・マイス&ミスティクス<第11章>
 Mice and Mystics(Plaid Hat Games:2012)


マイス&ミスティクス

少しずつ進めてきたこのゲームもついに最終章。
今回もいたるさん・トド吉・私の3人で。
思えば長い旅だった。
もっとも拡張が出る(もう出たかな?)でしょうから、とりあえずの完結といったところ。
前章の流れで、そのままチーズを持っていざ最終決戦へ!

今回のシナリオでは、悪の親玉を倒して全員が城から退避するのが目的。
というより、メインであるボス戦が最初なので、あとは退避するだけなので簡単!

と思っていたのでした・・・

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今回は最終章なので全員出動です。
いたるさんがコリンとフィルチ、トド吉がネズとマギノス、私がリリーとチルダです。

マップのタイプは2通りあって、私たちはマギノスがいなかったので王様を救出させてないので4枚。
悪の親玉ヴァネストラを倒した後、王様を救出してから脱出です。

・・・大丈夫なのかな?

コリンはこの時のために取得していた剣を使います。
でもこれ諸刃の剣w
ヴァネストラは4枚いるので、すべてを倒さなければいけないのです。
4枚の中にはネズミが隣接していれば動かないとか、少しだけ弱くなっているところも。
部屋の隅へ押しやり、あとは近接攻撃が強いネズミの出番。
リリーはひたすら遠距離攻撃。
惜しむ必要がないのは最後の戦いだから。
チルダの回復は本当に役に立ちます。

そして、ものすごい連携プレイで、見事ヴァネストラを倒す。
読み上げられるシナリオ。
感動の一瞬です。
というのも、結局ヴァネストラは完全に死んでなくて、何度でも襲ってこようとしてるのを止めてくれたのは、コリンの母(幽霊)だったのです。
感動のシナリオを聞いたところでかなり満足してしまいましたが、この崩れていく城から退避するまでがゲーム。
悪の親玉倒したし余裕だね!
そんな空気が流れていました。

パイプの部屋へ入り、そのまま警備室へ。
一行はスムーズに王様救出へ向かいます。
無事に王の居室へ到着し、マギノスが王様をネズミにして抱えて脱出あるのみ。

最後は地下道から水路経由で脱出です。
いつもは1枚の遭遇カードも2枚公開なので、出てきたのはムカデとドブネズミ。
しかし今の我々には楽勝な敵だし、別に倒さなくてもいいのです。
これなら安心とコリンとチルダが水路の流れにのって下水道へ。
みんなも次々に水路へ飛び込みます。
11章脱出
コリンとチルダはそのまま颯爽と脱出してしまいました。
他のネズミたちも流れに任せて脱出しそう。
が、ここでまさかの事態が発生。
リリーだけは敵に捕まってしまいました。
そもそも弓使いは近距離の戦いでは割と不利。
そんな時頼りになる男ネズミ、ネズ。
必死にネズが倒しリリーを守ってくれます。

その頃、コリン王子は・・・笑いながら見てました。ひどい王子だw

敵の攻撃を何とかかわすも体力は残り1。
ここでリリーが死ぬとシナリオは失敗です。
しかもサージ発生で城爆発の炎が吹き出してきた。
が、これが良かった。
炎は全員に飛びます。もちろん敵の配下にも。
リリーは運良く回避。
ところが、配下たちは見事なまでに炎にやられ半分以下に。
逃げるなら今がチャンス!
ネズが先に流れにのり脱出。
リリーは最後に辛くも脱出。
無事全員脱出でクリア!

かなり感動的でした。

先に遊んだアンドールの伝説と比べてしまうと、まったくと言っていいほど違いました。
全員が思ったのは「アンドールの伝説はよく出来ている」ということ。
ぎりぎりでもクリア出来るようになっていて、1つずつのシナリオがかなりコンパクトになっているし、とてもスマートです。
このマイス&ミスティクスは、多少キャラの成長に依存することがあるけれど、あとはほぼすべてがダイス目次第なので、時には即死も。
だけど、ダイス目に翻弄されながら遊ぶのも楽しいものです。
1シナリオ1時間前後、場合によってはもっとかかります。
それでもちゃんとしたストーリーがあって、その通りに進んでも失敗とか、色々と楽しいプレイでした。
これは拡張が流通したら買うかなw
プレイ終わった後、1からシナリオを読み返すのも違う楽しさがありました。

そして、長いプレイに付き合ってくれたいたるさんに感謝を。
総じて主人公は役立たずですが、最後まで楽しいダメ王子を担当してくれました。
でも拡張を入手したらまた呼ぶから!


まさか日本語版が発売される日がこようとは・・・

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