地獄の釜

・地獄の釜
　Auf Teufel komm raus（Zoch:2013）

燃え盛る釜の中に手をいれて、バーストしないようにチップをめくっていくゲームです。
トド吉・COQさん・侍・私の４人でプレイ。

まずチップ。ポーカーのチップみたいにずっしりとくるあれ。
これだけでテンション上昇ｗ
このチップを使ってお金を増やしていきます。
何に賭けるか？というと、燃え盛る地獄の釜の中から、いくつぐらい石炭チップを取り出せるか。
まずは全員一斉に賭ける金額を手に握り、一斉にオープン。
賭けたお金を並べてみんなに見えるようにします。
この時点で誰が最高額を賭けているのかわかります。
最高額が成功すれば、賭けている人にボーナスが入ります。
重要なのは、ここで賭ける金額は自分が成功しなくても他の誰かが成功してくれれば成功なのです。
誰かが到達してくれればいい・・・はじめるまではそう思っていました。

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そして釜から石炭チップを取り出すフェイズに。
スタートプレイヤーから順番に石炭チップを取り出していきます。
石炭チップは裏面に数字もしくは悪魔が描かれていて、悪魔なら即手番終了。
さらに一番最下位もしくはボード外周の０〜５０にいる人に50金支払わなければいけないのです。
数字を引いたら連続で石炭チップを引くことが可能。
自分で止めるか悪魔で強制終了か。
自分だけならここで止められるけど、最高額狙うならもう少し引きたい・・・と、どこで止めるかの見極め大切。

「よし。これで120だから自分はクリアしたのでやめる！」
「えぇー！？」

そう。誰かが到達してくれればいいと思っていたら大間違い。
簡単には最高額ボーナスを受け取らせてもらえません。
悪魔を引いてしまったら、そこまでに引いたチップを裏返しにしてボード横にまとめておきます。
成功した人も決算が終わればボード横にまとめておきます。
次ラウンドの準備で、石炭チップが釜に入りきったら横にまとめておいた石炭チップが戻ってきますが、釜からはみ出してる間は引いてしまったチップは戻ってきません。

序盤から細かい賭けでちょこちょこ収入を得ていた私がダントツで進んでしまい、ここでいたずら心が芽を出してくるわけで。
得点というか所持金を示すボード外周は、ものすごく大雑把になっていて、所持金が301金から499金までは同じマス。
次のマスにいくには、ある程度稼がないと進めないのです。
そしてゴール目前になったので、ここは思い切って！と最高額狙いで賭けてみるも、最高額でもなく悪魔を引いて大失敗して所持金が凹む。
そして取り戻そうとまた同じことをやり・・・と３回やったらかなり脱落気味にｗ
その間、COQさんと侍がデットヒートを繰り返していましたが、最後に侍がかわして勝利。

単純にバーストするゲームは盛り上がるし楽しいｗ
チップを引く時のドキドキ感は何とも言えない面白さがあります。
そして、地道にやっていればいいのに、大きく賭けて失敗してしまうのも仕方なし。
６人まで遊べるので、人数は多いほど楽しいのかな？と。
今回は４人でしたが、６人でも遊んでみたいと思いました。