・ミステリー・エクスプレス
 Mistery Express(Days of Wonder:2010)


ミステリー・エクスプレス

オリエント急行で発生した殺人事件を解決するゲームです。
ながみねさん・いたるさん・トド吉・私の4人でプレイ。

休暇でオリエント急行に乗り豪華な旅に出たと思ったら、列車内で殺人事件が発生。
容疑者たちを洗い出し、犯人・凶器・動機・犯行場所・犯行時間を調べていきます。
どうでもいいけど、犯行の手口って・・・w
列車はパリを出発しイスタンブールへ向かっています。
限られた時間内で列車の中を移動し、調査を進め、列車がイスタンブールへ到着した時、もっとも要素を多く当てた人が勝者となるのです。
自分のキャラクターが描かれている旅券入れを受け取り、メモの準備をしたらゲーム開始です。

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犯行に関するカードは全部で72枚。
このうち各要素(色が違う)から1枚ずつ、ゲーム開始時避けておきます。
他のカードはゲーム中ボード上やプレイヤー間を動いていくんですが、最初に避けたカードの中身を当てていくのです。
紛らわしいことに、すべてのカードは2枚ずつ。
どんな些細なことでも、誰のところにどのカードが動いたなど、事細かにメモを取るのがおすすめ(プレイ3回目の名探偵いたる談)。
まずは自分に配られたカードをチェック。
運がいいことに、動機「お金」が2枚とも私の手札に。
これでお金が動機じゃないことがはっきりしたので、こっそりにやりw

手番がきたら、列車内が描かれたボード上を移動してアクションを実行します。
指名した人から指示した色のカードを見せてもらったり、全員1枚ずつカードを回したり。
これである程度絞り込みをしていきます。
犯行時間は列車が決められた地域に到着すると発生します。
カードをひたすらめくっていき、それを見つめて1つの時間に対して4枚あるはずなので、3枚しかない時間を見つけるというもの。
正直どれも同じ時計に見えて、何がなんだかもう!
それでも3枚しかなかったような?と思われる時間2つに絞って、次の時計タイムを待ちます。

カードが2枚あるというのが、かなり混乱する理由。

(あれ?このカードさっきもみたけど・・・同じカードかな)

この適当推理がダメでしたw
まさか両隣りで1枚ずつ同じカードを持っているとは。
カードを見せてもらっても、すでに知っている内容しか見せてもらえないので、なかなか絞り込むことが出来ません。
しかも使ったカードは捨て手札として各プレイヤーの前に裏向きで置かれてしまうので、あの人は見たけど私は見てないが常に発生。
なんだか悶々としますw

車掌さんがいるところでアクションをやると、場に置かれているカードを交換することができ、新しい情報を入手することが出来るのです。
でも終盤になると、見られたカードを場に置かれてしまうので、せっかく交換したのに意味がないというか。

そんな中、さすが3回目の名探偵。
どうやらかなり絞り込めてるらしい。
私はといえば、トド吉が大量に持っている赤いカードの中身が知りたいけれど、渡されるのは常に同じカード。

「このカード見飽きた!」

ゲームの途中、列車がブダペストに到着すると電報を送ることが出来ます。
この時点で推理出来ていれば電報。
この電報、ゲーム終了時の同点決勝で使えるのです。
当たっていればw
そして電報を送ったらカードを1枚オープンで自分の前に置いておくんですが、喜んでみたものの、どれも見たことあるカードばかり。
うーん難しい。
元々推理ゲームは好きじゃないので、コツをつかむまでかなりかかってしまうのです。
その間にも他のみんなは容疑者関係を絞れてきたみたいで、余計に焦ってしまう。
メモが大切だといわれた意味がわかるのは、ゲーム後半でしたw
しかも2回目の時計タイムで、あたりをつけておいた時間2つともが4枚あったことが判明。
今になってどちらもはずれてるとわかっても、もうどの時間が正しいのか検証出来ない。
うーん困った・・・まぁ仕方なしw

コツを掴みそうになる頃、列車は終点イスタンブールへ到着。
そして正解発表。
というか、私が見事に当てたのは凶器だけでしたw
3回目の名探偵は、なんと時間をはずすというミス。
今回の推理ゲームを制したのは、新米探偵ながみねさんでした。
この時、名探偵の悲鳴が聞こえたような気がしました。
「時間はいらない要素だって!」

推理ゲームは多いけれど、難しすぎず簡単すぎずに程々な楽しさがありました。
カードをプレイヤー間で動かしたりと、がんばれば情報を拾えるのがわかっているからかも。
あとデイズオブワンダーなので、コマ等が凝っています。
てか、胸像にしか見えないプレイヤー用のコマ。
こんなに豪華じゃなくていいのにw