・ビバジャワ
 VivaJava - The Coffee Game(Dice Hate Me Games:2012)


ビバジャワ

コーヒーをブレンドしたり調査したりすることで得点を獲得していくゲームです。
トド吉・COQさん・侍・私の4人でプレイ。

世界地図になっているボードと得点ボードは共用。
その他にプレイヤーは各自調査シートを持っています。
毎ラウンド、世界地図ボードにブレンドが並ぶので、どれをブレンドまたは調査するかを選んでいきます。
ブレンドによって必要なコーヒー豆が違うので、どれをいくつくらい手に入れてるか把握しておくことが割と重要。
というのも、ブレンドする時は自分の巾着に手を入れて、ランダムでコーヒー豆を取り出すからです。
調査は出来ればやったほうがいいのは、得られる特典が大きかったりするから。
特に生育(GROW)は序盤で豆を多くもらえたので役に立ってくれました。

プレイ順は得点の低いプレイヤーからなので、ゲーム中ずっと私が1番手でしたw
まずは世界地図の中から行きたい地域に自分の調査員を置いていきます。
各地域にはトークンが置かれていて、調査員を置いたらすぐにアクションを実行します。
アクションは2種類あり色分けされていて、必ず実行しなければいけないものと任意でいいものがあります。
そして豆が置かれていれば豆を回収。
このプレイ順で、私とCOQさんは地域に1人だけになり、トド吉と侍がタッグを組む形に。
以降、その展開は中盤過ぎまでかわらなくて、まんま得点に反映されていきました。

次はブレンドor調査。
地域に1人しかいなければ自分のやりたいほうを選べばいいわけで。
2人以上いるとお互いの考えが違うと意見が分かれます。
もっとも調査員を置く時にある程度話し合っておけば?的なことがルールブックに記載されてました。
これによってトド吉と侍はブレンドで得点を獲得することに、私とCOQさんは調査を進めることに。
調査は自分の調査ボードのマーカーを動かせばいいのですぐ終わるんですが、ブレンドは違います。

まず、ブレンドといえばコーヒー豆をロースト。
ローストにはランキングがあり、より高いブレンドをつくりあげることで、いつまでも得点がもらえるという。
というのも、ブレンドを作成すると使った豆とつくった人のマーカーをタイルの上にのせて並べるんですが、この時がローストランキング順。
使った豆や数によってランキングが上下していきます。
ベストセラーリストと呼ばれるブレンドを並べる場所には得られる得点が描かれていて、最初は3点、2点、2点、1点、1点で最後は除去。
並べられるブレンドは数に限りがあり、あとからさらに高ランクのブレンドをつくられると得られる得点も下がるのです。
といっても、序盤は誰もつくってないから常に最高得点を得られるわけですがw

そして得点を獲得したら1ラウンドが終わります。
次のラウンドの準備として、出来上がって並んでるブレンドから豆を1つ除去します。
1つずつ除去した状態で新しいランキング順に並べなおしたら次ラウンド開始です。
これを繰り返していって3つの終了条件のどれかが達成されたらゲーム終了。
今回は最後の最後で劇的な展開になり、かなり熱くなりましたw

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序盤でトド吉と侍が作り上げたブレンドから得点を獲得しているのを黙って見ていたわけではありませんw
その間に調査を進めることで、豆獲得の時にもう1個獲得出来るようにしておきました。
そして、ひたすら同じ色の豆を収集。
最低でも同じ色の豆が4つあるブレンドにしないと、既に並んでるブレンドを追い越せないのです。
もっとも、おとなしく豆を集めたり調査をしていたCOQさんと私が同じタイミングでブレンド競争になったわけでw
ともかくトップを走る2人のブレンドを除去したい一心というか。
中盤頃、どうしてもトド吉を追い越せず1点後ろを走る侍が、地域選びでこっち側(ビリ2人のほうw)にやってくる。

「ちょっ。くんなよ!」
「きてもブレンドしない」
「な!」
「当たり前じゃん」

そんなやり取りがw
まぁ、見るも無残なほど点差が開いてしまっていたので仕方なし。
写真を見るとわかる通り、私なんてぶっちぎりのビリでしたwww
COQさんと侍でブレンドをつくりあげ、一時侍がトップにたつものの、私は黙々と1人で豆をためてはブレンド。
常に手番は1番なので気楽w
動きは終盤一気に。
COQさんと私でひたすらブレンドをつくり、あっという間にトップグループ2人に追いついていく。
トド吉から「ブレンド一緒につくりません?」とお誘いを受けても、まったくメリットを感じずに「ないね」と返答。
巾着の中には豆がいっぱいあるし、同じ得点がトド吉にも入るんだからそりゃやらないってw
もっともブレンドせずに巾着の中に豆をため込んだおかげで、場から特定の豆が消えるという展開。
あとは他の人に相乗りさせないようにしてブレンドをつくるだけ。
そういう時は引き運も良く、一番高価な豆で一番高いブレンドを作れたり、一気に追いついていきます。

そしてブレンドタイルが底をつき終了フラグ。
なんと最後の最後でCOQさんが侍と同点になり、コマの順番で上にいたCOQさんの逆転勝利。
これには侍以外、全員で拍手w
特に私はうれしかった。
だって本当に序盤は2人でビリ争いしてたから。
そしてちょっとすっきりした(ぉぃ
ビリだったけど点差は3点差まで追いついていたので、あと1ラウンドあったら私も・・・惜しいw

kickstarter発のゲームはあまり期待しないでプレイするんだけど、これは普通に面白かったです。
トップを爆走する人たちに加担することなく、あれほど差が開いていたのに最後は追いついたというのも面白かった一因かも。