・キャナレット
 Canaletto(Hans im Gluck:1995)


キャナレット
ヴェネツィアの宮殿に置かれた美術品を競りで手に入れ売却して、所持金を増やすゲームです。
かゆかゆさん・トド吉・私の3人でプレイ。

最初の所持金は30。
これを使って宮殿に置かれている美術品を競りで獲得していきます。
競られる美術品は宮殿によって数が違い、3個のところもあれば2個のところもあります。
スタートプレイヤーが最初の美術品に値付けをするところからスタート。
所持金は30ですが、足りなければ借金することも可能です。
でもゲーム終了時、倍の金額で返さなければいけないという。
つけた値段の分だけゴンドラを移動させます。
競りは上げ競りなので、次の人はより高い値段をつけるかパスするか。
高い値段をつけたら差額分、ゴンドラを移動させます。
この移動していくゴンドラが、次に競りが行われる宮殿になるのです。
これを美術品が残り2個になるまで繰り返していくだけの手軽な競りゲーム。
もっとも、美術品の売却方法が決まっているので、それを考えゴンドラの移動歩数も考えて、値付けをしていかなければいけないのです。
売却はその美術品がすべて競り落とされたら。
物によって同じ種類の美術品が2個から4個あるので、どのタイミングで売却になるか考えなければいけないという。

買うだけじゃあっという間に底をつく資金。
借金をするのだけはどうしてもいやw
こうなると、あまりに高値をつけるとお地蔵さんになってしまいます。

「じゃ5で」
「6」
「(ゴンドラがあそこへ移動するには・・・)じゃ、思い切って8とかつける」
「パス」
「パス」
「よし落札!これでこの美術品が3つ出たから売却!」

もちろん数があれば所持している人も違うのは当然。
どうせ売るなら出来るだけ他の人にお金をあげたくないw
しかも後半は宮殿に美術品が残っていないこともあり、どうしてもゴンドラを動かさなければいけない時は高値になりがち。
それでも序盤ほどのカツカツ感はないので、あとは売却して逃げ切れるかどうか。
2個は売られないで残るわけなので、どれを所持しておくか大切。
最後の最後で、ゴンドラを動かして売り切った分で逃げ切った私の勝利。

軽い競りゲームの割に、自分が値付けする段階でゴンドラがどこにいそうか、どこへ持っていくか、悩みどころはしっかりあります。
見た目が派手ではないので、そこだけは残念だけれど、渋いといえば渋いのかもw

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