・8分間帝国(八分帝国)
 Eight-Minute Empire(Red Raven Games:2013)


8分間帝国

短時間で終わる、カードを使う陣取りゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

小さなボードには地図。
手番がきたら、カードを1枚選んで取得し、そこに描かれているキューブの移動などをするだけ。
規定枚数のカードを取得したらゲーム終了です。
得点は支配している地域と大きく囲われた大陸の支配、取得したカードに描かれている資源から入り、得点の高い人が勝者になります。
とても手軽。
2人プレイだと、カードの取得は13枚。
ゲーム中使うお金を受け取ったらゲームスタート。

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まずはスタートプレイヤー決めの競り。
所持金のうち、最大8金までは好きに握ってきめます。
が、どの程度お金をつかっていいのかわからず、2人とも0金w
仕方ないのでじゃんけんで決めました(本来、同じ金額がいたら若い人がスタートプレイヤーです)。
先手番はトド吉。
並んだカードは一番端にあるものは無料だけれど、山札に近づくほど1金、2金、3金を払わなければいけないのです。
それを考えたら、お金を温存して無料のカードを取るわけで。
「よし。ニンジンを集めてみよう」
カードに描かれた資源は、同じカードを集めれば集めるほど得点になります。
カードの3/4くらいはそのイラスト。
そして一番下に出来るキューブアクションが描かれています。
「じゃ私は鉄かな・・・」
お互い同じものを揃えても仕方がないのと、スタート位置にあるキューブを移動したかったので。

トド吉はニンジン、私は鉄とお互い違うものを集めながら、どんどんキューブを散らしていきます。
そこで気付く。
新しくボードにキューブを配置出来るカードが出てこない。
海上移動出来るカードが出てきたので、隣りの大陸へ移動させ、そこで都市建設。
都市が出来れば、今までスタート位置からしか新しいキューブを出せなかったけれど、違う大陸に出すことが出来ます。
これで広げて行く!と思っていたけれど、気付けばすでにカードを10枚も所有しているのです。
あと3枚しか取れない。むしろあと3枚でどうにか支配権を取れそうな土地を狙うしかない。
そんな時には温存していたお金。
手を出さなかった高いカードもばんばん取っていきます。
邪魔なのが中立。
2人だと中立を最初にばらまいてあるんですが、その1個のキューブのせいで支配権が取れない。
どうにかならないものかと悩みながらアクションをやっているうちに、ゲームが終わってしまいます。
はやっw

上手く大陸を広げることが出来たことで、私の勝利。
でも僅差。
早く終わったので、早速もう1戦。
さっきとはまったく違った展開で、とにかくカードの巡りが悪い。
今度は私がニンジンを集めてる間に、トド吉が色々な種類の資源を集めていきます。
海上輸送出来るカードが出てきても、移動させるキューブが準備できてなかったり、やはり中立が邪魔してくれるのです。
さっきお金を温存したから・・・と思い、序盤からどんどんお金を使って欲しいカードを狙う。
ところが、狙いすぎて終盤お金が尽きてしまうという状況が発生。
上手くいってたはずなのに、お金がなくてカードが買えないのでどうにもならない。
そんな私と違って、少しだけお金を温存していたトド吉がカードを買っていく。
リードしていると思ったけれど、終盤でどんどん差が広がってしまい敗北。

これは確かにいい。
8分では終わらないけれど(笑)、ちゃんとした陣取りゲームになってる。
こういったゲームはどうしても長時間ゲームが多い中、さくっと遊べてかなりいい感じ。
気付くとカードが規定枚数間近で、もう終わってしまう!と違う意味で焦ります。
キューブを移動させたいけれど、その資源は集めてないとか、相手に取らせたくないから高値でも我慢して取得するとか、色々な要素のいいとこ取り的ゲームで面白いです。