・マスター・ビルダー
 Master Builder(Valley Games:2008)


マスタービルダー
プレイヤーは建築士。親方や見習いたちを雇い、建物を建築することで収入を獲得していくゲームです。
トド吉・COQさん・侍・私の4人でプレイ。

ゲームは労働者を雇うところからはじまります。
雇用が終われば、建築したい建物の契約書を手に入れます。
イベントが発生したら、手に入れた契約書の建物を建築し、労働者への賃金と完成した建物の収入を獲得したらラウンドが終わります。
見た目の割に手順はシンプル。
でも実際は、労働者の雇用で悩み、それを元にどの契約書を手に入れるか悩み、完成させるはずがイベントで台無しになって悲鳴をあげ、賃金が払えず借金することにw

まずは労働者を雇います。最初のラウンドは誰も労働者を雇ってないので解雇がありません。
2ラウンド目以降は、解雇と雇用ができます。
労働者は名匠から見習いまでの種類とアルファベットが割り振られています。
最初はとりあえず全部を1人ずつ雇ったほうがとおすすめされています。
この雇った職人たちが、次の契約でかなり重要になってくるからです。
そして契約書を競りで手に入れます。
契約書には建物の名称、番号、完成させた時に入る収入、入札の最低金額、そして一番重要な必要とする労働力が描かれています。
どの職人を何人必要とするのかが指定されているのです。
描かれているより上級の職人なら建築することができます。
なので、どの契約書を競り落として建築するから、どの程度労働力が必要かも見ておかないといけないのです。
ただし契約書の競りは持ち金のみで競るので、借金ができないので要注意。
そして、必死に割り振って雇った職人も、イベントでいきなり使えなくなる可能性もあります。
その時に「Hの職人は・・・」的な感じになってるので、みんな同じアルファベットだと何もできなくなることも。
労働力を手にし、契約書も無事に手に入れたら建築。
建築は部品ごとに労働力が描かれているので、もし労働者が足りなくても建築途中になり、収入が入ってこないだけなので安心(?)ですw

箱の蓋が持ち上がるほどのタイルの割に、覚えてしまえばさくさく。
労働者を雇うのに、他の人が解雇した職人を狙ったり、契約書で高い報酬がもらえる契約書に人気が集中したり。
せっかく手に入れたのに、イベントで職人が足りなくなって、結果借金することになったり。
黙々と遊ぶよりは悲鳴で騒ぎながらという感じでした。
どこまで契約書にお金を出すかというのもあり、契約書の競りが一番盛り上がったのは言うまでもなくw
ゲームは、着実に完成させていった私の勝利。
プレイ時間も約1時間ほどだし、完成した時の見た目は最高でした。

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