのに、手札を早くなくした人が勝つカードゲームです。
いたるさん・トド吉・侍・私の4人でプレイ。

カードは配りきりで各プレイヤーに配ります。
この手札を誰よりも早くなくすのが目的。
ただし、リードの人が出したカードと同じ色を出していくマストフォロー。
全員が出した時点で一番小さい数字のカードを出していた人が「ばか」になり、次のラウンドはゲームから抜けます。
抜けると手札からカードを出せないので、カードを減らせなくなるのです。
これを繰り返していき、誰かが手札をなくしたら終了。
手札が残ってしまった人は、残ったカードに書かれている数字がマイナス点。
手札をなくした人はプラス点がもらえます。
これを何回かやり、最終的に一番得点の高かった人が勝者になります。
とても手軽。
早速カードを配り、ゲーム開始。

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手札を見ながら、各色の最高値をチェック。
小さい数字はどこかでうまく避けるとして・・・高い数字で刈り取ってしまおう作戦。
みんな考えることは同じ。
出されたカードで唸りながら出していく。
ばかマーカーを引き取らなければいいわけで。
そして終了。
栄えある「ばか」は「ばっかでーす!」と言いながら、緑のマーカーを受け取っていくw

「んじゃ、これ!」
「じゃ、これ」
「・・・ないです」
「これでかわす!」

ばかになってた確率が高かったのが侍。
1回休んでは復活して、またばかになって休み。
これでは手札が減らない。
とはいえ、誰かが手札をなくしたら終わるので油断は出来ない。
一度くらい引き取っても、残ったカードの数字が小さければいける。
とにかくプレイ中「ばっかでーす!」が響き渡って、ゲームは真剣なのについつい笑いが出てしまいます。
1は数字としては小さいけれど、ワイルドカードなのでどの色にも対応。
持っていてもがっかりすることなく、誰かがフォローできなかった時に出番がくるのです。
ゲームが終わってみれば、勝ったのはいたるさん。

最初は手札が多いので、どれから出そうか迷うけれど、結局はマストフォローなので選択肢は少なく。
小さい数字で負けたくないので、自分がリードの時にどれだけ刈り取れるかにかかっているわけで。
うまくすれば一度もばかにならなくてすむし、ばかになってばかりだと手札が残る上に、大きい数字を出すチャンスを失ってることもあるわけで。
トリックを取っても役に立たないという点と手札をなくした人が勝つというのが、普通のトリックテイクと違って面白かったです。
もっとも一番面白かったのは、誰かが「ばっかでーす!」と言いながらマーカーを取っていく時でしたがw