・ガワール油田
 Ghawar: The world's biggest oil field(Mucke Spiele:2010)


ガワール油田
サウジアラビアの石油産出量を産出するため、4種類の石油を掘り得点を獲得していくゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

これを遊ぶ前に「黒き黄金」を遊んでいたので、コンポーネントの一緒さに笑いながらセットアップ。
使っているオイルリグなどは同じだけれど、ゲーム内容はまったく違いました。
ルールに疑問点があったので、とりあえず基本ルールで遊ぶことに。

ボードは砂丘になっていて、36個のプラットフォームがあります。
そこにスタート時ランダムで石油キューブを配置していきます。
この石油キューブを集めていくのが目的です。
得点ボードの外周に置かれた黒い列車は、砂丘においての石油の残量を示すので、掘ればその分減ってきて、砂丘にいくつ残っているのか一目でわかります。
といっても、度々動かすのを忘れてしまいましたがw
0からはプレイヤーの得点マーカーが進んでいきます。

各自持っているオイルリグをプラットフォームに置くのが最初の配置フェイズ。
ダイスを振って出た目の場所に置いていきます。
どっかで聞いたことあるようなルールw
それが終わればゲーム本番。
石油の採掘フェイズです。

ボードの辺が自分のキャンプに見立て、そこからトラックで砂丘に進入していきます。
ダイスを振って出た目の分アクションポイントになり、それを使ってトラックを進めていきます。
トラックがオイルリグの隣りにきたら、オイルリグを持ち上げてトラックの荷台に石油を積みこみます。
オイルリグは元に戻します。
実はこのゲーム、ちょっとだけ記憶要素がありました。
そもそもオイルリグがあるところしか採掘できない上に、採掘してしまえば空っぽ。
そんな時は、オイルリグを今ある列の縦か横ライン上の任意の場所に移動できます。
でも移動させたらそれで手番終わり。
しかも、空っぽだと思って持ち上げたら、まだ石油が入っていたりもしますw
トラックの荷台に積み込んだ石油は、ベースキャンプまで戻ることで手にすることができます。
1個ずつ採掘しては運んで、の繰り返し。
しかも進めるマスの数はダイス次第w

もう1つの要素は石油の種類。
4種類ある石油を全種類最低1個ずつ集めておかないと、最後にいきなり脱落しますw
各自持っている倉庫に並べていくんですが、同じ色を集めれば集めるほど得られる得点も高いのです。
そして、石油の採掘が済んだプラットホームを回収することができます。
回収には3アクションポイントかかりますが、回収が一番多かった人以外は、差分がマイナス点になるので要注意。
これを繰り返していくだけの手軽なゲーム。

序盤はとりあえずオイルリグを近いところから開けては石油運び。
そのうち、オイルリグの中が空っぽになる頃、自分が欲しい色の石油にオイルリグをかぶせる競争に。
急ぎたいけどトラックがまったく進まないという。
そのうち、プラットホームの回収をはじめるトド吉。
差分がマイナスになるとあっては、私も回収しないわけにはいかず、回収をはじめる。
でもどう考えても、石油を集めるほうが高得点だろうと思い、ある程度集めたところで石油採掘に戻ることに。
最後はボードの端にしかない数個の石油をトド吉が採掘していたので、その間にプラットホームの回収を。
おかげで差分が3ですみました。
終わってみれば、4種類の石油を平等にたくさん集めた私のぶっちぎり勝利。

「黒き黄金」をプレイした後だからか、どうしても物足りない感じになってしまいました。
その割には時間がかかるという。
つまらなくはないけど物足りない、拡張を入れて続けてもう1プレイとはいきませんでした。

そして、このゲームは「ナミビア」や「黒き黄金」と同じコンテストで、最終選考に残ったゲームだそうです。
他の優秀作品になったゲームを遊んだので、最終選考止まりに納得してしまいました。

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