・パルミラ
 Palmyra(Irongames:2013)


パルミラ

ローマ帝国のために、領地を広げ税収を獲得するゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

自分の手番でやれることは、土地を広げる征服・税収を得る収入・自分のコマを動かせる再配置のうち1つ。
基本的にはお金を一番集めた人が勝つので、収入は欠かせない。
でも収入を得るためには、より高い税収狙いで土地を拡大していかなきゃいけない。
時には人が広げたタイルにつなげて収入を得るために、再配置してコマを移動させなきゃならない。
この3つを上手くまわしていくわけですが、実際は序盤はタイル貯めに必死。
ある程度タイルがつながって手元にも増えてきて選択肢が増えてくると、税収でこまめな収入。
タイルには大小があり、大タイル同士は隣接しても、小タイル同士は絶対隣接しないルールになっています。
さらにタイル補充枚数や収入に大きく関わってくるのが、塔や湖(オアシス)などが描かれているタイル。
いかに上手くタイルを配置していくかが試されるのです。

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初期タイルの上にお互いのコマを2個ずつ置いて、タイルを持ったらゲームスタート。
ゲーム開始時に持っているタイルがうまくない。
その点トド吉は白い大地をさくさくと広げて、さらにタイルを多めに獲得していく。
私が引くタイルには何も描いてないものばかり。
でも大丈夫。
コマの再配置をすれば、トド吉がせっせと広げた土地で税収がもらえるはずw

そんなぬるいことを考えていたのに、実際は上手くいかない。
何も書いてない分、多くタイルを配置できるはずだけど、実際は土地が合わなくて置けない。
地味に少しずつ少しずつ手元のタイルを増やしていく。
とてもじゃないけど税収を得る余裕がない。
がっかりするほどトド吉が上手くやっているのを眺めてるだけ。
そのうち、そうじゃないよというアドバイスが出てくるほどの差。
「それこっちのほうがタイル多いよ」
「うーん。まぁそうなんだけど、これも使いたいんだよね」
「それだったらこっちかな」
勝者の余裕か!?と思うも、なんかすべてが上手く噛み合っていないというか。
ルール読んだ時にはもう少し派手な印象があったし、タイル配置なのでもっと楽しいかと思ったのに、実際は上手く噛み合わなくて悩む。
何ていうかアブストラクトっぽいタイル配置ゲーム。

ある程度土地全体が広がってきて、私でもそこそこの収入がもらえるようになってくると楽しさが増してくる。

「再編成する!」

コマを再配置して税収に備えていたら、トド吉も再編成してきて、隣りの塔が描かれているタイルにちゃっかり引越し。
コマがのっているタイルは隣接していても数えられない。
どう見ても所持金の差がすごいのにひどいわーw
まぁ彼にとってもおいしい場所なので仕方なし。
3つのアクションが上手く噛み合わないままゲームが進み、気付くとトド吉の手元には大量のお金が。
やっと何となくまわりはじめた頃には、ストックの残金がわずか。
というか、ストックに5のお金がない状態。全部トド吉の手元に・・・
悔しいのでもらえる税収をしっかり数え、残っているタイルを貢物にして、ストックの残金いただいてゲーム終了としました。

なんだろう。思っていたより難しい?
地味な積み重ねをしていくので、どちらかといえば我慢大会。
その我慢大会に耐えられなくて、ちょこちょこやっていると、気付けば身動きとれない状態に。
我慢難しい・・・w